ニューブログ
みなさま、ご無沙汰しています。
ナツメは相変わらず気に入らないことがあるとピピをしつつ、でも元気にのんびりと暮らしています。最近は随分甘えん坊になったような。
私は相変わらず様々な仕事に手を染めつつ、パリ生活を楽しんでいます。そして、VOGUE NIPPONのブログは終わったけれど、ファッションをメインにした情報を書きたくなったので、新しいブログを始めることにしました。
Chat Bleu et Chat Noir 青猫と黒猫
別にこのブログで続けても良かったのだけれど、これは猫カテゴリーだし、何となく今までのプライベート中心のものとは分けた方がすっきりするかなと考えたのでした。
では、では。一応お知らせまで。今までどうもありがとうございました~。
ナツメは相変わらず気に入らないことがあるとピピをしつつ、でも元気にのんびりと暮らしています。最近は随分甘えん坊になったような。
私は相変わらず様々な仕事に手を染めつつ、パリ生活を楽しんでいます。そして、VOGUE NIPPONのブログは終わったけれど、ファッションをメインにした情報を書きたくなったので、新しいブログを始めることにしました。
Chat Bleu et Chat Noir 青猫と黒猫
別にこのブログで続けても良かったのだけれど、これは猫カテゴリーだし、何となく今までのプライベート中心のものとは分けた方がすっきりするかなと考えたのでした。
では、では。一応お知らせまで。今までどうもありがとうございました~。
う゛ぁかんす2008
今年は6月に夫とポルトガルのヴァカンスを堪能し、ヨーロッパの田舎を再発見しましたが、この夏も昨年滞在した南仏の友人宅に行ってきたので、ちょっとだけご報告を。(滞在した南仏の街イエールについては、昨年の4回のブログをご参照下さいね。)
そうです、これが昨夏このブログで故障中の写真をお届けした友人のモーターボート。今年はエンジンが新品に交換されていて、着水!のシーン。運転席以外に、5つシートがあるのが見えるでしょうか。コンパクトながら、中のスペースは乗ると意外とゆったり。
ヨーロッパ大陸を離れ、地中海に向かって進んでいるの図。もう陸地が遙か遠くなってますが、目指すは、すぐ向かいの沖に浮かぶイエール諸島のポルクロール島。所要時間はおよそ30分。
去年のブログで次回はヌーディスト島のレポートを!と書きましたが、そのルヴァン島はボートを泊める場所が無く、簡単に海水浴を楽しむには向かないそうで、やっぱり普通にエンジョイするのは難しいとのこと。残念!(本当は私は行ってみたかったのだけど・・・。)
ということで、これがイエール諸島最大の島、ポルクロール島(に近づきつつある図)。みんな思い思いに好きなところに停泊し、ボートの上でくつろいだり、泳いだり。海水の透明度はかなり高し。
ハーバーの近くのビーチは観光客もいっぱいですが、こうして好きなところにボートを泊められるのがボート・クルージングの醍醐味。浅瀬に泊めて陸に上がり、自然のままの美しい海岸でのピクニックは、簡単な食事でもとても贅沢な時間を楽しめます。
この日のメニューは、前日の夕食の残りのミンチ肉を小さく焼いたミニ・ハンバーグ、いろいろな野菜のサラダ、ハム、ピクルス類、バゲット。そして、もちろんワイン。大自然の中で飲むキリリと冷えたロゼ・ワインはまた格別で、どんどんボトルが空いてしまいます~。
この写真には、ボートのデッキで日光浴を楽しむ同行のE嬢のおみ足が写ってますが、私はもっぱら水中派。パリに戻ってからも、今のところ週2回のプール通いが続いています。
* * * * * * *
最近の近況報告は自分のサイトのトップページでしているので、このブログの更新はすっかり滞ってますが、それに更に追い打ちを掛ける、ファッション・ブログを8月初頭から始めました。モードにご興味がある方は、覗いてみて下さいネ。
そうです、これが昨夏このブログで故障中の写真をお届けした友人のモーターボート。今年はエンジンが新品に交換されていて、着水!のシーン。運転席以外に、5つシートがあるのが見えるでしょうか。コンパクトながら、中のスペースは乗ると意外とゆったり。
