2026年最初の大会に行ってきました。
今回は自身初となるオーストラリア。
しかもゴールドコーストでの開催。
と言っても観光等は無し、ただただ試合に集中するのみでした(笑)
で、結果は以下のとおり。
シングルス:準優勝
男子ダブルス(MD8):準優勝
ミックスダブルス(XD7):ベスト8
この結果は嬉しい限りです。
それぞれ目標としていたラインを超えることが出来たのもあれば、コンディションでも不安材料を抱えていたので大丈夫かな?と気にしていた点もクリアすることが出来たので、多角的に次につながる実感を得たことが高評価出来ます。
プレーそのものは力むことなくほぼ普段通りに出来てフィジカルを含むトレーニングの成果を実感出来たし、メンタルにおいても成長を実感出来る内容でした。
実は大会前から身体を少し痛めている箇所があり、試合当日は痛み止めを飲んでプレーするという人生初(笑)の試みもありましたが、まったく問題なく動かすことが出来たのも幸いでした。
シングルスは予選で対戦した相手と決勝戦で再戦に。
予選はフルゲームだったので次こそはと意気込んでみたところ、逆にストレートでの敗退となってしまったのは悔しい結果に。
お互いに思考を巡らせて対策を練った上での決勝戦となったわけですが、その部分で相手が上回っていたと思えるのが今回の一番の反省点であり収穫ポイント。
これを今後に活かしていきます。
男子ダブルスはアメリカ人選手との初のペア。
これまでの大会で何度か会場で見たことある、という程度で話したことも無ければ詳細も認識していない選手でしたが、彼からのオファーを受け組むことに。
会場で初めて挨拶し、シングルスが全て終わってからダブルスの練習を行う為、一緒に練習したのはトータルで1時間程度。
でも、海外の選手とのペアリングは毎回そんなものなので不安は無し。
もっとも重要なのは相手を信頼でき、そして信頼してもらえるかどうかという点。
言葉も違うので言語による意思の疎通も限られてはくるものの、でも大人なら誰でも「人を見る目」はそれなりにあるから、「あぁこいつなら大丈夫だ」「こいつは悪い奴じゃない」と肌感覚で判断出来る訳で、その部分で信頼できるかどうか、肌に合うかどうかが最も重要だと僕は考えています。
その点、今回の彼はまさにナイスガイで、まず裏表のない正直な、素直な男性で、それでいてクレバーで、そして頑張り屋というか実直な印象の選手でした。
だから心から信頼のおけるパートナーであり、頼ることが出来たし、自分のことに集中することが出来た、その結果、準優勝を勝ち取ることが出来たのだと思います。
僕は本当に人に恵まれている。
これまで海外の選手と複数ペアを組ませてもらったけれど、みんなすごく良い「人」ばかりだったし、信頼のおける選手ばかりでした。
それを振り返ると、当時の自分の力の無さを反省するし、今の自分であればという思いがあったりもするのですが、そういう反省や悔しさを糧とし、今後に活かしていこうと思うのでした。
ミックスダブルスは日本人同士のペアで、これまた初の組み合わせ。
同じ日本人選手ではあるものの、住まいが異なるので国内で一緒に練習したのはペアリング決めた1月の合宿時の数十分のみ。
会場での練習も試合直前の僅かなだけだったけど、先述した通り海外の選手とのペアリングの経験からそれで十分という考えもあれば、その僅かな時間で確認したい内容も自分の中では明確であり、その確認が出来さえすればあとはOKという感覚。
でも相手もそうなのかはまた別問題なので、そうした点も相性においては重要な要素になるのかもしれないから独りよがりは禁物(笑)
ミックスダブルスは3クラスがコンバインドするということになり(僕らのエントリーはその真ん中のクラス)、予選を通過し準々決勝で優勝候補にフルゲームの大接戦で敗退。2ゲーム連取からの逆転負けだった。
悔しいけれど、逆にここまで出来た点は評価できるし、学びも多く得られたので今後に活かしていきたい。
今回の大会は初の試みがあって、それを体験できたのはすごく良かった。
というのは、試合時における「マルチボール方式」の採用。
マルチボール方式というのは、複数のボールを使って試合を行うというもの。
これまでは事前にボールを選び、そのボール一つで試合を行うというものだった。
だからプレー後には毎回ボールを拾わなければならないし、その分時間と手間を要していた。
