​ 観るチカラを、生きる糧に。 ー SCREEN(私設)研究所 -237ページ目

​ 観るチカラを、生きる糧に。 ー SCREEN(私設)研究所

観る映画が、あなたの、わたしの、人生のヒントになる。
ここは、SCREEN(私設)研究所。

潜在数秘術×映画で
「観る」ことと心の関係を
映画を通して読み解いていきます。






新任の数学教師が
そのクラスで初めての授業をする。
 「ノートはとらなくていいよ」
と話し出すのは、自分の幼い頃の話。

なぜ数学を目指したのか。



家政婦をしていた母と、
その“勤め先”のご主人・・・交通事故から
 「記憶が80分しかもたない」
数学博士のこと。






当時10歳の彼(先生)は
 “頭が平らだから”
と「√」(ルート)と呼ばれた。
そして母子共々、博士からたくさんの“数”の話を聞く。



大抵の家政婦さんと、大抵の10歳にはついていけないだろう、
整数や約数や階乗やら友愛数の話・・・
なにしろ博士には1時間20分前の記憶がない。
博士のポケットには、いつも紙と鉛筆が入ってる。
上着のあちこちに安全ピンでとめたメモ。
博士にとっては毎日が事故の翌日。



母は毎朝、出勤すると
玄関先で靴のサイズを尋ねられ
 “実に潔い整数”の話を聞く。



子は、博士に会うたび
 「実に賢そうな心がつまってるな」
と両手で頭をなでられた。
母子は、お互いに“博士の前で
「その話はもう聞きました」
とは言わない”約束をする。



「時は流れず」・・・博士の中にはない時の流れも、
周りには、ある。
些細なきっかけから、母は家政婦としての担当を外される。
だけど子どもからみれば博士は友達。
それが、博士の義姉を怒らせてしまう・・・



これ観ると、数字アレルギーも治るかもしれない。
観てるそばから「もう一回観たい」と思わせる映画も珍しいね。
観たいのか、あの“授業”を受けたいのか・・・
どっちもかな(笑)。



数学の“最初の授業”にこの映画みせたら、かなり「効く」んじゃないかなぁ。
もっとも、現場の先生はその後やりにくいかもしれないね?


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  カメラマン助手
  取材旅行
  N.Y.
  兄
  ベトナム帰還兵
  最後の言葉
  BANANA FISH?



N.Y.。
ストリートキッズの取材に同行したカメラマン助手・英二は
アッシュと出会う。



・・・取材の最中を
敵対するグループに襲われ
捕えられる英二とスキップ。

罠と知りつつおちるアッシュの前で
かつて棒高跳びの選手だったという英二は
腐った水道管を手に塀を飛び越え、助けを呼ぶ。

「おまえはいいな
あんな風に跳べて」


・・・アッシュがNYで初めて見た
“違う世界”ではなかったろうか。



それから
  “100%自我を破壊できるドラッグ”
BANANA FISHを追って
コルシカマフィア
華僑
果ては外人部隊まで
敵に回して戦う彼は
ずっと英二を守り通した。



なぜ彼?とは愚問だろう。
人は違うからこそ惹かれ合うし
なぜあの人ではなくこの人なのか
なんて一目惚れの理由探しほどに意味がない。



アッシュにとって意味があるのは
彼が無事であること。

だからこそ日本へ帰国する英二を
見送りはしなかったし
その気持ちがわかる英二は
シンに手紙を託した。



・・・戦いの最中
何度となく言われ、また思った
 「住む世界が違う」



・・・手紙は、奇しくもアッシュを
戦いの世界から連れ出してくれた。



ゆっくりと訪れる死にさえ
穏やかな笑みをくれた手紙。



キャラの中で気にしてたのは
登場順でいえば
 ショーター
 月龍
 シン
 ブランカ
かな。
あっジェンキンズ警部も。
それから何故だか憎めないゴルツィネおやぢ(笑)。



セリフで覚えてるのは

  「相性の悪いヤツってのはいるもんだ」byケイン
・・・そのあわないヤツが
ラストまで登場しちゃうんだねぇ。



あとは・・・ANOTHER STORYとか
本筋と関係ないシーンが好きかな。


  「これはねのばしてンの」
に始まり(笑)