ヨーロッパ大陸を離れ、地中海に向かって進んでいるの図。もう陸地が遙か遠くなってますが、目指すは、すぐ向かいの沖に浮かぶイエール諸島のポルクロール島。所要時間はおよそ30分。
去年のブログで次回はヌーディスト島のレポートを!と書きましたが、そのルヴァン島はボートを泊める場所が無く、簡単に海水浴を楽しむには向かないそうで、やっぱり普通にエンジョイするのは難しいとのこと。残念!(本当は私は行ってみたかったのだけど・・・。)
ということで、これがイエール諸島最大の島、ポルクロール島(に近づきつつある図)。みんな思い思いに好きなところに停泊し、ボートの上でくつろいだり、泳いだり。海水の透明度はかなり高し。
ハーバーの近くのビーチは観光客もいっぱいですが、こうして好きなところにボートを泊められるのがボート・クルージングの醍醐味。浅瀬に泊めて陸に上がり、自然のままの美しい海岸でのピクニックは、簡単な食事でもとても贅沢な時間を楽しめます。
この日のメニューは、前日の夕食の残りのミンチ肉を小さく焼いたミニ・ハンバーグ、いろいろな野菜のサラダ、ハム、ピクルス類、バゲット。そして、もちろんワイン。大自然の中で飲むキリリと冷えたロゼ・ワインはまた格別で、どんどんボトルが空いてしまいます~。
この写真には、ボートのデッキで日光浴を楽しむ同行のE嬢のおみ足が写ってますが、私はもっぱら水中派。パリに戻ってからも、今のところ週2回のプール通いが続いています。
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最近の近況報告は自分のサイトのトップページでしているので、このブログの更新はすっかり滞ってますが、それに更に追い打ちを掛ける、ファッション・ブログを8月初頭から始めました。モードにご興味がある方は、覗いてみて下さいネ。
ビバ、ダイエット。
今年の2月から携わっていたプロジェクトが、やっと私の手を離れて次の段階に進んだ。まだ私の仕事も残っているし、その企画が形になるのは少し先なので、終わったわけではないけれど、肩の荷が下りて、なんだか久し振りの開放感を味わっている。
そんな仕事で頭がいっぱいだった間に、愛猫ナツメは3歳になった。昨年秋のワクチン接種のときに獣医さんに注意されて以来、ダイエットのためにLIGHTとかOBESITY(肥満)と書かれたエサしか与えていなかったのだが、何と最近その効果が現れていることを確認。
実はその秋の検診で、彼女の体重が6,8キロと2歳半のメス猫にしては多い上、毎年1キロずつ増えていることに気づいた獣医さんに、「1キロは人間で言えば10キロにあたるんですよ。増えすぎです!」と言われ、始めたダイエットだったのだが、久し振りに量ってみると、500グラムも減っていた。8ヶ月で5キロの減量ってことですな。
家で1日中仕事をしている日など、2時間くらいの頻度で「お腹が空いた~。」と鳴かれ、困って途方にくれることがよくあった。なにしろ1日にあげられる量が決まっているので、鳴かれてもその度にはあげられないワケだが、エサをもらえない不満をピピ(おしっこ)で発散しようとするので、私の方も辛かったのだ。
1日のエサの量は、普通その猫の体重に合わせるものだけど、減量のために少し軽い猫用の量に設定しているので、まず量が足りない。それにやっぱりダイエット用のエサは、普通のエサよりお腹持ちが悪いのかも。お腹が空くのに、エサがもらえない、不満~というワケだ。
それで相変わらず、壁やドア、カーテンにタンス、そして旅行カバンにいたるまで、部屋のあちこちにピピをされていたのだが、ようやくここ最近少し収まってきたような気がしないでもない。体重が少し減ったせいで、その量でも我慢し易くなったのかもしれない。
そんなに空腹と闘っていたのかと思うと、ちと可哀想だけど、彼女の健康のためにはもう少し体重が減った方が良さそうなので、一緒にダイエット頑張ろうぜい。って、私は口だけで全く何もやってないのだけど、気持ちは常にダイエット中(笑)。
* * * * * * *
ところで、このブログはもう半年以上も更新していなかったのに、かなりの頻度でアダルト系のコメントが付いてとても面倒だったので、コメントは私がチェックしてからでないとサイト上に反映されないという設定にしてあります。
