二十代の女性
家はアパートの一階です。
色々な所から物音がします。
台所で、ガチャガチャしたり、
玄関が開く音がしたりします。
彼は夜中にうなされていました。
その事を言うと、
うなされたことは忘れています。
でも、彼も誰かが居る足音を聞いています。
アパートの付近は竹林や水路があります。
鑑定は。
(あなたは誰れ?
・・・・・子供
(相談者の子供ですか？
・・・・・わからない
(いくつなの ？
・・・・・分からない
(赤ちゃんですか ?
・・・・・はい
(何ヵ月の赤ちゃんですか、?
・・・・・6ヶ月
(誰の子供ですか、
・・・・・分からない
(相談者ですか、?
・・・・・いいえ
(この土地にいた人ですか？
・・・・・はい
(何百年前ですか、?
・・・・・昔
(この土地に相談者は居たことがありますか？
・・・・・はい
(それで、繋がるのですね。
・・・・・はい
(玄関を開けましたか？
・・・・・いいえ
(別の霊様が来てますか？
・・・・・はい
(誰ですか？
・・・・・曾祖父
分かりました。
これは、悪い霊様では有りませんでした。
今、住んでいる土地は
前世時に相談者が居たのです。
その為に引かれて住む様に成りました。
玄関を開けたのは
亡くなった曾祖父でした。
これも良く出てきます。
守護霊様として見守りに来るのです。
家の中には何人もの霊様が居ますが、
それは、其々に別の物なのです。
エアコンの下はこの霊様とか、
窓の下で鳴るのは
また、別の霊様です。
現れる場所があるのです。
おかしいですね。
ここが重要です。
交霊で、何度も誰なのか聞くのですが！
分からない、、、
と、返答します。
それは、霊様がまだ、
赤ちゃんだったからでした。
赤ちゃんは生きていると思っていて、
両親を探して部屋を
物色していたのですが、
それは、家族を探しているのです。
赤ちゃんが生きていた時は五百年
遥か昔でした。
当然に誰も居ませんから、
アパート中を探し回って居たのでしょう！
音を出していたのは
赤ちゃんの霊様だと確信しました。
ある日、彼がうなされて眼を開けた時に、
赤ちゃんを見たと話して言ったからです。
この部屋には赤ちゃんの霊様が
両親を探していたのですが、
赤ちゃんは死んだことが
分かっていない為に、
さ迷う霊に成っていて、、、居たのです。
両親も探しているのですが、
天国に居ない赤ちゃんは、
フラフラと現世の土地に居た人に
すがっていたのです。
交霊では、
こんな事もよく出てきます。
霊界は層が多くあり深すぎるので、
双方が探せないのでしょう！
赤ちゃんは今世、
霊様と成ってこの世に存在していました。
亡くなった両親は無事に
天国の霊界に上がれているのですから、
いる場所が違う事になります。
その事を教えてくれたのが、
守護霊様の祖父でした。
相談者は怖がっていたのですが、
引っ越はしなくってよいと伝わった事や、
悪霊では無いことが分かり、
ホッとしました。
ラップ音は赤ちゃんの仕業で、
ハイハイをして音を立てていたのです。
彼は突然起きた時に、
赤ちゃんの霊を見たことで、
今回の交霊と一致し、
真実なのだと悟りました。
私達は知らず知らずに
前世時の後を追っています。
住んでいた住所にまた
住むのですが。
それは、因縁でもありますし、
懐かしい場所でもあるのです。
その住民も当時と同じ人が入ってきて、
揉めているのでしょうから、
何らかの因縁の解消をしています。
今回は両親と赤ちゃんを会わせることが
出来ました。
前世時の友より。
松山光稲