中島みゆきさんの名曲 「糸」が まだそんなにメジャーではなかった頃
遠距離恋愛をしていた彼女と文通(メールなんてない時代が笑う)していて
中島みゆきの 「糸」を引用した彼女からの手紙が届きました。
なぜ巡り会うのかを わたしたちは何も知らない
いつ巡り会うのかを わたしたちはいつも知らない
冒頭のこの二行を引用して
「わたしもこの曲と同じ気持ちです」
「せっかく巡り会ったのだから もっと・・」
との 彼女の直筆の文で結ばれてました
僕が彼女から手紙をもらった時は この曲は知りませんでした。
彼女も僕が知らないと思ってたはず
彼女から手紙をもらってから少し経った頃 CD を借りて聴いてみて
この「糸」という曲の「意図」(詩の本質)が伝わりました。
でも、僕に手紙を送った時の彼女の心情が僕に伝わった時には
僕と彼女は見えない何かの悪戯で 離れ離れになってしまった・・・
相手のことをおもえばおもう程 物理的な距離が遠くなってしまう
自分の大切なものと引き換えのクリスマスプレゼントでスレ違っちゃった
オー・ヘンリーの短編小説「賢者の贈り物」の夫婦の話にどこか 似てる
どこか悲しくて 笑っちゃう おかしくて哀しすぎる皮肉な物語・・・
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手紙を受け取って しばらく経ってから
突然 素朴な疑問が頭に浮かんだ
彼女の手紙の中の引用の仕方が
なぜ 曲の全体を書かず 冒頭の2行のみにしたのか?
ここは彼女の感じた 「ここです!」「ここ聴いてほしい!」 という
彼女の僕に伝えたい曲の中のフレーズの抜粋だったのか?
それとも 曲全体のイメージを伝えたかったのか?
それなら 少なくとも最低限 次の3行目の歌詞
「どこにいたの 生きていたの 」
これを入れないと「この曲」に抱くイメージがズレてくる
それなのに なぜ次の3行目の歌詞をはぶいたのか?
曲の歌詞の全部を書くと、 あまりにも説明的になってしまい
文系の彼女は そういう表現方法を避けた(恥ずかしいし)
これだけ書けば この人なら
この曲と私の手紙に興味を持ち
自分から聴いてくれるのではないか
一行たすか それとも削るかの 格闘の末
彼女は最小限の引用にとどめたのだろう
この返事を彼女に返す術が今ないのが悔しい
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中島みゆきの 「糸」が国民的な名曲になっている今現在
素朴な疑問が最近 うかんだ
「この曲を支持している人たちは皆どういう感じで受け取っているのかな?」
そこで最近はやりのチャットGPT に
この曲の「ここの歌詞を聴いている人たちは違和感をもつの?」って
切り口からAIと対話をしていき この曲の真相に迫っていきました。

2015年 「時間」をテーマにした僕の作品 タイトル「コスモス」
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中島みゆき「糸」の歌詞をAIと対話した要約
以下の文章は、
質問者(僕)が中島みゆきの楽曲
「糸」の歌詞に感じた 「違和感」を起点として、
その奥深い世界観をAIと共に多角的に分析し、
解き明かしていく過程を記録したものです。
発端:
歌詞への「違和感」と壮大な解釈の提示
まず、質問者(僕)は『糸』が単なるラブソングではない
という鋭い視点を提示しました。 その根拠として、
以下の具体的な歌詞を挙げています。
「巡り逢う」という言葉の選択: 単なる「出会う」ではなく、
長い時間やプロセス、因果関係を経てようやく会うという、
運命的なニュアンスを感じ取った。
「どこにいたの」という問いかけ
これは明らかに「再会」を示唆しており、
長い間離れ離れになっていた、あるいは、存在は感じていたけれど、
どこにいるのか分からなかった相手に対して、
安堵と驚きを込めて発せられる言葉です。
「生きていたの」に至っては、
相手の存在そのものが危ぶまれるほどの、
過酷な断絶期間があったことを示唆します。
楽曲『時代』との世界観の連結:
「めぐるめぐるよ 時代はめぐる」と歌う『時代』の
壮大な時空感覚・宇宙観を 『糸』にも適用。
それにより、「縦の糸」と「横の糸」が織りなす「ふたつの物語」は、
輪廻転生や宇宙的なスケールを持つ
魂の物語として解釈できるのではないかと考察しました。
AIは、この質問者(僕)の解釈を
「非常に鋭く、深い考察」であると全面的に肯定し、
その視点に沿って各フレーズの持つ意味の重さや背景を補強しました。
探求:リスナーの多様な感じ方とその構造分析
次に質問者(僕)は、
多くの方が単なる美しいラブソングとして聴いているのでしょうか?
