「私の夫と結婚して」ナ・イヌ、パク・ミニョンの命を脅かすイ・イギョンに怒り…留置場の対立

 

 

※あらすじ・ネタバレになる内容が含まれています。

ナ・イヌとイ・イギョンが並んで留置場に閉じ込められた。

19日、結末までたった2話だけを残したtvN月火ドラマ「私の夫と結婚して」でユ・ジヒョク(ナ・イヌ)とパク・ミンファン(イ・イギョン)が同時に警察署の留置場に監禁された現場が公開され、注目を集めている。

パク・ミンファンは、まるで戻ってきた恋人のように親しくしてきたカン・ジウォン(パク・ミニョン)に騙されたという事実を知り、怒りを危険な方法で表した。 深夜、会社に一人で残ったカン・ジウォンを訪ねただけでなく、殺すためには確実にしろという言葉に刺激ボタンが押されて殺気を吐き出しまくり、カン・ジウォンの首を絞めた。 その時、ユ・ジヒョクが現れ、パク・ミンファンを蹴飛ばし、カン・ジウォンはかろうじて危険状況から抜け出すことができた。

公開された写真の中で留置場の世話になったユ・ジヒョクとパク・ミンファンの姿が興味をそそる。 カン・ジウォンをめぐって多くの事件を経験したユ・ジヒョクとパク・ミンファンが結局、警察署まで来ることになった理由が好奇心を誘発する。

どうにかしてカン・ジウォンを守ろうとするユ・ジヒョクと自身の安全のためならカン・ジウォンを殺すつもりも厭わないパク・ミンファン。彼らの殺伐とした対峙戦の結果が注目される。

熱い対決を繰り広げるナ・イヌとイ・イギョンの顛末はきょう、19日(月)夜8時50分に放送されるtvN月火ドラマ「私の夫と結婚して」15話で明かされる。

 

 

 

 

 

「私の夫と結婚して」15話、イ・イギョンが墜落し始める

 

 

tvNドラマ「私の夫と結婚して」15話(視聴率11.1%)では墜落し始めたミンファン(イ・イギョン)の様子が描かれた。

ミンファンの手で首を絞められたジウォン(パク・ミニョン)が「こんなふうにパク・ミンファンの手で死ぬのかあ」と思いながら徐々に意識を失っていく時、ジヒョク(ナ・イヌ)が現れた。ジウォンは病院に運ばれ、ジヒョクとミンファンは暴行罪で連行された。

ジヒョクと共に留置場に入れられたミンファンは「俺がお前の人生を終わらせるから覚悟しろ」と脅迫し「俺はこれ以上降りたくても降りるところがない、誰かさんのおかげで」と悔しそうにした。

ジヒョクは「お前を台無しにしたのはジウォンではない。そのクズのような人間性だ」と情けなく思っていると、「人をこんなに殴るお前の人間性が高級な人間性だと思っているのか」とミンファンが反論するので「お前は自分が不利な時は平等を求め、有利な時は力のままにするんだろう?お前の人生はもう行くところがないと思っているのか? 違うぞ」と笑った。

ジヒョクだけが留置場から出られると、ミンファンは「どうして有力者ばかり」とつぶやいた。警察署を出たジヒョクはソクジュン(ハ・ドグォン)に「パク・ミンファンは今日付で解雇だ。パク・ミンファンが私債を使ったことがあると言ったね?取り立ての圧力をかけてくれ。債券をわれわれが買ってもいい」と指示した。解雇通知と各債務償還圧迫に苦しめられることになったミンファンは「金が少しあった」とスミン(ソン・ハユン)の金に手を付け始めた。

 

 

 

 

 

 

“大ヒット”「私の夫と結婚して」、BoAの登場以降“ドロドロ愛憎”ドラマになってしまった?…原作通りに描く難しさ

 

 

tvNの月火ドラマ「私の夫と結婚して」が、放送終了を控えている。同ドラマは、代表的な回帰物(人生やり直し系)だ。主人公のカン・ジウォン(パク・ミニョン扮)が、自分の親友チョン・スミン(ソン・ハユン扮)と不倫関係に陥った夫パク・ミンファン(イ・イギョン扮)に第1話で殺害された後、10年前に戻って彼らに復讐(ふくしゅう)し、再び人生を生きる転生ドラマだ。ここでは、ジウォンを手伝う男ユ・ジヒョク(ナ・イヌ扮)も死に、人生の2回目を生きるキャラクターだ。

