エタ神様 | ちまたの都合

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ほんとのホントに
他愛のないヒトリゴトです。

ここ数年続いているコロナ騒動ですが、

影の功労者…というか、
皆当たり前に使ってますが、
これがなければ世界はどうなっていたのか…
というくらい大きな存在だったのが、
 
『エタノール』
 
細菌やウィルスに強力な殺菌作用があって、
日常の手指消毒や、医療用途での消毒など
まさに八面六臂の大活躍!!
 
さらに
シュッとかけて
サッと除菌して
パッと消える、という
スマートな仕事っぷり。
 
ということで、
エタノール…いや『エタ神様』には
MVPを差し上げたいと思います。
 
そんな『エタ神様』ですが、
過去のパンデミック(流行病)でも
もちろん使われていました。
 
古くは1918年の「スペイン風邪」
ただこの頃は高価で大量生産が
困難だったため、
普及するまでには
至らなかったそうです。
 
その後の「香港インフルエンザ」
「エボラ出血熱」では
エタノールは普及していたため、
広く使用されて効果をあげていた…
ということです。
 
ちなみに、エタノールに
消毒作用があることが判ったのは、
1892年フランスの
ルイ・パスツールという医師が
発表した研究が始まりだそうです。
当時、画期的な発表だったそうで、
その後現在に至るまでエタノールが
消毒に欠かせないツールとして
使用されています。
 
言うことなし!の『エタ神様』ですが、
主に石油化学製品から
作られているということ、
合成の際には有害な化合物が使用される、
などの課題点もあり、
その課題に対して各製造メーカーも
環境負荷を最小限に収められるよう
技術開発を進めている…ということです。