もしコメントを付けてくださっても、今までのようにすぐに画面に出ませんが、エッチなもので無ければ、確認し次第アップします~。
セレブなバッグ
先週はLANVINの秋冬プレ・コレクションの展示会のお手伝いをしていた。毎シーズン、トロカデロの人類博物館内の広大なスペースに、バカラのシャンデリアを吊って開催されるこのサロンには、世界中のバイヤーが集まる。
今回もコルソ・コモのカルラ・ソッツァーニ女史、コレットのサラ嬢、ブラウンズのヤスミン嬢など、日本でも良く知られる有名バイヤー達が真剣に仕入れをする中、ひときわ強いオーラを放っていたのが、マックスフィールドのトミー・パース氏である。
ロスのマックスフィールドといえば、世界中のセレブを顧客に持つ高級セレクトショップで、まるで大御所ロッカーのような風貌のオーナーのトミー・パース氏は、ミック・ジャガーとも親しいらしい。
そんなトミー氏の持っていたバッグ、スカル柄のトート・タイプなのだが、あれ?どこかで見たような・・・と思ったら、実はランヴァンを日本に輸入している商社のS氏がその日持っていたバッグにそっくりなのである。
「そのバッグ、どこのか聞いて良いですか?」(S氏に)
「これ?、あ、僕も気がついてたんですけど、彼のと同じでしょ?」
「そっくりよネ。」
「実はさっき側を通った時に、ファスナーが開いていて、中が見えてたんですけど、中のタグも同じでしたよ。それに、このファスナーの引き手のところ、僕のも取れちゃったんですけど、彼のも取れたまんまだったので、絶対同じだと思います。」
「え~、そうなの?で、どこで買ったんですか?」
「実はドンキホーテで2千円しなかったんです。メイド・イン・チャイナって、書いてます(笑)。」
「え~っ、そうなんだ(笑)、じゃあ、トミーさんは日本に行った時に買ったのかしらね~。」
その後、展示会場の外の洗面所から戻る時に、ちょうどドアの前でトミー氏と鉢合わせ、ジェントルマンなトミー氏はドアを引いて、私をレディ・ファーストで会場に入れて下さいました。
「ありがとう。あの、実はあなたのバッグについて、お聞きしたいんですけれど。」
「あのスカルの?」
「ええ、あれは何処で買われたんですか?」
「ロスのマックスフィールドですよ。」
「じゃあ、あなたのお店で売られているんですか?」
「ええ、そうです。」
(話しながら歩くうちに、S氏のテーブルに近づいたので)
「実は、日本のスタッフがそっくりなバッグを持っているのですが。」(と、S氏のバッグを見せると・・・)
「そうだね。同じバッグだね。」
S氏に「マックスフィールドで売ってるそうですよん。」と報告すると、「やっぱり、同じだったでしょ?」と。「これから人に聞かれたら、ロスで買ったって言えますね~(笑)。」などと、盛り上がったのだが、このドンキで2000円しなかったというバッグが、マックスフィールドで一体いくらで売られていたのかが、気になるところである。
今回もコルソ・コモのカルラ・ソッツァーニ女史、コレットのサラ嬢、ブラウンズのヤスミン嬢など、日本でも良く知られる有名バイヤー達が真剣に仕入れをする中、ひときわ強いオーラを放っていたのが、マックスフィールドのトミー・パース氏である。
ロスのマックスフィールドといえば、世界中のセレブを顧客に持つ高級セレクトショップで、まるで大御所ロッカーのような風貌のオーナーのトミー・パース氏は、ミック・ジャガーとも親しいらしい。
そんなトミー氏の持っていたバッグ、スカル柄のトート・タイプなのだが、あれ?どこかで見たような・・・と思ったら、実はランヴァンを日本に輸入している商社のS氏がその日持っていたバッグにそっくりなのである。
「そのバッグ、どこのか聞いて良いですか?」(S氏に)
「これ?、あ、僕も気がついてたんですけど、彼のと同じでしょ?」
「そっくりよネ。」
「実はさっき側を通った時に、ファスナーが開いていて、中が見えてたんですけど、中のタグも同じでしたよ。それに、このファスナーの引き手のところ、僕のも取れちゃったんですけど、彼のも取れたまんまだったので、絶対同じだと思います。」
「え~、そうなの?で、どこで買ったんですか?」
「実はドンキホーテで2千円しなかったんです。メイド・イン・チャイナって、書いてます(笑)。」