「財閥家の末息子」(2022)以降、転生ドラマが多くなった。最近まで「マイ・デーモン」(SBS)、「もうすぐ死にます」(TVING)など、回帰物は少なくない。転生ドラマが多くなった理由は、“今回の人生は失敗だった”と考える(日本語風に言うと)“オワタ”という情緒が、若い世代の脳を支配するしかないほど、現実が大変になったからである。このために、Webコミックや小説などのコンテンツの原型が、人生を2回送るストーリーを楽しんで扱う。

作家でもある韓国の法輪和尚は、即問即説の中で「大変な思いをして暮らしている。どうすれば幸せになれるでしょうか?」と尋ねるある傍聴客の質問に、「この時まで大変に暮らして来たのなら、今後も大変な思いで暮らしていくだろう。“習”という言葉がある。これまで暮らしてきた通り、暮らすしかない。変わるのは大変です」と話した。正確なソリューションだ。

「つらいから」という即問について、「青春だ」という即説よりは、「病院に行かなければいけない」「つらさを感じるしかない」のような現実的な処方が必要な時代だ。

ここで、転生ファンタジーはより生まれるわけだ。ドラマ「私の夫と結婚して」は、カン・ジウォンの2回目の人生を描いている。しかし、思ったほどスカッとした状況にはならずにいる。

何故なら、中盤と終盤でほとんどマッチャンドラマ(=ドロドロの愛憎劇)のような姿を見せているからだ。それは、ユ・ジヒョクの元婚約者オ・ユラに扮(ふん)し、あくどい面を見せているBoAの登場時期と一致する。

ドロドロとすっきりは違う。“n番目の転生”ストーリーは人生史に対する欠乏、新しい人生に対する熱望を正確に把握しなければならない。単純に、はめられた人を線で規定するよりは、善と悪の境界で主体(私)に対する深みのある理解が必要である。ドーパミンの噴出で終えてはいけない。

だが、「私の夫と結婚して」でBoAのキャラクターは、単純に悪女だ。第14話でオ・ユラは、カン・ジウォンを殺害しようとして失敗したチョン・マンシク(ムン・ジョンデ扮)とペ・ヒスク(イ・ジョンウン扮)を密航させようとしたが、突然2人を殺害することに決め、「私、人が死ぬところ初めて見た」と話す。

BoAは、死を前にした彼らを見ても、むしろ笑いを浮かべるオ・ユラのソシオパス的な一面を、狂気が立ちこめたまなざしで演じた。元婚約者を奪うために人を密航させ、拉致・殺害まで指示するが、狂気という言葉以外には、何なのかを把握しにくい。ここに、元婚約者ユ・ジヒョクはなす術がない。

BoAのキャラクターは、ドロドロドラマだった「ペントハウス」に登場しても、少しも違和感なく、すぐに打ち解けて交ぜられるキャラクターだ。

BoAが、このように悪いだけのキャラクターを演じる時は、演技がキャラクターに埋もれてしまう。演技が上手なのか、そうでないのか分かりにくい。そのため、BoAにはキャラクターの可能性の問題と演技力、その上ビジュアル(オーバーリップ)などに対する議論まで言われるようになった。

むしろ、ラブコメの女王でもあるヒロインのパク・ミニョンが、序盤と雰囲気が非常に違うドロドロ的状況にも、演技で適応力を見せているのが不思議なくらいだ。

パク・ミニョンは、心温まるヒーリングロマンスドラマJTBC「天気がよければ会いにゆきます」にも似合うし、ますます残酷になっていく「私の夫と結婚して」の後半のドロドロ的状況にも似合う。パク・ミニョンは、対極なドラマにも幅広く起用されるスペクトルが広い女優だ。

またイ・イギョンは、ヒロインを苦しめる加害者であり悪役だが、とても情けなくて非難を思いのほか受けることになり、表と裏が違うソン・ハユンは今回のドラマで最高の受益者だ。

もちろん不倫や復讐ドラマの叙事を込めた「私の夫と結婚して」が、パク・ミンファンとチョン・スミンが結婚後には刺激的なコードを植えずには、叙事を持っていきにくい力がある。

そのため、原作のWebコミックをほとんどそのまま描く方法を選んだものと思われる。しかし、Webコミックというジャンル形式は、そのままでも良いが、映像コンテンツに似合うためには、ある程度の脚色が必要だ。それで破滅者発生という“復讐ミッション完遂”に劣らず“新しい人生設計”というジャンル的活用にも、気を使わなければならない。それでこそ、ドラマ離れは起きないというわけだ。

 

 

 

 

 

「私の夫と結婚して」、憎たらしいイ・イギョンの最後に最高視聴率13.9%

 

 

