こんにちは！
ペアレンツコーチ開発者の佐々木のり子です。
今日は
「自分の機嫌は自分でとる」
というお話です。
私は今年で結婚38 年を迎えますが、
結婚当初は夫に
「よく怒ってるよね！」
と言われていました。
夫は当初から、
「自分の中にご機嫌なエンジンを持つしかない」
と言っていましたがその意味が当初はまったくわからず、
結婚4，5年頃までは、
いろんなことで不機嫌になり、
家族にあたってしまったり、
小さな不機嫌が積み重なって、
桜島の火山のように大爆発する
なんていうのも年に1、２回はありましたね。
当時は、大家族で暮らしていたり、
介護をしていたり
若く未熟であったりと
いろいろな要因があったのだろうけれど、
今、考えると自分で自分の機嫌をうまく取れずに、
「私はこんなに大変なのよ！」
アピールをし、無意識レベルで
人に機嫌を取ってもらおうと、大切な家族に
あたっていたのだろうなぁと思います。
女性は結婚や出産を機に
家事や子育てなど、自分のことは
後回しになることも多いですが、
うまくセルフマネジメントできないと
負のスパイラルに陥り、
一番大切な人たちとの関係性によくない
影響を及ぼしかねません。
今思うことは、
「自分で自分のご機嫌を取る」
というセルフマネジメントは
ポイントを得てトレーニングしていけば
誰でもできるようになるということです。
たとえ、機嫌が悪くなる事態が起こっても、
不機嫌を自分で処理することができるようになると
いろいろなことがうまく回ってようになります。
何より自分の心の安定を早く取り戻せます。
ペアレンツコーチ養成講座では
第１回目でセルフマネジメントについて
取り扱っています。
本日はそのポイントの一つをご紹介しますね。
まずは、自分を俯瞰できるもう一人の自分をつくることです。
例えば、
「ああ、わたしずいぶん腹を立てているな～」
と
観察者に徹する。
「こんな私はダメだとジャッジしたり、落ち込んだりしない」
ということです。（今の状況を評価せずに事実だけを見る）
客観的な事実だけを第３者のように
もう一人の自分が自分を俯瞰する。
これらを繰り返しトレーニングすることで
負の感情のままでいる時間が短くなっていきます。
ちなみに私の嫁ぎ先の姑は、どんなことがあっても
5分で切り替えられる人でした。
そして、元気で長生きした姿を見させてもらい、
自分の精神衛生上のためにも必須だと感じ
私自身のモデルにもしています。
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