けれどマルチボールになるとその時間と手間が省略出来るから進行もよりスムーズになるし、オリ(健常者)の世界大会ではそれが一般的になってきている。
パラでは今回車椅子のクラスに限ってだったけれど、その試みが行われたのは高く評価したい。
選手一人につき10個のボールを選択するというもの。
ただし、フロアにボールが転がったままのプレーになるし、隣のコートにボールが飛んでいったままで(その間隣のコートはプレー中断)、自分のコートでは試合を進行出来るけど、だからって進行しちゃうと逆に隣からボールの返却が出来ない、なんて事例もあったからそこはこれから詳細を詰めていく必要があるだろうし、そうした点をフィードバックできたことも良い経験になったのでした。
自身初のオーストラリア。
ブリスベンへの直行便で、ゴールドコーストへはそこからバスで1時間と少しの距離。
宿泊先は有名なビーチ「サーファーズ・パラダイス」のすぐ側。
選手達からも「絶対に行った方が良い!」「Must!」と連呼されるようなロケーションだった。
が、結局は行けずじまい。
まぁ仕方ない。
いつもながら、観光で来てるわけでもなく、あくまでも「試合」で来ているので、その為の準備が最優先。
僕の場合、障害を有する訳だから何事にもより多くの時間を有する。
でも一日24時間は皆平等。
だからこそ、タイム・マネージメントはより重要で、コンディションを考えて行動を選択すると、多少時間があったとしても、万が一を考え外に観光に行くとか買い物に行くというのは簡単には出来ないのだ。
実際今回はゴールドコーストの観光地ど真ん中であったにもかかわらず、外に出たのはホテルのすぐ近所のスーパーへ行っただけ。
魅力的なお店が多々並んでいたのはバスの中から毎日見ていたけれど、どこにも行かず、食事も全てホテルで用意されたもので済ませた。
それが美味しかったから不満は全くないのだけれど。
オーストラリアはすごく素敵なところだった。
「魅力的な」という形容がまさに相応しいところ。
なによりもまず空が広い。
そして緑が豊か。
海も見渡せれば水面の美しい川も多々あり、とにかく自然が豊かなのだ。
シドニーやメルボルンはもう少しざわついた街だそうだが、僕が滞在したゴールドコーストは自然が豊かで、自然の中に人間社会が存在しているといった印象。
フィンランドでも同様の印象を覚えたけれど、ゴールドコーストの方がよりビビッドな感覚で、だからこそ共存感がより明確であり分かりやすい。
そして食事も美味しかった。
まずその素材の良さを感じた。
特に魚。
「うわっ!」
と思わず声を上げるほどのクオリティを感じた(笑)
味付けは様々で、「テリヤキ」「スプリング・ロール(春巻き)」など日本馴染みのものも多々あれば、サラダにはパクチーが多用されていたり、スープや肉料理には強めにスパイスがあしらわれていたりと、むしろどれが「オーストラリア伝統」なのか分からなかったけれど、マッシュルームたっぷりのブッフ・ブルギニョンがあったり、牛の赤身(とスジ)の煮込みがあったりと、いずれも美味しく楽しめた。
そしてオーストラリアと言えばコーヒーだと聞いていたのだけれど(ビールやワインは対象外w)、そのコーヒーもホテルで飲んだだけで語ることは出来ないが、そのホテルのコーヒーのクオリティの高さから、コーヒー文化の豊かさを想像することも出来た。
食事にしてもコーヒーにしても、口にするものはどれも美味しかったし「ハズレ」は無かったのがむしろ印象的。
逆に魚料理はどれも「アタリ」だった。
2026年の初戦を良い感覚で終えられたのは幸い。
ポイントを獲得し、手応えを獲得し、課題も獲得し、この先へ効率よく進めていきたい。
今はまず身体のケアをしっかり行うタイミングを迎えているように思うから、その判断を誤らないように気をつける。
トレーニングにも細心の注意を払って行うようにする。
身体が資本とよく言うけれど本当にその通りだし替えは利かないので、まずはケアとベースアップに注意して取り組んでいく。
まず注意すべきは花粉か(笑)
インフルもあるようだし、色々予断を許さない。
最適な食事で健康状態を作り上げる。
その点オーストラリアの食事は本当に良かったなぁ(笑)
多分、食材の冷凍、あるいは乾燥率がかなり低い。
野菜の栽培におけるルールも日本とは異なると思う。
憧れる(笑)
自分がどれだけ忙しないかを思い知らされたオーストラリア(笑)
もう少し、穏やかでいてもいいかもしれない(笑)