まずはじめに、パラ卓球選手の土井健太郎さんが亡くなられた。

 

僕よりもずっと若く、でも僕よりもキャリアは長い、利発的でありジェントルな方だった。

 

31歳の若さだった。

 

あまりに急なことで、僕自身思考と感情の整理がつかない。

 

今はただ、ご冥福を祈ります、としか言えないけれど、ただただ、安らかに、康太郎さんやご家族と穏やかに過ごしてほしいと切に願う。

 

 

 

では、間が空いてしまったけれど、近況報告。

 

ここ最近忙しく、文章を綴る余裕が無かった。

 

いや、欲張って詳細を書こうとするから長文になる訳で、だから時間も要するという効率の悪さがそもそもにあるから余裕が無いという自らの首を絞めているのかもしれない。

 

という自虐を書く余裕すら本当に無かった。

 

でもまだ忙しさ、慌ただしさは継続中ながら、ホント久々に隙間時間を設けることが出来たのでいい加減に書き留めておく。

 

 

 

で、まずはじめに5月、台湾で開催された ITTF World Para Elite Taipei City 2026 に出場してきた。

 

今回はシングルスのみのエントリー。

 

なぜなら、フィジカルがまだ回復途上だから。

 

有難いことに海外の既知の選手からダブルスのオファーをいただいたりもしたのだけれど、無理はしたくなかったので敢えてお断りしシングルスのみということに。

 

で結果は予選敗退。

 

事前の予想通りの厳しいブロックとなってしまい、更に自分の悪い癖も出してしまい、全然良い部分の無いまま試合を終えてしまった。

 

ほんのちょっとだけトレーニングの成果を確認できた点もあった。

 

でもほんのちょっとだけ。

 

悩む、考えるポイントの方が圧倒的多数という内容で終えた。

 

けれど、この大会では新たな経験やチャレンジもあり、いつも以上に多くを学びより多くを収穫することが出来た。

 

結果は悔しいながらも充実した大会となった。

 

 

 

で、帰国し翌週末に今度は韓国での合同合宿に参加してきた。

 

金土日、2泊3日の結構慌ただしいスケジュールの合宿。

 

金曜日昼前に韓国着。バス移動(90分くらい)の車内で提供いただいたサンドイッチを摂取。韓国のパラ専用トレーニングセンターが会場で、到着後チェックインを終え直ぐにウェルカムセレモニー。その後夕方から夕食を挟み3時間強の練習。そして解散、就寝。

 

翌朝、韓国チームは6:20分からランニングをするという。

 

その話が本当なのか、僕らも参加していいのか、参加出来るのか、情報共有もされないままで(確認しなかった自分が悪い)、その後日本チームの集合時間(8:20)の連絡のみあり、じゃぁ無しなのか、冗談だったのかと予定時刻に集合すると本当にやったというから残念だった。

 

2日目は午前にしっかりトレーニング。午後は交流的ダブルスイベントマッチ。

 

夕方それが終わると、なんと韓国の選手たちが「美味しいコリアチキンを食べに連れて行く!」と企画してくれていたのでご馳走になってきた。

 

それは実に楽しい時間だった。

 

コリアチキンの美味しさを聞いてはいたけど食べるのは初めてで、あぁこれは癖になるわと思える味わい。

 

というか、韓国料理のイメージが今回僕の中でアップデートというか刷新された印象。

 

素直に美味しい、そう思えたし、その理由が何なのかもちょっとイメージ出来たので、今後の自身の調理にプラスしていきたい。

 

で3日目、今度は早朝のランニングがあるとかないとか、「絶対行きましょうね!」という選手もいたり、でも無さそうな雰囲気でもあり、こちらもあやふやなまま(しっかり確認しない自分が悪いw)、でも行かずに後悔するよりは行って空振りの方が良いと思い、6:15分にトレーニング場へ行く。

 

すると誰もいない(笑)

 

ギリギリになったら来るのかも、と淡い期待をしつつ清々しい朝の風を感じながら入り口で待つ。

 

すると、韓国NT選手でパラゴールドメダリストの男子選手が一人やってきたので「Do you run? 」と聞くと笑いながら「No」と答えてくれた。

 

その日のランニングは無かった(笑)

 

あとでその彼に確認すると、基本的にランニングは月~金で土日はやっていないということだった。

 

ち、やりたかったぜ、と反省。

 

そしてその日は現地の国際審判員も来場し交流ダブルスマッチが開催。

 

僕は韓国の同じクラスの女子選手とペアを組み、ベスト8で敗退となった。

 

最後のゲームはフルゲームで楽しめたし、僕自身終始楽しかったけれど、ペアを組んだその選手も「すごく楽しかった」と言ってくれたは僕もすごく嬉しかったし、この合宿自体を楽しく終えることが出来た。

 

そしてその後すぐにチェックアウトしバス移動、そして夜に帰国した。

 

 

 

今回の韓国合宿、去年の日韓国交正常化60周年を記念して始まった交流イベントの韓国での開催第1回目だったのだけれど、いやぁ、いろいろと高いレベルで日韓の違いを目の当たりにすることが出来、めちゃくちゃ勉強になった。

 

