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心の中

私は理久と生きると決めた。


諦めないで2人で生きようと決めた。


私は学校に通いながら理久の病院に通った。


理久は必死に生きようとしていた。


私はただ見守ることしかできない。


それが辛くて苦しくて情けなかった。


理久が肺炎を起こした。先生はよくあること。


心配はないと言っていた。


だがもしこのまま死んじゃうんじゃないか。


不安でならなかった。


理久のお姉さんで高校の時の先輩の理央先輩は


理久が頑張るのは私のためだと言っていた。


理久がいなくなると私が泣くから


私にはずっと笑っていてほしいと。


私は理久のためにずっと笑っていた。


理久が私を見てもし理久がいなくなったら


理久を忘れて他の奴を愛せよと言った。


私はもちろん怒った。


私は忘れない。たとえいなくなっても


永遠に理久を愛する。そう思っていた。


理久に頼まれ買い物に出掛けた。


そして手紙を渡された。あとで見てと笑った。


私は理久の異変に気付いていたらと


今も後悔をしていた。あの時気付いていたら


病室に戻ると理久が自殺していた。


何が起こったのか分からなかった。


理久は一命を取り留めたものの


二度と目を覚ますことはないと言われた。


屋上から飛び降りた為に脳の損傷が激しかった。


なんで。約束したのに。苦しくて。


理久から手紙を開き私は理久の愛を知った。


理久の苦しみを知った。


理久が生きている。ただそれだけでいい。


それがどれだけ苦しめていたかを。


ごめんね。理久。

涙の理由

私と理久は何度も唇を重ねて愛し合った。


あの時間がとても幸せで永遠に続くと思った。


体育の授業中に理久が倒れた。


貧血だと言うけど胸騒ぎがした。


すぐに理久は退院したけど1週間位だったか


学校を休んでいた。


登校した理久に別れ話を切り出された。


理由を私は必死で聞いた。


目の前が真っ暗になった。


理久はある病だった。


話すことも歩くことも出来なくなり


次第に寝たきりになり死んでしまう。


治療法はないらしい。


私は思わず逃げてしまった。


部屋でずっと泣きながら考えていた。


幸せだった日々を思い出していた。


そして結論を出した。


私は理久の側にずっと一緒にいる。


喋れなくなるなら私が代わりに喋る。


歩けなくなるなら私が足になる。


生きて。諦めないで。そう思った。


私たちは諦めないで最後の一瞬まで


一緒に生きようと約束した。


私は看護師学校の受験を決意した17の時。


私は諦めない。そう思ったのは嘘じゃない。


生きて。生きてほしい。

約束

理久との穏やかな時間がゆっくり流れた。


理久に呼び出された。


またケンカでも売られるのかと闘志満々だった。


だが緊張した様子で告白した。


喜びと驚きでどうしていいかもわからない。


ただうなずくことしか出来なかった。


だが私にとっては戦争の始まりだった。


女の嫉妬とは恐ろしいもの。


一瞬にして周りの友人が敵となった。


元々モテていた理久の彼女になったんだから。


しょうがないと思っていたがこたえる。


だけど理久がいる。ただそれだけで嬉しかった。


ただ一人の友人が姫奈と理久の友人の夏生くん。


2人は恋人同士。いつも2人は私の居場所。


この4人で過ごす時間が嬉しく心地良かった。


私がいじめられている時いつも守ってくれた。


だから決して疑うこともなかった。


噂で聞いてしまった。理久と姫奈が


中学の時に付き合っていたことを。


不安で姫奈を疑ってしまう自分が許せない。


それを隠している姫奈の真相が聞きたい。


人は何故に秘密があるのか。


だけど私は理久が好き。事実は変わらない。


だから姫奈に問い詰めた。


信じられない事実を聞いてしまう。


付き合っていたことだけじゃなく


今でも理久が好きだということ。


いじめの首謀者が姫奈だということ。


だけど私の思いが姫奈に通じたのか


分からないけどいじめはなくなった。


後から聞いたことだから事実かどうかは


分からないけど姫奈が説得したらしい。


何故そんなことをしたのかわからない。


だけど姫奈は私の大事な親友です。