グラン・ブルーの世界で聴こえる音 ー「ドルフィン・マン ジャック・マイヨール 蒼く深い海へ」 | ​ 観るチカラを、生きる糧に。 ー SCREEN(私設)研究所

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観る映画が、あなたの、わたしの、人生のヒントになる。
ここは、SCREEN(私設)研究所。

潜在数秘術×映画で
「観る」ことと心の関係を
映画を通して読み解いていきます。

「グラン・ブルー」より先に

「地球交響曲第二番」で知った

ジャック・マイヨール




スゴい人なのは分かるけど

なぜ今まで ドキュメンタリー映画が創られなかったのかが

不思議なくらいで


それはやっぱり

彼の自死が あったからなのかな・・・

と、つい思っちゃう。




「地球交響曲第二番」は1995

そこに映っているのは

晩年、と言っていい時期の

彼の姿




私が実際に映画を観たのは 2003

彼はもう 海にも 陸にも

いなかった




…家の塀の上に

真っ直ぐ体を横たえて

静かに眠る姿を 覚えてる


…自らの手で『いま』を断ち切った姿を

そこにダブらせて 観ていたことも

覚えてる




私にとって

『地球交響曲第二番』は


ジャック・マイヨールから

グラン・ブルーの世界で 聴こえるという音を

教わった映画なの

(もうひとつは、佐藤初女さんの

『生活すべてが祈り』ね^_^)




上映会で聴いた

KNOBさんの ディジュリドゥと同じ

優しい音…




映画「グラン・ブルー」では

ジャックに恋した彼女が

足を踏み入れることもなかった

深海の世界




蒼く深い海は

そこに身を置こうとする者だけに

沢山のことを 教えてくれるのね


彼女は“永遠の片想い”な訳だよ。





このドキュメンタリー映画を観る私たちは

ほんの少しだけ 垣間見る




彼の観た

海と、イルカを。






星野道夫が

死んで熊になったなら


ジャックは

死んでイルカに

海に、還ったのね




彼が

海でも 陸でも

その素晴らしさを

大いに語っていたら



この映画は

なかったのかもしれないね。





映画は

ヒトの素晴らしさを教えてくれる


フィクションは

良くも悪くもイイトコ取り


ドキュメンタリーが

ヒトの中の、負の一面を見せてくれるのは

そこが魅力=素晴らしさの一部だから。






☆☆☆☆★




SCREEN(私設)研究所

高橋 早苗



♬プロフィール

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★過去記事

イヴは少しだけ切ない。「グラン・ブルー」と「地球交響曲第二番」

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好きになっても無駄ー「グラン・ブルー デジタル・レストア・バージョンLe Grand Bleu

https://ameblo.jp/parallel13/entry-10654957803.html