掛川周辺の化石 板鰓類編 【 Squalus sp. 】 | 関東化石採集の旅

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今日も残暑が厳しい1日でした。
畑仕事も暑くて昼まで続きません。
明日も朝から畑仕事です!

さて、今日は『カスザメ』です。
とてもサメの仲間とは思えない姿をしており、どちらかと云えばエイの仲間みたいです。

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『カスザメ』の体長が1~2m程度であることから、サメの歯もとても小さい物が多いです。




外側面 ( 頬側面 )

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内側面 ( 舌側面 )

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上からの画像

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カスザメ目カスザメ科
和名 : カスザメの一種
学名 : Squalus sp.
歯牙最大高 : 3.73mm
歯根幅 : 4.24mm
歯冠幅 : 1.51mm
歯根厚 : 2.41mm
歯冠厚 : 1.38mm
産地 : 静岡県掛川市大字遊家
産出層 : 掛川層群 大日層







外側面 ( 頬側面 )

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内側面 ( 舌側面 )

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上からの画像

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後面観

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カスザメ目カスザメ科
和名 : カスザメの一種
学名 : Squalus sp.
歯牙最大高 : 5.90mm
歯根幅 : 5.16mm
歯冠幅 : 2.34mm
歯根厚 : 3.51mm
歯冠厚 : 1.62mm
産地 : 静岡県掛川市大字遊家
産出層 : 掛川層群 大日層

【特徴】
上から見ると三角形で平状の歯根であり、歯冠は細く鋭く尖り、切縁には鋸歯が無い。
産出頻度は普通。

※ 全て篩がけにて採集した。




如何でしたか? (^.^)
次回は『ネコザメ』です。