昨年末に購入した
「お母さんのらねこのおはなし」
という絵本。
何をきっかけに知ったのか、どこからどうたどり着いたのか、
もう忘れてしまったんですが、
昨年の夏~秋頃に、エイベットさんのブログ☆で、
この絵本のことを知りました。
大阪の方では譲渡会会場で販売されているようでしたが、
さすがに買いに行くことも出来ず・・・
購入方法もわからずにあきらめかけていたんですが・・・
ダメ元でメッセージをお送りしたら、とても丁寧な返信をくださって、
販売元のハッピータビークリニックさん☆をご紹介いただいて、
数冊購入させて頂きました。
(たくさんの方にご覧頂ければと思い、保護猫カフェさんや、譲渡会をされる方等に託しました。)
TNRのことが、とてもわかりやすく描かれています。
そして、獣医師さんが描かれたイラストが、
温かくてかわいいんです。
お母さんのらねこが、5匹の仔猫を産むところから始まるお話は
決してほのぼのとしたものではありません。
お母さんは仔猫を一生懸命育てるのですが、
お外で暮らす猫さんたちの暮らしは厳しく、
子猫は次々に命を落としてしまいます。
読みながら、思わずほろっとしてしまいました。
(生き残った子猫とお母さん猫は、それぞれ幸せに暮らしますのでご安心を(^_^))
職場の人や、知人にも読んでもらいましたら、
「恥ずかしながら、知りませんでした・・・」と。
たぶんそういう人たちの方が多いんだと思います。
ほんの2年くらい前までは、私もそうでした。
他の地域のことはわかりませんが、私が住む地域では、
まだまだそういう方たちが多いように思います。
大人でも十分読み応えのある絵本です。
子どもたちには少し難しいところもあるかもしれませんが、
ルビが振られていてとても読みやすいし、
疑問に思ってくれたら、それはそれで良いのかな・・・と思います。
まずは現状を知って、考えて頂けるきっかけになったら・・・
そんな絵本でした。