「え~っ、そうなんだ(笑)、じゃあ、トミーさんは日本に行った時に買ったのかしらね~。」
その後、展示会場の外の洗面所から戻る時に、ちょうどドアの前でトミー氏と鉢合わせ、ジェントルマンなトミー氏はドアを引いて、私をレディ・ファーストで会場に入れて下さいました。
「ありがとう。あの、実はあなたのバッグについて、お聞きしたいんですけれど。」
「あのスカルの?」
「ええ、あれは何処で買われたんですか?」
「ロスのマックスフィールドですよ。」
「じゃあ、あなたのお店で売られているんですか?」
「ええ、そうです。」
(話しながら歩くうちに、S氏のテーブルに近づいたので)
「実は、日本のスタッフがそっくりなバッグを持っているのですが。」(と、S氏のバッグを見せると・・・)
「そうだね。同じバッグだね。」
S氏に「マックスフィールドで売ってるそうですよん。」と報告すると、「やっぱり、同じだったでしょ?」と。「これから人に聞かれたら、ロスで買ったって言えますね~(笑)。」などと、盛り上がったのだが、このドンキで2000円しなかったというバッグが、マックスフィールドで一体いくらで売られていたのかが、気になるところである。
めるう゛ぇいゆ

クリックして拡大して御覧下さいネ。
明けましておめでとうございます。
2008年がみなさまにとって、
健康で、災害も偽装も差別もない、
素晴らしい年となりますように。
写真は今年のシャンゼリゼのイルミネーション、
エトワール広場からコンコルド広場までの並木道のちょうど中間地点
ロンポワンの交差点から凱旋門方向への眺めで、
正面にぼんやり見えるのが凱旋門です。
実は白いライトが降下するのが美しいので
動画でもご紹介しましょうね。
昨年は夏のヴァカンス以降、
ブログの更新を怠っていましたが
私は風邪もひかず、とても元気にしています。
ナツメは相変わらず
部屋のあちこちにピピをするので困っていますが
獣医さんの指示でダイエット中です。
カードに使っている単語、
Merveilleuse(メルヴェイユーズ)は形容詞、
Merveilleux(メルヴェイユ)の女性形で
素晴らしい~という意味です。
今年もどうぞ宜しくお願いします。
量り売りワイン
パリコレが終わり、ショウが行われたブランドの展示会も終わって、モードのジャーナリストやバイヤーで溢れていたパリの街が、平静を取り戻しつつあります。
私はまだ取材のデータ処理に追われていますが、もうすっかり記憶の彼方に消え去りつつある、ヴァカンスの最終章をお送りしますネ。
☆ ☆ ☆
イエール滞在中、ブイヤベースの晩以外は毎晩友人宅のテラスで夕食を取ったのだが、帰宅後シャワーを浴びると、アベリティフ・タイムである。市場で買ったオリーブなどのつまみと、リカール(水と混ぜると白濁するアニスのお酒)が定番だった。
交代でシャワーを浴びながら、夕食の準備をしつつ、19時過ぎからアペリティフを飲み始め、まだ明るい日差しのテラスでお喋りを楽しむ。何て贅沢な時間の過ごし方だろう。
楽しくて、ついお代わりをして飲み過ぎ、食べ過ぎそうになるが、いかんいかん、メインのお食事の調理が残っている。バーベキューはテラスに常設のコンロでそのまま楽しめるが、パリから持って行った特性ソースが活躍したトンカツや、お鍋で炊くお米など、火加減がデリケートなものは飲み過ぎに注意である(笑)。
みんなでわいわい作りながら、毎晩パーティのように楽しんだ夕食のお供は、量り売りの地元産ロゼ・ワイン。
ボトルを持って行くと、この酒屋のおじさんがガソリンスタンドのようにワインを入れてくれる。因みに写真のボトルは5リットル。このプラスティック・ボトルで保存すると良くないので、家に戻ったらガラスのワインボトルに移し替えるのだが、この5リットルボトルに一杯買うと、毎回750mlの普通のワインボトルに7本半になった。
イエールの友人宅に一緒に滞在した友人E嬢も大のワイン好きで、7本は2晩で空いてしまう・・・。何度もこの酒屋に通って、結局1週間の滞在中に3人で15リットル飲んだ計算である。アペリティフのリカールと合わせると、アルコール摂取量は一体・・・。
