12月のフランスの大ニュースと言えば、ジョニー・アリデイの死去です。
と言っても、フランス圏以外ではピンとこないこの国民的大スター。どれぐらいの大スターかというと、死去の報は政府要人でもないのに内閣府発表、亡くなった日のテレビは軒並みジョニー追悼番組(1、2、5、6、10、12、17、20、27がジョニー特集)、新聞も雑誌もジョニーが表紙、葬儀ではマクロン大統領が演説、そして地下鉄が駅で停車せずに通過したので「今日は何の日?」と思ったら、シャンゼリゼからマドレーヌ寺院までパレードが…。この人の賑わい方は、98年のフランスワールドカップ以来だそうです。
日本だと誰がなくなったらこんな騒ぎになるのだろう…と考えてもなかなか思いつかないものですが、「ジョニーがいたフランスという、ひとつの時代が終わった」と感じている人が多いとのこと。
生前から彼が指定していたという特注の真っ白な棺に沢山の人々が拍手を送る姿に、最後の最後まで愛されたるスターの姿をみたのでした。


