2.おひかりの正体とは!? | パラミタ、発動す

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日々感じたこと、読んだ本のこと、聴いた曲のことなど、書きたいことを書いています。


09.2.15
神慈秀明会の信者としての象徴、「おひかり」。光と書かれた文字を絹の袋で包み、絹や金、プラチナ等の紐で結んで首からかけていますが、文字はもともと岡田茂吉教祖の直筆を複写して、会主が祈りにより、入魂したものであることは誰もが知っていることでしょう。
入魂って一体なんなのでしょう。神社仏閣のお守もそうですが、祈祷して、どんな霊験あらたかな魂が宿るというのでしょうか。まさにナンセンス。そんな小さなただの物体に神霊が宿るわけがないのです。ですから、どんな力も全くありません。
私たちは宇宙を創造された大霊の一部であり、神の子としての魂・心を持っています。そんな私たちが偶像を拝む必要はないし、「おひかり」などなくても、神と心はつながっていますし、光を出すことだってできるのです。
ただの「モノ」である「おひかり」をうやうやしく扱ってしまうところに、すでに洗脳が始まっているのです。ましてや袋を交換した時に髪の毛が入っていたり、落としてしまったりしたら、「お詫び」となって、「何人導きなさい」とか「○○万円を献金しなさい」とかを強要され、それに従うなんて、洗脳以外のなにものでもないのです。
どうやって洗脳するかというと簡単なこと。「先祖の因縁で病気になったのですよ」「あなたの曇りを取り除くいいチャンス」「このままだと、家族に何が起こるかわからないですよ」とヤクザまがいの脅しを平気で言うのです。いわゆる恐怖信仰というもので、これにより、狂信、盲信に陥り、恐くて辞めれない。家庭を顧みず、家には帰らず、借金してまでお金を注ぎ込み、家庭は崩壊、親戚縁者まで巻き込み、一族で夜逃げなんていうのもたくさん見てきました。
マルクスが宗教はアヘンより恐いといったのもうなずけます。
話は横道にそれましたが、「おひかり」だけでなはく「ご神体」「お屏風観音様」もまったく同じ。単なるコピーした複写物。それに何万、何十万も払うなんてなんてバカげたことでしょう。そんなモノに神霊は宿ったりしません。神霊は一人ひとりの心の中にあるのです。

◆龍神の正体とは!?
09.2.16
岡田茂吉教祖は、自分の守護霊を金龍神だと言っていますが、哀しい発言です。
そもそも龍神とは、中国の伝説上の生き物で、天地を支配する神だといわれています。しかし、龍神という神は存在しません。日本では八百万の神と言われ、海外でも無数に神と呼ばれる存在がありますが、神は、この宇宙の創造主である唯一無二の大霊。神はこの宇宙を生かす、物理的法則であり、光そのもの。龍神をはじめ、神話の世界の神々や宗教に登場する神は、すべて人間が作り出したものなのです。
例えば、七福神の大黒天や恵比須天、弁財天などの神は存在しません。そういう働きをする役目を担った人を大黒天と読んだりはしますが。
では、龍神とは一体なんなのでしょうか。答えは簡単、ヘビです。年季の入った大蛇などを霊視して龍神と呼んだのでしょう。ただし、動物も神の子です。忌み嫌われる存在であるヘビといえど神の子であり、そのことをよく悟り、動物霊を正しい方向へ導く真の「稲荷大明神」と呼ばれる諸天善神(もちろん神ではなく、そういう役目の人。いわば天上界での動物飼育係みたいな人のこと)の使いとして働くヘビは黄金色をしています。
新興宗教では龍神とつながっていることを誇らしくアピールしているのをよく耳にしますが、そういう宗教団体には決して近付いてはいけません。
宗教の布教活動は今や、お金を目当てに新規の信者を獲得するためとなっています。「お金」を求めるとヘビが寄ってきます。ヘビは人の欲望を象徴した必要悪ともいえる存在で、欲望=金となるため、多くの宗教、特に新興宗教ではヘビがとぐろを巻いて牛耳っているのです。
ヘビを好きな人っているでしょうか。そんなヘビを神といって崇め、拝むなんて、愚の骨頂というか、哀れとしかいいようがありません。