☆入院☆
夫に送迎してもらい、私と息子は病院へ。
早速病室に案内され、
- 荷物を運び込む（オムツ一袋やらバウンサーやら持って行ったのでかなり大荷物でした）
- 看護師さんから、病棟内の設備の案内、入院中の注意などの説明を受ける
- pariの夕飯、朝飯を売店で買い出し
などなど済ませました。
夕方に麻酔科医の先生から説明がありました。
説明は以下の通りです。
- 手術は全身麻酔。
- 手術は次の日の午前9時から。
- 食事は、ミルクは手術日の午前3時まで、母乳は午前5時まで、午前7時までは白湯も飲んでオッケー。それ以降は絶飲食。
5時まではおっぱいオッケーと聞き、内心ガッツポーズでした。
前日夜からの絶飲食を覚悟していたので。
飲んだ後2時間くらい眠ることが多いので、7時くらいまでは安泰！
手術が9時からだから、2時間頑張れば腹ペコギャン泣きから解放される！ヒャッホー！
その後点滴をされ、病室で安静にしていました。
（勿論ギャン泣き。からの泣き疲れ爆睡。）
点滴をしてると管が邪魔で
抱っこ
おっぱい
オムツ替えと、
全てにおいてモタついてしまい、しょっちゅうギャン泣きされました。
（しかも点滴の影響でおしっこが頻繁に出る。）
また
管が曲がってしまったり点滴の液が滞ったりすると、めっちゃうるさいブザーが鳴ります。
その都度ナースコースして点滴を直してブザーを止めてもらうのですが、それまでブザーは鳴りっぱなし。
下手したら10分間隔ぐらいでブザーが鳴っていることもありました。
ブザーが鳴る
↓
息子が起きて泣く
↓
点滴が邪魔で抱っこが遅れる
↓
ギャン泣きに発展
のコンボ達成です。
大部屋だったのですが、運良く他の入院患者さんはいませんでした…。
本当に良かった…。
☆手術☆
午前5時にラストおっぱいを飲むと、何かを察してか3時間も眠り続ける息子。
8時に目を覚ましましたが、抱っこでスヤスヤ再び眠ってくれました。
9時にお迎えが来て、一緒に手術室の前まで行きました。
手術が終わるまでその場で待っているものかと思いきや
「お母さんは病室で待っていて下さいねー。」
とのこと。
えーーーーー。
何も知らないまま手術室に連れて行かれる息子…。
直前までは何とも思ってなかったのですが
手術室の大きな扉の奥に連れて行かれる姿を見て、何故だか急に涙がボロボロ出て止まりませんでした。
病室に戻ってからも泣き続けました。
頻度が高く簡単な手術だというのは分かっているのですが、たった1時間がとても長く感じました。
手術を待っている間に病院の事務の方が来て、料金や今後の手続きについて話をしていきましたが、正直全然頭に入りません。
☆手術後☆
無事に手術が終わり、酸素マスクやら心拍？を測る機器やら色々なものに繋がれて戻ってきた息子。
痛々しくて可哀想ではあるものの
とりあえず戻ってきてくれたことにホッと一安心。
一応まだ麻酔からは覚めていないとのことでしたが、覚醒しかけなのかしきりにもぞもぞ…。
完全に目覚めるまでは酸素マスクを着けてなきゃいけない
とのことだったんですが、寝ながらも嫌がって外す外す…
目覚めるまで2時間程かかりましたが、その間ずっと
外す息子
vs
直す私
のバトルを繰り広げていました。
目が覚めた後は、白湯を20mlだけ飲んで異常がないか観察。
（30分間吐いたりしなければおっぱい飲んでオッケー）
極限の空腹状態からか
今までにないスピードで飲み干していました。
そして20mlでは足りなくてギャン泣き…
厄介なのが、機器に繋がれている間は抱っこ禁止だったこと。
「背中トントンしてあやして下さいねー。」
とか言われたけど抱っこなしで泣き止ませるとか無理ゲー…
結局30分泣き通しでした。
30分後
繋がれていた色々な管が外され、晴れて自由の身となりました。
ようやく許可が出たおっぱいタイムでは
「うむ、苦しゅうない」といった顔で抱っこを受け、
ダイソンを思わせる吸引力で乳を吸い取り、
速攻で寝ていました。
☆退院☆
術後の経過は順調。
予定通り次の日の午前中に退院できることになりました。
帰宅後の生活については
- 1週間は風呂禁止（シャワーは可）。
- 溶ける糸なので抜糸いらない。糸が取れてきたら取っちゃってオッケー。
- 傷口の上に貼ってある透明なシールも、剥がれてきたら剥がしちゃってオッケー（最初シールだと気付かず、手術で皮膚の色が変わったのかと思ってた）。
- 再発の可能性は0.5％（あくまで手術した左側の再発率。新たに反対側がヘルニアになることもある）。
- 再発したとか、傷口が化膿したとか、変わった様子あれば連絡＆受診。
- 他は、無茶をしなければ普段通りの生活をしてオッケー。
というようなことを言われました。
ギャン泣き対策にバウンサー持ってきたけど
手術前は絶飲食の時間が思ったより短くて使わず、
手術後は管に繋がれて邪魔で使えず、
無駄に荷物を増やしただけでした。
夫と一緒に夜逃げのような大荷物を運び出し、せっせと退院しました。
☆退院後☆
傷口を痛がる様子もなく、特に困ることなく意外と普通に過ごせました。
強いて言えば、
入院前は夜決まった時間に寝るリズムが完成しつつあったのがしっちゃかめっちゃかになりましたが…
まぁ生後2ヶ月なんでそんなもんでしょう
今のところ
左側のヘルニアが再発することはなく
右側が新たにヘルニアになることもなく
健康に過ごせています。
手術前は
生後2ヶ月の小さい体（ただし約7キロの巨体）にメスを入れることへの抵抗も無いわけではありませんでした。
が、嵌頓やら腸閉塞やらの心配を抱えながら生活するよりは、さっさと手術しちゃって良かったと思っています。
今でも💩を気張っている時はドキドキしますけどね。
とりあえず、息子がもうヘルニアを起こさずに、これからも健康で過ごせますように…