  アメリカン“なっとう”ドッグとか

  ISLANDS IN THE STREAMとか
  (実はこれがきっかけで読みました)

  「あいつはバカが100コぐらいつくお人よしだからな」とか(笑)

  “親父”が警官殴って警官辞めた理由とか。



・・・N.Y.へは行ったことないけど
なんだか息づかいみたいなものがみえるから
あのラストまで行き着く途中も楽しめましたわ。
(連載追っかけてる間は、こう次から次へと
いったいどう終わるんだー!思ってたけど・笑)



でさ、ラストじゃ特別泣きもしないのに
「光の庭」に
号泣しちゃうアタシって何(苦笑)



主役より脇役
本編より番外編に感じ入るのは
それだけ器がデカい、ってことよね?



ええ、デカかったです。
アッシュが「走る」N.Y.がね。



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文庫版は、著名人がエッセイと称してそれぞれ語ってるのよね。
顔ぶれ見ると人気がうかがえるね。
でも「ゲイとゲイ寄りの女受けしてる」って・・・
あ、アタシは?(笑)

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平積みされた単行本第一巻のあのバナナ色、まだ覚えてる。

続きが読みたくて連載雑誌を探したら
少コミだったんで真面目に驚いた。

そして連載中もずっと
少コミに似合わない(失礼!)ざらつき感(紙じゃないよ)というか
少女コミックらしからぬ乾いた印象
(読むといつも喉が乾いてたし!?)は変わらなかったね。



作者曰く
「連載中にソ連が崩壊したのはシャレになんなかった」くらい
話デカくて
とにかく面白くて。
ただひたすら追いかけてた。



そしてあのラスト。
読者に「途中はどうでもいい」と言わしめるくらい
ここに辿り着くためだけに
突っ走って来たかのようなラストシーン。



読んでるこっちまで
「突っ走っていた」かのようにも感じる読後感は、
不思議とあの日のN.Y.へ帰っていく。



アッシュと、英二のいるN.Y.へ。


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↑洋書のBANANA FISHも見つけたんでリンク貼ってみました。
読んでみたい。
しかしオール英語じゃ
「入ってほしい時に入る助け マンガはこーでなくっちゃね」
なんてショーターのセリフなんかどう言うんだろ?(笑)




・・・席の両側から
まるでサラウンドのように笑い声が響いて
それがどうしても
ドリフ又はバカ殿さまに聞こえて、

スクリーンは三谷幸喜
客席はドリフ・・・
anotherだった(笑)。





総支配人の顔が
ばか受けしてるのがよくわからず(苦笑)

アタシの笑いのツボは
やはりズレてるのか・・・と再確認。




どこがツボだったかって?
そうだなぁ

筆耕係の控え目さ加減とか。
客室係のお祈りなんか。



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ひとつひとつが手紙のように綴られた
深く優しく静かな、言葉

「地球交響曲第三番」にも登場したこの
「旅をする木」は
本当に旅先から届いた手紙のようだ。



  「南アメリカは本当に遠い世界だったのに、こんなに速く来てしまった
  ことがなかなか納得いきません」



―飛行機でひとっ飛び、のそのスピードに
身体も気持ちもついてこない、なんて(笑)―という

星野道夫の視線は
フェアバンクスでも東京でもガラパゴスでもザルツブルクでも
自分の十代を語る時でさえ、いつも同じ。

自然をやたら褒めちぎるわけでもなく
ひとを憂うでもなく
ただ自分の心惹かれる人たちと
自然と
動物たちのことを話してくれる。



・・・私は面識すらないけれど
もし手紙をもらうことがあるとするならきっと
変わらずこんな調子なのではと思わせる
そんな言葉。


この本を読む人には、誰にでも
星野道夫というひとからの私信が届く。



・・・印象的なのはやっぱりビル・フラーかな。

「人間とは生きてゆく上で時どき励ましを必要とする生き物なら、
ぼくは確実にその力をビルからもらっていた」


という、星野道夫が“本物”と語る友人。



「-30℃まで下がると自転車のタイヤと雪のくっつきが実に良くなるんだよ」
てのはわかる気もするけれど
-20℃程度なら裸足にゴムぞうりで
自転車乗り回してるって・・・