そのことを帰国翌日上司に報告すると、「チームで共有してほしい」という話になり、その為の資料作り等を行うことに。

 

上司のこういうインテリジェンスには心底感服するし、そうした社風にもまた誇らしさを覚える。

 

これとは別として、実は台湾遠征直前に資料作成というデスクワークをともなう案件が生じた。

 

台湾から帰国後にその打ち合わせをし、全体の構成を考え、イメージを作り上げ、韓国から帰国したらすぐに作業に取り掛かろうと段取っていて、そのプレッシャーが少なからず自分の中にあったのだ(でもそれは思っていた以上に効率よく終えることが出来た)。

 

が更に次の遠征に向けた事案が生じ、またその先の遠征に向けても思考を巡らせ続けていて(今なお継続中)、特に頭の中が稼働しっぱなしで落ち着く暇がないという感じ。

 

 

 

さらにさらに、韓国合宿の翌週には、毎年(というか年2回)参加させていただいている「卓トレ杯」が。

 

これはインクルーシブを謳った大会で、障害の有無はもちろん、性別や国籍、世代を超えて誰もが一緒に卓球を楽しみましょう!という大会。

 

言ってみれば健常者の大会なのだけれど、そこに僕を含め数名のパラ選手が参加させていただきみなさんと試合をする、一緒にプレーをするという大会。

 

今回も大いに楽しませていただいた。

 

フルゲームの競った試合を逃してしまったのが4つもあった。

 

これは深く反省、というか後悔というか…でも収穫も大きかった。

 

今取り組んでいることの手ごたえを得られたし、感覚的な変化を実感することが出来た点が一番の収穫。

 

またそれは見る人にも伝わっていて高評価をしていただけたりもしたのはありがたかった。

 

逆に、その結果新たな課題が生じているとも思えたので、それは今後のトレーニングに活かしていきたい。

 

 

 

そう、トレーニング。

 

これも台湾帰国後から慌ただしく動いている(笑)

 

スケジュールの組み方、パートナー、場所もあれば、テクニカル、フィジカル、メンタルとそのマネージメントも随時アップデートを繰り返し行っていく訳で、一言でいえば忙しい(笑)

 

更にその隙間にケアも入れ込んでいく。

 

僕は今まさに回復の途上で、であるが故にそれが他の箇所へも飛び火したりもするので、本当に気が抜けない。

 

韓国から帰国して翌日練習をし、火曜日目覚めると右手首に痛みがある。

 

なんで?

 

と騙し騙し練習を繰り返すも解決はせず、トレーナーや柔道整復師の先生に相談するも、それでも解決しきれず。

 

結局痛み止めを飲んで試合をするなど、あれ考えてこれ考えて…が今なお続いている。

 

 

 

更には、クラブチームのこととか、何かしら思考を巡らせる事案が次々とやって来て、ちょっと耳から煙が出そうな感じ(笑)

 

「あ、あれやらなきゃ」の連鎖が続いているのだ。

 

食材選びや調理をゆっくり楽しむなんて余裕もない(笑)

 

まぁ基本1人での活動だから仕方ない。

 

だからこのブログを綴るなんて思考も感情も、そして時間的な余裕も持てなかったのだ。

 

本当は台湾のことも韓国のことももっと詳細を書きたいと思うし、書けるエピソード(というかネタ)は様々あるのだけれど、それを書くタイミングを待つと2027年を迎えそうなので「とりあえず」を書いておく(笑)。

 

 

 

でも、慌ただしくやりつつも、その主だったものを選択しているのは紛れもなく自分であり、許容を超えることの無い範囲で行うという判断の上で、中長期的な視点である意味計画的に行っていることでもあるので、第一に自分の目的に向かう効率の良いトレーニングとコンディショニングを含むそのマネージメントを行えていることで、思考と感情は健全に維持することが出来ている。

 

これからも慌ただしい日々は続いていくし、アップデートも繰り返し行っていかなければならない。

 

なまじ海外の選手やチームのことを知れば、日本の選手が置かれている環境と比較しちゃいがちだけど、でもそれはそれ、これはこれ。

 

僕は日本に生きる日本人。

 

この土地で、この国で出来る事をやっていく。

 

そして、後悔の無い人生を自分で作り上げていく。

 

多忙さから思考や感情の点においてキャパオーバーのタイミングを迎えるようなことがあるとする。

 

でもそもそも、キャパの拡大を試みたことはあるの?

 

その為のトレーニングはやってるの?

 

もっと出来ることがあるんじゃね?

 

なんて自問もしてみる(から思考がオーバーヒートw)

 

とにかく、どうこう言う前にまずは自分で出来ることを最大限やらなきゃいけないよね?

 

と思う。

 

というまとめ。

 

慌ただしい日が続いているので、ここに書き込む頻度は落ちがちになるかもしれない。

 

なんて言ってるとゲリラ的にポンポン書いたりするかもしれないけれど(笑)

 

徒然なるままなので、ご容赦願う。

 

とにかく今は健太郎さんのご冥福を祈りつつ、自身の生活や活動にも細心の注意を払い、未来の自分を後悔させないよう今をしっかり頑張っていきたい。