息子が空気を読んだのか体調が全快?し、無事に見学会に参加できました!
見学にあたって、
○活動の様子
○雰囲気
○保育園・幼稚園との違い
○保育園・幼稚園との併用
○共働きでも通えるか
は見ておきたいと思っていたので、上記について書きたいと思います。
○活動の様子
見学した療育園は、未満児、年少、年中、年長のそれぞれのクラスがあります。
見学した活動は、①朝の会、②午前中の活動、③給食の3つです。
①朝の会
驚いたのは、どのクラスも同じ流れ、同じ歌で進行していた所です。
(年齢が上がると日直制度などの+αは付くようですが、ベースの流れは一緒でした。)
保育園・幼稚園なら(なんだったら支援学級・支援学校でも)担任によってバラバラなことをやっているのなんてザラですよね。
勿論、担任によって違うことをやるのも、
・そのクラスのカラーが出る。
・担任の力量や努力によって教育の質が高まる。
・年度ごとに様々な経験ができる。
などの良い部分もあります。
一方、全クラスで朝の会を(恐らく帰りの会も)統一することにより、
・新年度のギャップの軽減。
・担任の力量の差によって教育の質が変わらないので、どのクラスでも同じものを提供できる。
・ASD的な特性のある子にとっては、同じ流れの方が安心。
・同じ流れを数年単位で毎日繰り返すので嫌でも身につく。
という良さもありますよね。
②午前中の活動
ここは流石にクラスによって違うことをやっていました。
乗り物遊び、小麦粉粘土、ボールプール…etc.
感覚統合的な要素も強かったりして、THE・療育って感じでした。
③給食
手作り給食らしいです。
きざみ食や離乳食にも個別対応。
質疑応答で
「めっっちゃ偏食の子とかどうしてますか?」
とついつい質問してしまったのですが、
(職業病ですね。しかも息子は別に偏食は無いと言う…)
「最初は食べられる物を確実に食べて、少しずつ新しい物にもチャレンジします。本当にその子に応じてです。」
と答えて頂きました。
○雰囲気
ぶっちゃけ
「すげーわちゃわちゃしてるな」
と思ってしまいました。
恐らくこのわちゃわちゃ感は、
・教室が狭い。
・1クラスあたりの人数が多い。
・単純に子どもの動きがわちゃわちゃしてる。
という所から来ているのだと思います。
人数についてですが、1クラスあたり子ども10人前後、支援者3人でした。
(未満児、年少、年中、年長のどのクラスも一緒です。)
子ども4人につき職員1人が配置基準?らしいです。
そこに各クラスへ+1名職員を入れているとのこと。
未就学児と就学児を比べるのも違うかもしれませんが…
支援学校って、1クラスあたりの子どもの上限人数が6人なんですよね。
そこに担任が2人(学校によっては+α)。
子どもと大人合わせて10人もいかないです。
ちなみに支援学級だと、子どもの上限人数が8人で担任が1人(学校によっては支援員が+1・2とか)。
こちらも、子どもと大人合わせて10人いくかいかないかですね。
人数が多くわちゃわちゃして感じてしまうのは、完全に私の職業柄ですね。
○保育園・幼稚園との違い
先程、子どもと職員の人数の話をしましたが、
保育園・幼稚園の人数比は、
・0歳児クラスでは子ども3人に職員1人
・1、2歳児クラスでは子ども6人に職員1人
・3歳児クラスでは子ども20人に職員1人
・4、5歳児クラスでは子ども30人に職員1人
らしいですね。
加えて、
・1クラス35人以下。
・1クラスに専任教諭1人。
という条件もある模様。
(下記URLより参照)
保育園・幼稚園の配置基準かなり鬼じゃないですか?
先生達まじでお疲れ様です…。
対して療育園は、全年齢で未満児並みの職員配置をしているということになりますね。
相当手厚い。
また、手作り掲示物や子どもの制作物などをあまり飾っていないのが印象的でした。
視覚的な刺激を減らすようにしているのかもしれませんね。
○保育園・幼稚園との併用
併用は可能らしいです。
加えて、年度途中から保育園・幼稚園から転園してきたり、逆に転園していったりすることもあるとのこと。
説明担当の職員さんは、
「ずっとここ(療育園)にいるのではなく、いずれ保育園・幼稚園に行けるように」
「集団に慣れるまでの過程、手段として使って下されば」
と仰っていました。
○共働きでも通えるか
降園後に日中一時支援を使うことで、19時まで預けることが可能だとのこと。
ただ、朝は早くても8時から。
私と夫の今の勤務形態では難しいです。(主に朝が。)
もし入園することになった時には、職場と出勤時間を調整する必要がありますね。
以下、療育園見学の感想でした。