こんにちは！
ペアレンツコーチ開発者の佐々木のり子です。
本日は、
「親や教育者がやりがちな過信」
についてお話ししたいと思います。
なぜ、この話をするかと言うと、
親や教育者であっても、
子どもの発達特徴や脳の仕組みなどを知らず、
そのアプローチを理解していない方が多いからです。
その結果、
良かれと思って大人と同じ様に子どもに関わることが
じつは子どもの主体性を奪い、子どもの才能の芽を
つぶす危険な行為になりかねないからです。
例えば、子どもが小さいころに
こんなことはなかったでしょうか？
「お片づけしなさい！」
と言った時、こどもが口を開けて
ぽかーんとしていた。
子どもにとっては大人の言っていることが
抽象的過ぎて、
何をどうしたら片づけたことになるのか
分からずにいる可能性があります。
そしてその後、大人は言ってしまいます。
「まったく！こうしないとダメでしょう！」
「もう！ なんど同じことを言わせるの？」
ぜぃぜぃ。。。。
子どもの発達段階や子どもの脳の発達談を知らずに
アプローチするのは子どもの主体性や才能の芽を
摘んでしまうばかりか、
子どもは「自分はダメな子なんだ」
と自分にレッテルを貼ることになるかもしれません。
そうなると子どもの自己肯定感や自己効力感にも
影響が出てきてしまいます。
子どもの才能を見つけ、活かすためにも
親や教育者がエビデンス（根拠）に基づいて、
論理的にもわかるように親御さんに伝えていくことは、
これからの時代にますます重要なこととなります。
また、
《毒親》という言葉がありますが、
親だけでなく教育者や支援者さえも、
良かれと思って押しつけ、決めつけ、
強制を行なってしまい、
望む結果と逆の結果を招くことも多いのです。
子どもの幸せを望まない教育者や大人は、
例外を除いていないはずです。
ですが、知識不足でアプローチを
間違ってしまうことは、とても悲しいことですし、
もったいないことです。
なので、ペアレンツコーチには、
「関わる大人に正しいアプローチをして欲しい」
という願いがとてもあるのです。
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