金魚 | ちまたの都合

ちまたの都合

ほんとのホントに
他愛のないヒトリゴトです。

今日は、
月一の木曜休みの日…ってことで、
何気にケーブルTVで
探偵モノのドラマを観てました(^^)

そこに、
劇中のキーワードとして、
北原白秋の詩が
使われていたんですが、
私的にちょっとショックを
受けてしまいました(u_u)


「金魚」っていう詩です。



母さん、母さん、どこへ行った。
紅い金魚と遊びませう。
 
母さん、帰らぬ、さびしいな。
金魚を一匹突き殺す。
 
まだまだ、帰らぬ、くやしいな。
金魚をニ匹締め殺す。
 
なぜなぜ、帰らぬ、ひもじいな。
金魚を三匹ねじ殺す。
 
涙がこぼれる、日は暮れる。
紅い金魚も死ぬ死ぬ。
 
母さん怖いよ、眼が光る。
ピカピカ、金魚の眼が光る。



旧漢字は変えさせて頂きました^^;

…にしてもなんか怖いですね(^^;;

大正10年に発表された童謡!で、
当時も大きな反響を呼んだそうです。