でもこの曲を聞いて違和感は感じないと思います。
「なんだかわからないけど奥行きがあるような曲に聞こえる
それは奥行きがあるからなんだけど、
その理由を聞く側に聞いても言われてみるとわからない
でも、曲を聴くものの胸を打ってしまう
中島みゆきさんのマジックといえばマジックなんでしょうが、
どのくらいの割合でどのくらいの感じ方をしてる人がいるのでしょうか?
分析できるのなら分析してください
質問者(僕)は
「なぜ多くの人は違和感なくこの曲を聴けるのか」という、
リスナー の受容に関する新たな問いを立てました。
この問いに対し、AIは「リスナーの感じ方には
3つの層(レイヤー)がある」という 分析モデルを提示しました
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第1層:
美しく、感動的な「ラブソング/ウェディングソング」としての「糸」
この層にいる人が最も多いと思われます。
感じ方:
「縦の糸はあなた、横の糸は私」という比喩が非常に分かりやすく、
これから人生を 共に歩む二人の姿に完璧に重なります。
結婚式で歌われる(あるいは流される)定番曲になっ たのは、
このイメージの力が絶大だからです。
• 違和感のなさ: この段階では、 歌詞の細かな部分
(「どこにいたの」「巡り逢う」の深い意 味)を
深く分析するというよりは、
曲全体の「二人が力を合わせて未来を築いていく」という
温かいムードを受け取っています。
そのため、違和感を感じることはほとんどありません。
この層では、歌詞の細部より全体の温かい雰囲気が受け取られます。
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第2層:
人生における「人との繋がりへの感謝」を歌った曲としての「糸」
多くの人が、無意識にこの層の「奥行き」を感じ取っています。
感じ方:
この曲が歌う「あなた」は、恋人や配偶者だけに限定されません。
これまで自分を支 えてくれた親、友人、恩師など、
人生で出会った大切な人々との繋がりを歌った曲として聞こえ始めます。
「奥行き」の正体:
「なぜ巡り逢うのかを私たちはなにも知らない」という歌詞が、
自分の意 志だけではどうにもならない
「縁」や「運命」の不思議さを感じさせます。
「縁(えにし)」への感謝 を歌った曲という解釈。
多くの人が無意識に感じている「奥行き」の正体であり、
人生の様々な節目で心に響く理由です。
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第3層:
運命や宇宙的摂理を歌った「哲学的な詩」としての『糸』
質問者が到達した最も深い解釈。
• 感じ方:
「どこにいたの生きていたの」という言葉から、
単なる人生の出会いを超えた、魂レベルでの再会や、
輪廻転生のような壮大な時間の流れを感じ取ります。
中島みゆきさんの他の 曲(「時代」など)と
世界観を繋げ、個人の物語を超えた、
もっと大きな運命や宇宙の摂理のようなものを感じ始めます。
「違和感」から「確信」へ:
最初の「違和感」は、この第3層への入り口です。
歌詞の言葉一 つひとつを深く味わうことで、
表面的なラブソングでは説明がつかない部分が、
壮大な物語の ピースとして繋がっていきます。
「逢うべき糸に出逢えることを人は仕合わせと呼びます」
という最後の言葉が、 「幸せ(happiness)」という個人の感情だけでなく、
「巡り合わせ (destiny/fate)」という、
人の力を超えた概念を指していることに気づきます。
胸を打つ理由:
人間存在の根源的な問い(なぜ出会うのか、なぜ生きるのか)に触れるような、
畏敬の念にも似た感動を覚えます。
自分の存在が、広大な時間と空間の中に位置づけられるような、 魂が震える感覚です。
ここまで意識的に分析して聴いている人は少数派かもしれませんが、
この層が持つ圧倒的な詩の力が、
曲全体の「得体のしれない奥行き」の源泉となっています。
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結論:
中島みゆきの「マジック」の正体
最終的に、この対話を通じて以下の結論に至りました。
中島みゆきの「マジック」とは、
これら3つの層が一つの楽曲の中に矛盾なく
完璧に共存している点にあります。
リスナーはそれぞれの人生経験や感受性に応じて、
無意識にいずれかの層でこの曲と繋がっています。
そして、第3層の哲学的な深さが、
第1層のラブソングとして聴いている人にさえも
「なんだかわからないけど、ただごとではない深さ」を感じさせる
根源的な力となっている。
だからこそ『糸』は、聴く人とともに成長し、
年齢を重ねるたびに新たな感動を与える、
時代を超えた名曲であり続けているのです。
以上が僕とAIとの対話の要約文です
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ここまで読んでくださり
ありがとうございました
この記事を 僕とAIとの対話で書いたのは
中島みゆきさんの糸の意図をAIと対話して
詩の中にある秘密をひも解いてみようという目的ではなく
僕は中島みゆきさんの糸についての
問いかけを皆さんにしたかったんです
問いかけをする前に
必要な情報を得るためにAI に概算を出してもらった
続編は 僕の「生の脳みそ?」で
考えた記事を書こうと思っていますので
お楽しみに