沼層の化石 【 ウミギク 】 | 関東化石採集の旅

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今夜は1月17日(日)の帰りがけに最後の最後に採集した貝化石です。
沼層以外の産地からは採集したことは全く無い、化石としては極めて珍しい種類です。

カキ礁 ( サンゴ礁 ) の中から採集できます。




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ウミギク科
和名 : ウミギク
学名 : Spondylus barbatus ( Reeve , 1856 )
殻長 : 83.31mm
殻高 : 114.20mm
殻幅 : 60.18mm
産地 : 千葉県館山市正木 ( 平久里川 右岸 )
特徴 : 殻は不規則な長卵形で大型。右殻は左殻よりも大きく、右殻の殻頂部で地物に固着する。やや強く膨らむ。殻表に多数の放射肋があり、その中の数本は太く、その上に幅広い鰭状の刺を生じる。

現生種の殻色は、変異に富むが、赤褐色~紫褐色の個体が多い。房総半島から沖縄までの水深20m以浅の岩礁底に生息。

※ 採寸は棘の先端も含めて計測をしています。


明日も更新する予定です。
お楽しみに!(^o^)