※あらすじ・ネタバレになる内容が含まれています。

ドラマ「私の夫と結婚して」で、イ・イギョンが最後を迎えて最高視聴率まで視聴率が上昇しました。

韓国で19日放送されたtvNの月火ドラマ「私の夫と結婚して」の第15話では、カン・ジウォン(パク・ミニョン)のどん底運命を仲良く分けて受けたパク・ミンファン(イ・イギョン)と、チョン・スミン(ソン・ハユン)のすさまじい悪あがきが没頭度を最高潮に導きました。

これに対し第15話の視聴率は、首都圏世帯基準平均12.2%(ニールセン・コリア有料プラットホーム基準)、最高13.9%を記録したし、全国世帯基準平均11.1%、最高12.9%を記録、首都圏と全国の全チャネルで同時間帯1位になりました。

長い悪縁の終わり、ついにどん底だった運命を彼らに返す番。 復讐と愛のすべてを完ぺきに勝ち取るカン・ジウォンの“運命開拓”その最後の話が繰り広げられる「私の夫と結婚して」の最終回は、韓国で20日午後8時50分に放送されます。

 

 

 

 

 

「私の夫と結婚して」女優パク・ミニョン、本日(20日)の最終回を前に感想明かす…「私は祝福されたと思っている」

 

 

パク・ミニョンの2回目の人生が成功か否か、ついに明らかになる。

tvN月火ドラマ「私の夫と結婚して」が20日(本日)、第16話で最終回を迎える中、主演のパク・ミニョン(カン・ジウォン役)、ナ・イヌ(ユ・ジヒョク役)、イ・イギョン(パク・ミンファン役)、ソン・ハユン(チョン・スミン役)、イ・ギグァン(ペク・ウンホ役)が、作品が終わる感想を公開し、心残りを解消してくれている。

まず、自身の運命を切り開いていくスカッとするヒーロー、カン・ジウォン役で体と心を尽くして闘魂を繰り広げたパク・ミニョンは、「幸いにもとてもたくさんの方々が愛してくださって、みんなが明るく笑いながら結末を迎えることができるようだ」と、感想を伝えた。加えて、「私は祝福されたと思っているし、感謝の気持ちだ。今後の演技人生にも多くのことが変わっていくように思う」と、作品に向けた特別な愛情を見せた。

続けて、純情な愛を貫くユ・ジヒョクを通じて、海より深い愛を見せたナ・イヌは「まだ実感がなく、明日また起きて現場に行ってしまうかもしれないが、とても名残惜しい気持ちだ」と、本音を打ち明けた。ここに、「出演者の皆さん、スタッフの皆さん、本当に苦労したし、視聴者の皆さんも本当に愛している」という言葉で、温かい愛の告白を告げ、ジーンとさせた。

また歴代級のクズ事件を起こす“国民の悪役”パク・ミンファンとして活躍したイ・イギョンは、「終わりなので気分が良い。悪い演技から離れることができて、ちょっと身軽だ」というリアルな感想を明かして、笑いを誘った。さらに、「皆さんがたくさん愛してくださったおかげで、悪いやつという表現がそのように悪く聞こえなかった。『私の夫と結婚して』に多くの愛を与えてくださり、感謝する」と爆発的な声援を送ってくれた視聴者に向けた感謝のあいさつも忘れなかった。

天使のような顔で薄気味悪い本性を持ったチョン・スミンを完ぺきに表現した、ソン・ハユンは「スミンを演じながら、少し恐ろしい部分もあるにはあった。『これは本当の感情なのか、偽物なのか』を数えきれないほど悩んで、16話まで走った」と、キャラクターに置いてもう烈に悩んだ跡を見せた。それだけでなく、「最後の撮影というのがまだ実感がなかったりするが、また別の人生を生きていくでしょ?」として、次の出会いを約束した。

最後に、恋愛下手なスターシェフのペク・ウンホに扮(ふん)したイ・ギグァンは、「6~7か月間撮影したが、雰囲気が全体的に本当に良かったと思っていて、胸がいっぱいだ。一生懸命に参加した甲斐があるかなと、このような考えが浮かんでカッコいい演技で、最後まで最善をすべて尽くす」と、活力みなぎる末のあいさつを話し、笑顔を見せた。

このように、「私の夫と結婚して」は20日(本日)、最終回のみを残しており、そのいつにもまして熱い反応が続いている。運命を切り開くために最後まで対立して戦ったカン・ジウォンの2回目の人生は、どのような姿で終わるのか、また彼女の将来を絶えず妨害してきた人々の末路にも好奇心が集中している。