​元公立小学校教師/2歳の娘の父👨‍👧

福岡県福津市で心和学園というオルタナティブスクールを運営中🏡子育ての実践と思考を綴っています🖋

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ある時ある子が自分のことをサイコパスと言っていたようです。

言っていたようです。というのは、僕はこの話を後で妻のめいちゃんから聞いたからです。

どこかで、誰かから言われたであろうその言葉。

でも、どこかで仕入れたその言葉はその子のセルフイメージとなってしまっていました。

2歳児の子育てをする中で、また小学校や心和学園でいろんな子ども達と出会ってきた中で、大人の影響力を大変感じています。

大人が何気なく放った言葉が、その子自身のセルフイメージを書き換えていることになっているかもしれません。

・この子は人見知りなんです
・あなたはストレスに弱いからね
・あなたは太ってるから
・ほんとあなたはメンヘラよね

これらは全てその人の捉え方であることを多くの人は知らないでしょう。

しかし、その言葉はその子を形成するセルフイメージに変わってしまうのです。

他者から入ったセルフイメージを書き換えるには、同じく他者からのフィードバックが必要かもしれません。

めいちゃんは、その子にこう伝えていました。

「あなたは自分のことをサイコパスだと言っていたけれど、私はそうは思わないの。

なぜなら、去年のサマースクールでみんなでブルーベリーのスムージーを飲んでいた時、くみちゃんが濃いスムージーを飲みたがったけど、自分が持っているのは薄いスムージーで、それを見かねたはなちゃんが、自分の分の濃いスムージーを渡したんだけど、みんなから色々言われてたの覚えてる?

その時、あなたは『そんなに言われるともらいたくても、もらえないよね』とくみちゃんに共感してくれてたの。あの中でそれを伝えるのはとても勇気がいったと思うよ。

それってくみちゃんの気持ちに寄り添ってたからだよね。本当にあなたがサイコパスならそんなことできないんじゃない?」

「それに、そもそも、他人の気持ちが分かる人なんているのかな?誰だってその人の本当の気持ちは分からないと思うよ。テレパシーが使える訳じゃないんだから」

その子はホッとした表情を浮かべながらその話に耳を傾けていました。

おそらく、自分がサイコパスと言われて嬉しい人はいないと思います。

それを嬉しがっているとしたら、それは感情が麻痺をしていて、悲しいけど悲しいと言えなかったり、つながり感の欠如からくる、人とは違う特別感を感じて、人と違うことで自分を満たしている結果だと思います。

子どものセルフイメージに関わることを伝える時は、ネガティブなものではなく、ポジティブなものを伝えてあげたいなと思った出来事でした。