​ 観るチカラを、生きる糧に。 ー SCREEN(私設)研究所 -223ページ目

​ 観るチカラを、生きる糧に。 ー SCREEN(私設)研究所

観る映画が、あなたの、わたしの、人生のヒントになる。
ここは、SCREEN(私設)研究所。

潜在数秘術×映画で
「観る」ことと心の関係を
映画を通して読み解いていきます。

廃墟のような
ゴミの散乱した人気のない町を行く男

見留めた看板と
響いてくる音楽

レコードショップは
誰もいない町で営業していた
入ると
店長らしき男と客がひとり




皆避難したのに
ここで何をしているのかと訪ねる男は

「10年前から知っていた」

と繰り返し空を見上げる



2012年
彗星衝突まで
あと5時間



☆☆☆☆★



 「世界が終わる日にも好きなレコードを聴いていたい」



何をしても無駄だと説く男を無視し
店長が取り出す一枚のレコード
「FISH STORY」

なぜか
間奏に約1分間の無音部分が存在する曲

特別な意味がある

という




  いつか世界を救う男

  正義の味方

  シージャック

  早すぎたパンクバンド


・・・37年前
 「好きにやらせてくれ」
と言った曲が
時空を越えてつながっていく



★★★★☆



ひとりの一生の
ほんの一コマ

それが見事につながってしまう様は
思わず顔がニヤけてしまう
そして
ひとつひとつを見つめた時に
その小ささと
無限大に広がる様な大きさを
感じてしまう

だって
本当に小さなものだから


 「僕の人生は、可笑しくて笑えるんですよ」


という台詞そのままに。









休日の朝に鳴る電話
欠勤者が出て人手が足りないから
出て欲しいという

断れずに
息子を自宅に残して出かける母親



夕方、急いで帰宅した時
息子の姿はなかった



警察へ電話をすると
『24時間は捜索しません』
と冷たい返事
“翌朝には見つかるから”
という理由を告げられ
電話は切られた

しかし何ヶ月経っても
戻ってくることはなかった





5ヶ月後
職場へやってきた警部は
息子の無事を告げる



列車で移送される我が子との対面に
駅は記者たちで溢れかえっている

待ちきれず駆け出す母親の前に
降り立ったのは
見覚えのない子供だった・・・



「違う」と指摘すると
「あなたが動揺してるだけだ」
と答える警部
5ヶ月は長い
子供は成長が早い
などと説き伏せられ
カメラの前に立たされる



フラッシュの波
本当に動揺してるだけかもしれない・・・
腑に落ちぬまま連れ帰った“息子”を
柱の前に立たせると
5ヶ月前に測った印よりも
ずっと低い背丈・・・。

我が子とは別人だと確信した母親は
再捜索を願い出るが
警察はとりあわず
逆に育児放棄を指摘される


 息子を取り戻したい


というシンプルな想い
それが、周りを巻き込み
警察との闘いへ雪崩こんでいく様は
彼女の意思の強さだけでは立ちゆかない歯がゆさ

そして長い闘いの果てに見えてきた真実は
辛い

なぜ
という思いがグルグル回る


 『やっと、確かなものを見つけました』
何かと問われ
『希望(Hope)』

と答えた母の顔は、輝いていた。


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開館時間目指して上野へ
これも予想どおりというか
開館前から入場制限決定で(泣)
なんなんだこの人の多さは!

・・・いいよ行列の友はやっぱ桜だよ(笑)

よかったこの季節で




阿修羅は
綺麗でした。




Webやパンフで見るのと
ぜんっぜん違う!
騙されるな

十大弟子、見惚れるわ~
阿修羅の衣裳と同じ柄を染め抜きしたTシャツも
買っちゃった


騙されついでに
もうドコ通っても同じやろと
上野公園の並木を突っ切る

アタマの上に花が咲いてるだけで
なんでこう嬉しいんだろね
ニヤける顔(笑)




1955年7月
フィデルと初めて会った時

やるか?
と問われ

「ひとつ条件がある」

と言ったチェ
「キューバで成功したら 中南米へ革命を広げたい」





1964年12月
国連に招かれ
マスコミのインタビューに応えて
「我々は未だ救われていない中南米諸国への希望を代弁している
抑圧者と被抑圧者の全ての視線が我々に注がれている」




終わりがわかってるせいで
最初からあまりいいテンションぢゃなかったけど 

無音のエンドロールに付き合ったせいか
ぼーっとした頭で映画館を出た




すれ違うショッピングバッグの
色とりどりの鮮やかさにめまいすら覚えて・・・
そりゃ朝から食べてないからだろ・・・(笑)

それはさておき。


 何が正しくて何が正しくないかなんて、


誰にわかる?


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 1952年3月
 バティスタ
 軍事クーデター
 政権掌握






 1956年11月
 メキシコを発った老朽船に乗り込んだ同志は
 82人
 そのうち
 生きて勝利をみたのは
 12人



ひとつびっくりなのは
彼が喘息持ちだってこと
それでよく・・・
眠らずに山野を歩き戦えるなぁ

って
言ってるこっちは
かなり能天気だろうと
自分でも思うけど(笑)

実際の戦闘で最後に物をいうのは
1名の無名兵士によって増幅される“隊の底力”だ


戦いを志願し
集まってくる若者に
読み書きを学ぶよう諭し

一方で
“裏切りの報いは死だ”と
脱走兵には容赦ない




戦いでは
後方から指揮するわけではなく
先頭切って飛び出していく




バズーカ砲っていうの?
二発外した兵から取り返すし
自分で撃っちゃうし
ヒットするし

フィデルにも
「最前線で戦うのはやめろ」
とクギを刺されるくらいで(笑)





そしてもうひとつ、印象的なのが握手
初対面の相手に握手を求める様子が
何故かとても彼らしいと感じる



 我々は農民を尊敬している
 だから作物は盗むな
 農民やその家族にも危害を加えるな



医者でもある彼が
負傷兵20人を任され戦線を離れた時には
農民たちが列を作った
 「悪い所はないの
  ただお医者を見たことがなくて」という者にも
 「今日から私があなたの主治医だ」と応えてやる



・・・慕われるはずだよな
と思う
後に、この時の経験を
「“真の革命戦士”に成長した」と
本人が振り返っているように

歩を進めるにつれて
皆に慕われ
頼られ
革命になくてはならない存在になっていく


資本主義体制では
人々は見えないオリに囚われている
例えば人は苦労人の成功伝説を好むが
分かっていない
成功のチャンスは目に見えぬ力が決めているのだ




ちょっと長くてお尻痛くなったけど
もう一回観たいなんて思ったのは

 いまの時代と同じだなぁ

と感じたから



 革命を、と
 銃を手に進む彼の姿と

 いまの
 壊れゆく資本主義経済と



な~んか、妙に
ダブって見えるよ



「祖国か、死か」
1964年
国連に招かれた時の演説でも
この言葉で締めていたね

“隊の底力”と称した
「なぜ戦うのかをよく理解した兵士たち」
・・・彼自身にも明快な
「戦う理由」があり
まっすぐにその道を突き進んだ


戦いの話なのに
何故か気持ちよく観れてしまうのは
そのまっすぐさ
なのだろうか。



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