さて、この量り売りワイン。私たちが飲んでいたのはグリ(グレー)と呼ばれるさっぱりした甘くないカベルネのロゼで、何と1リットル2ユーロ10サンチーム。つまり、330円ほど。冷やすと何とも飲みやすく、フレンチにも和食にもよく合って、ついつい毎晩飲み過ぎてしまったのだった(反省)。
パリにこんなに安いワイン屋さんが無くて良かった。ね、Eちゃん。
本物のブイヤベース
ちょっとバタバタしていて、更新がすっかり遅くなりましたが、ヴァカンスの続編です。
南仏といえば、ブイヤベース!というワケで、地元で評判が良いというレストランへGO。ブイヤベースはマルセイユでも食べたことがあるのだが、観光客向けのレストランだったのか、感動もなく、まぁこんなものかな~と思っていたのだけれど、今回は感動的に美味だった。本物は違ったのだ。
まず最初にスープが出てくるのだが、このスープ・ド・ポワソンの正しい食し方は、トーストされたパンにガーリックをすりつけ、ルイユと呼ばれるソースをたっぷり載せ、更に細切りのチーズを載せて、スープに投入。
今までスープ・ド・ポワソンを食べる時に、このルイユはスープに溶いていたのだが、これ、こうやってパンやチーズと共にスープに浮かべて、というか沈めて、それをスプーンで崩しながら食べるものなのだそうだ。
ルイユというのはタラの肝、ジャガイモ、トマト、ガーリックとオリーブオイルで作られたマヨネーズ・ソース。お魚の旨味たっぷりの熱々スープに、冷たいルイユとチーズが溶けていくところを一緒にいただくと、あまりの美味しさに会話も忘れ(笑)、皆もくもくとパンにガーリックをこすり付け、ルイユとチーズを載せ・・・という作業を繰り返す。
そうして、大量のスープとパンでもうすっかりお腹がいっぱいになった頃、メインのお魚が登場。これがまた物凄い量である。魚が数種類、エビ類、ムール貝、イカなどが、木をスライスした素朴で大きなお皿に山盛り。
レストランの女性が魚の骨を取り分けてくれる間、「あぁ、骨の側に身が沢山残っていてもったいない~」と思って見ていたのだが、もう既にかなり満腹に近い状態になっているので、いざ食べ始めると、魚が減っていかない。
魚介類をスープのお皿に取ると、またスープのボウルが熱々のスープに交換される。お代わり自由なのである。いくら美味しくても、無限には食べ続けられない。大量のお魚を残すこととなる。無念である。
残念だが、もう限界・・・と外を見ると海が夜の闇に沈んでいく。この写真は20時半くらいだっただろうか。その後、あっという間に暮れて、月が海に浮かんだ。美味しいブイヤベースときりりと冷えた白ワインの宵は、潮風と月に彩られ更けていったのであった。
最終回はワインのお話を。
イエール
さて、ヴァカンスの続き、イエール市内編。趣のある旧市街に出掛けた時にはカメラを持っていなかったので(残念!)、普通の商店街の様子を少しご紹介。
丁度商店街イベントのような催しをやっていて、子供達が夢中になっていたのはヨーヨー釣りならぬアヒル釣り。
小さな木の円盤を手前の台に乗せて、テコの原理で飛ばし、バケツに入れる遊びらしいのだが、全然カエルの方向に飛んでくれない。何だか無理そうに見えるのだが、本当に入れられるのかしらん。難しすぎて、人気のないカエルくん達。
賑やかな楽団も練り歩き、雰囲気を盛り上げるが、イマイチやる気の無さそうな人々。非常にフランス的です(笑)。
そして、イエールのハーバー。元々パリに住んでいた友人がイエールに移り住んだのは、彼が船を持っていたから。引っ越し後、島巡りが出来るからいつでも遊びにくればと誘われていたのだったが、私たちが行った時期は何と、船が故障中(涙)。
どうしてTGVのチケットを取る前に言ってくれなかったのだろう・・・。これもちょっとフランス的かも(笑)。そんな訳で、仕方なく陸に上がったままのボートを見に行った。
立体駐艇場です(笑)。写真で見ると小さそうだけど、操縦席以外に4~5人分のシートがあり、ボートの上で洋上ピクニックが楽しめる広さ。全く、残念である・・・。
しかし、ここ、広大な敷地に物凄い数のボートが収容されています。世の中に、ボートを持っている人がこんなにいるとは知らなかったわん。
イエールの沖にはイエール諸島と呼ばれる島々があり、大きいのはポルクロール、ポル・クロ、ルヴァンの3つ。ボートが壊れていなければ、島三昧だったはずなのだが・・・。
