沼層の化石 【 ズングリアゲマキ 】 | 関東化石採集の旅

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連夜で更新しています。沼層の化石シリーズ第三段!
今夜は『 ウラカガミ 』と同じ上部の泥層から採集できる二枚貝です。





離弁の個体標本

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キヌタアゲマキ科
和名 : ズングリアゲマキ
学名 : Azorinus abbreviatus ( Gould , 1861 )
殻長 : 41.29mm
殻高 : 19.60mm
産地 : 千葉県館山市正木 ( 平久里川 右岸 )
特徴 : 殻は前後にのびた長方形でやや小型。殻質は薄く、膨らみは弱い。殻表は平滑で、殻頂から腹縁へ浅くくびれる。
現生種は、房総半島以南、中国大陸南岸、東南アジア、インド洋の水深10m~80mの泥底に生息。





合弁の個体標本

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殻長 : 38.01mm
殻高 : 18.90mm
殻幅 : 7.80mm
産地は同上


※ 上総層群や下総層群から採集したことはありません。やはり泥層で貝化石を採集していないことが原因でしょうね。


では、また、明日!(^-^)/