新しい分掌(会社で言う部署みたいなものです)になり、慣れない仕事でちんぷんかんぷんでした。
「分からなければ聞きなさい」
とは言いますが、何が分からないかも分からないので質問のしようがない状態。
強いて言えば、何もかも全てが分からない。
①〇〇をする
②□□をする
…
みたいな、行動レベルでの指示がほしい。(甘ったれ発言その1)
あと最終締め切りじゃなくてマイルストーンがほしい。(甘ったれ発言その2)
過去のデータを見ようにも、次から次へと新たな締め切りやら実施計画やら検討事項やらが湧いてくる。
これぞ新年度の魔力。
そんなこんなしてると、肝心なクラスの準備が終わらない。
副担任の先生が大ベテランで、クラスのことについてはある程度動いてくれていました。
当たり前ですけど、その先生にも分掌があるにも関わらず。
ありがたいやら情けないやら申し訳ないやらで小ちゃくなっていました。
出産してから、体力、知力、全てが落ちたなって感じです。
赤ん坊と一緒に脳味噌と若さまで出産してしまったのかもしれない。
そして、恐怖の保育園からの電話。
また体調不良か?と身構えたものの、担任の先生から言われた言葉は
「今日お弁当日なんですけど、持ち物にお弁当入ってなかったので持ってきてくれますか?」
という、体調不良よりある意味絶望的なものでした。
仕事もできてないし、母親業もできていない。
まじで泣けてくる。
しかも午前中は会議がびっちり入っており、お弁当を作ってから届けるのはほぼ不可能。
結局夫にお願いしました。
家には冷凍のおかずストックが大量にあります。
それを夫に弁当箱に詰めてもらい、保育園まで届けてもらいました。
夫が届けてくれて本当に本当に感謝。
夫に仕事を休ませてしまって申し訳ない。
でも一方で、
「私だけが保育園の予定チェックをしてるから漏れがあるんだ。夫は一切チェックしてくれない。」
「私と夫でダブルチェックだったらこんな思いはしなくてよかったのに。」
「そういえば、保育園の支度と送り迎えは全部私がやってる。なんで私ばっかり。」
「今回の件も、お弁当は私のミスで、それを挽回したのは夫という図式なんだろうな。」
「何故私は女なんだ!」(論理超飛躍)
みたいな、完っっっ全に卑屈な八つ当たり的発想もポンポンと浮かんできます。
勤務後、息子を保育園から受け取り、自宅のドアをくぐると涙が出てきて止まらない。
帰宅後の夫はそんな私を見てギョッとしていました。
上記の八つ当たり的発想を夫に伝えると、
「ミスとかじゃないって!届けたからギリギリセーフじゃん!気にすんなって!」
と励まそうとしてくれました。
が、私の気持ちは晴れず。
現在テンションが地を這っています。