因みにルヴァン島はヌーディスト島として有名で、ビーチはもちろん、日常生活を全て全裸で過ごす人達が集まっているらしい。
冬場は流石に寒いのでみなさん洋服を着ているそうですが(笑)、全裸でスーパーでお買い物をしたり、レストランで食事をしている人など、ちょっと見てみたかったかも。友人のボートが直り次第、リポートをお届けしましょう(笑)。
次回は食のお話を。
丁度商店街イベントのような催しをやっていて、子供達が夢中になっていたのはヨーヨー釣りならぬアヒル釣り。
小さな木の円盤を手前の台に乗せて、テコの原理で飛ばし、バケツに入れる遊びらしいのだが、全然カエルの方向に飛んでくれない。何だか無理そうに見えるのだが、本当に入れられるのかしらん。難しすぎて、人気のないカエルくん達。
賑やかな楽団も練り歩き、雰囲気を盛り上げるが、イマイチやる気の無さそうな人々。非常にフランス的です(笑)。
そして、イエールのハーバー。元々パリに住んでいた友人がイエールに移り住んだのは、彼が船を持っていたから。引っ越し後、島巡りが出来るからいつでも遊びにくればと誘われていたのだったが、私たちが行った時期は何と、船が故障中(涙)。
どうしてTGVのチケットを取る前に言ってくれなかったのだろう・・・。これもちょっとフランス的かも(笑)。そんな訳で、仕方なく陸に上がったままのボートを見に行った。
立体駐艇場です(笑)。写真で見ると小さそうだけど、操縦席以外に4~5人分のシートがあり、ボートの上で洋上ピクニックが楽しめる広さ。全く、残念である・・・。
しかし、ここ、広大な敷地に物凄い数のボートが収容されています。世の中に、ボートを持っている人がこんなにいるとは知らなかったわん。
イエールの沖にはイエール諸島と呼ばれる島々があり、大きいのはポルクロール、ポル・クロ、ルヴァンの3つ。ボートが壊れていなければ、島三昧だったはずなのだが・・・。
因みにルヴァン島はヌーディスト島として有名で、ビーチはもちろん、日常生活を全て全裸で過ごす人達が集まっているらしい。
冬場は流石に寒いのでみなさん洋服を着ているそうですが(笑)、全裸でスーパーでお買い物をしたり、レストランで食事をしている人など、ちょっと見てみたかったかも。友人のボートが直り次第、リポートをお届けしましょう(笑)。
次回は食のお話を。
う゛ぁかんす
8月の下旬に、パリの友人と一緒に、南仏の友人宅でヴァカンスを過ごしました。
今年は夏が無く、8月だというのに夜はセーターを着ていた寒いパリから、TGV(フランスの新幹線)で4時間半、マルセイユとニースの間の地中海に面したイエールという街でたっぷりと太陽を浴び、夏を満喫してきました。
人が沢山いるビーチもにぎやかで楽しいけれど、山歩きの後の美しい海に感動、来て良かった~と思わず呟いたのでありました。
ヴァカンス話は、次回に続きます。
PS:このブログをアップした当初は、イエールに住んでいる友人の発音通りカシスと書いていたのですが、この南仏の都市名は日本のガイドブックでは(語尾のSを発音しない)カシと書かれていたので、訂正しました。
ところが、2008年にTGV(新幹線)に乗った時の車内アナウンスも、カシスでしたので、発音はどちらも間違いでは無いようです。
家族歴2年
2005年の7月中旬、「7月25日に生後2ヶ月になる黒猫の里親を捜しています」というインターネットの掲示板の書き込みを見て連絡し、パリ郊外に住むフランス人カップルから譲り受けたナツメと暮らし始めて、2年経った。
実は、このところずっとピヨピヨと可愛らしい鳴き声がしていると思ったら、閉め切っている窓の外のジャルディニエール(植物を植えるためのボックス)に、鳩の赤ちゃんが産まれていたのだ。
この辺り、鳩はもともと多いのだが、ジャルディニエールの赤ちゃんにえさを与える親鳩が足繁くやってくるので、ナツメもおちおち寝ていられないという訳である。
鳩の観察を楽しんだ後は、テーブルの下の椅子に移動して、誰にも邪魔されないお昼寝に突入。そこは暗くて写真も撮れない上に狭いので、鳩のみならず、私にも邪魔されない場所である。
家族歴2年の内に、彼女の生活を随分観察してきたつもりだったが、実は私の手の内も随分読まれているのであった。