某汗かきギタリストさんを知ってからは
「そういう身体のヒトもいるんだな」って
頭では理解できたけどね(笑)


この章には「生まれもった川」というタイトルがつけられている。
生まれもった川を“旅をする木”か・・・



「ビルの存在は、人生を肯定してゆこうという意味を
いつもぼくに問いかけてくる」


友人から時どき励ましをもらうって、いいよね。
彼が
北極圏に生きる人たちに惹かれる理由が
少し、わかった気がする。




そして、この本を読む時は
気をつけなくてはいけない。

なまじ無防備に読み始めると
入った“泣き”がどうにも止められなく
ところかまわず泣き顔をさらして歩くハメになるから。


私の心も、深くて、浅い。


『人間の気持ちとは可笑しいものですね。どうしようもなく些細な日常に左右されている一方で
風の感触や初夏の気配で、こんなにも豊かになれるのですから。
人の心は、深くて、そして不思議なほど浅いのだと思います。
きっと、その浅さで、人は生きてゆけるのでしょう。』




『ちょっと考えただけでもある無力感におそわれます。
それは正しい答えが見つからないからでしょうか。
けれどもこんなふうにも思うのです。ひとつの正しい答えなどはじめから無いのだと・・・
そう考えると少しホッとします。
正しい答えをださなくてもいいというのは、なぜかホッとするものです』




“私たちはここまで早く歩き過ぎてしまい、心を置き去りにして来てしまった。
心がこの場所に追いつくまで、私たちはしばらくここで待っているのです”




『その日その日の決断が、まるで台本のない物語を生きるように新しい出来事を展開させた。
それは実に不思議なことでもあった。
バスを一台乗り遅れることで、全く違う体験が待っているということ。
人生とは、人の出会いとはつきつめればそういうことなのだろうが、
旅はその姿をはっきりと見せてくれた。』




『人生はからくりに満ちている。
日々の暮らしの中で、無数の人々とすれ違いながら、私たちは出会うことがない。
その根源的な悲しみは、言いかえれば、人と人とが出会う限りない不思議さに通じている。』


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新星雲紀
双太陽青93より黄17の夏
アスタータ50における惑星開発委員会は
“シ”の命をうけ
アイ星域第三惑星に
ヘリオ・セス・ベータ型の開発を試みることになった・・・




オリオナエとして過去へ旅し
アトランティスの堕ちるさまを目の当たりにしたプラトン



波羅門に導かれるままに
兜率天へ向かい、梵天帝釈天に会い、そして
阿修羅と対峙する悉達多。


「なぜ戦う」と問うた悉達多に
「弥勒に会え」と諭す阿修羅



 弥勒・・・五十六億七千万年後の末法の世に現れて
 人々を救うといわれる救世主・・・



しかし弥勒がおわす筈の摩尼宝殿には
つくりものが鎮座するだけ・・・

落胆する悉達多に阿修羅は言う



「約束は理想の社会
美しすぎて目がまったくまどわされる
このユートピアのためにあなたがたは何を捧げるつもりだ
知恵か
生命か
それとも心か」




・・・捧げたのはむしろ“ナザレの”方で
後のトーキョー・シティーで出会うシッタータとオリオナエを
「反逆者」と追いつめる

そして逆に
“ナザレの”を追いつめ“シ”を追おうとする阿修羅
神との戦いを選んだ三人は・・・






よく考えたら
“ナザレの”があれだけ敵役じゃぁ映画化なんて無理だね(笑)

原作とは違うユダの描き方が
コミックらしさ、だろうか。

アトランティス
ポセイドン
帝釈天と阿修羅
イエスとユダ
悉達多に弥勒

・・・宗教や歴史に詳しくなくても聞いたことのある名前が
次から次へと登場する展開は
三次元ペースの時間の流れを見事にブッ飛ばしてくれる(笑)
SFならではのスピード感だ。



  2902年に「終わった」トーキョー
  思考コントロールを受けたユダが支配していたゼン・ゼン
  弥勒座像の「入り口」
  最後の地へ導くオリハルコン・・・



百億の昼と千億の夜の果てにあるものは?




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