今日は第3のビジターセンターから。

      ウェアハウザー・フォレスト・ラーニング・センター(Weyerhaeuser Forest Learning Center)
                

                施設横にはエルク(大鹿)を見ることが出来る見晴台がある。

                  ところが・・・ご覧のとおり、霧でまったく見えませ~ん汗



                       で、 施設横のモニュメントで見てくださいね。




                    エルク   全長 270cm  背丈 150cm


       噴火時、60,705ヘクタールの噴火地域では ほとんどの地上生物は滅んでしまいました。

          パシフックツリーカエルやその他の動物・昆虫類は地下に生息していたために

                       噴火を逃れ、生き延びてきました。


      野生生物学者は噴火後、何年もかけてこの地域の動物の帰還、動向を監視してきたそうです。 

            マウンテンブルーバードは鳥類の中でも、一番に戻ってきた鳥です。

            そして、1年後、早々と渡り戻ってきたエルクは特に注意を引きました。


            再植林や植群の自然再編成の結果、噴火地域は現在植物で覆われ、

                 何百というエルクの一年中の住居となっています。 (ウエアーハウザー社より)


                   このあとのハイウエイで見つけました、エルク!見る?



                  わかります? 急勾配の岩山にいる白っぽい動物。
        
                 トリミングして大きくしました。お尻がベージュなんですね。

                       草食動物なので、緑が不可欠ですね。




                       あっ!すこし 霧が動きました~!


                            うわっ! きれい!




                                           ↑Wクリックで大きい画面になります                      

            霧のカーテンが開いたその時、なんという、素晴らしい光景なのでしょう!


      この世のものなのでしょうか、という位ちょっと大袈裟ですが はじめてみる景色でした!   

          息づく大地と雄大な景色に、鳥肌が立つほど、すごい衝撃を受けました!

                  

                 ゆったりと岩山の間を縫うように流れる山河。

             噴火後には すべてのものが灰色に覆われていたと思うと、

             今見る景色に 息づく再生の力、自然のすごさに感動です。


                    この火山のテキストにはこう記されています。


               火山は地上の最も魅力的な、そして壮観な地形のひとつである。

     理解を遥かに超えた時間の中で 驚異的な力を誇示し、私たちを魅了して想像を奮起させてきた。

             世界中からの訪問者は 様々な理由でここセントヘレンズ山を訪れる。

          「生きた実験室」で調査を行う人、また教室をはなれ、火山を学びにくる人もいる。

               多くの人はリラックスしたり、楽しんだり、散歩をしたりしに来る。


                 しかし、理由はなにであれ、ここに来るすべての人々は、

    この土地の再生を目の前にして、彼ら自身の内面も新たにするという可能性に出会いかもしれない。



                    そうなんです! この気持ちだったんですね。

                  偉大な大自然を前にすると、ほんとに素になって、

              内面から、心も体もみんな洗い流してくれてるように思いました。

                  たんなる観光じゃ、なかったと。。。 感謝、感謝。


                               クローバー

              

                   この旅にお付き合いして頂いている皆様。

                  いつも、長文になってしまい、申し訳ないです。

                   ついつい、だらだら、書いてしまいます。。。汗


            でも、このセントヘレンズ山に関しては 日本も火山に無縁じゃなく、

                 身に迫るものがあったこと、お伝えしたくて。。。

                         長文お許しくださいませ。

                   


                 


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