週に一度の造形教室で今 課題として出されている
「推し活がテーマのコラージュ」
今週で ほぼ完成しました。

最終段階ではエフェクト(特殊効果)をつける事
女性に噛みつく蝙蝠男のメイクや
ライダーキックが炸裂したシーンや
ラストのバイクで走り去るシーンに爆破を加えたりする
シーンなどをコラージュで作りました。

撮影した動画を後でコンピュータで爆発などのエフェクトをかける方法は
今では当たり前のラストの工程ですが、
最初の昭和ライダーの頃はCGもないし予算のかかる合成も使えず
実際に60メートル近くある煙突のてっぺんに上って撮影したり
ダイナマイトが炸裂する中で実際にバイクで走る撮影は命懸けだった。
だったからこそ 当時見ていたボクらに制作側の必死さが
知らず知らずのうちに伝わったのではないかと
今回の作品のラストの工程をやってから気づきました。

今のCG技術を使えば ただバイクで走っているシーンを撮れば
後でCGで作った爆発シーンを合成すれば何とでもなる
見栄えはいいかもしれないが所詮は作りもの迫力も感動もない
いつの間にか自分も そんな手法の今の映像作品を見ていて当たり前になり
爆破などのエフェクトをボクも そんなふうに捉えているようになってました。

最近 昭和ライダーのメイキングや作品作りの裏話を
動画で見ると当時の制作チームの作品制作に対する

命懸けの熱い思いに感動し胸を打たれました。

作品が ほぼ出来上がって来た時にそれを知ると
自分が作った作品の作り方が知らず知らずのうちに
今風の作り方が当たり前に感じてしまっていた事に気が付きました。

爆破シーンひとつとっても  なにか他の手法、コラージュならではの方法で
臨場感や迫力のある表現を知恵を絞ればできたのではと作ってから反省しました。

まぁ減点ポイントはいくつかありますが、
それなりにボクのライダーへの熱い思いを描いた事は確かな事であり
今回の作品の反省をバネに次回の作品に活かしていこうと思ってます。
コラージュの課題は 来週 もう少し仕上げ作業を加えると思いますが、
今回で ほぼ完成とすることにします。

次回からは「新課題」の「絵本を作る」という課題に入ります。
次の作品は前より より良いものを作っていこうと思っています。

全く違った世界の作品を作っていこうと思っていますので、
お楽しみに