イヴは少しだけ切ない。「グラン・ブルー」と「地球交響曲第二番」 | ​ 観るチカラを、生きる糧に。 ー SCREEN(私設)研究所

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潜在数秘術×映画で
「観る」ことと心の関係を
映画を通して読み解いていきます。


''01年のクリスマス・イヴに、ジャック・マイヨールの死を知った。




その日、彼が愛した海の青と同じ

空の青を見た。

白い月が浮かんでた。




彼にも、今日のこの青を

見てほしいと思ったことを覚えてる。





(写真はイメージです)






ジャック・マイヨールの名を知ったのは

'92年「グラン・ブルー」日本劇場公開・・・の情報でした。


話題になっているというヤツ。

要は、田舎もんには観る機会がなかったわけ。

ヨギーでもなくダイバーでもないわたしは、その後だいぶ経ってからレンタルで一度観た。

ピンと来ず。





2003

「地球交響曲第二番」を観て

やっと、彼の人となりを知った。




『母の胎内から出ると同時に

臍の緒を断ち切られる、私たち人間は

呼吸という新しい臍の緒を与えられる』

という彼の言葉に

うんうん頷いたの。






その後

「グラン・ブルー デジタル・レストア・バージョン」でやっと

「地球交響曲第二番」のマイヨールと「グラン・ブルー」がつながった。






過去記事・1

「地球交響曲第二番」ー中野ZERO

https://ameblo.jp/parallel13/entry-10409246438.html





過去記事・2

好きになっても無駄ー「グラン・ブルー デジタル・レストア・バージョンLe Grand Bleu

https://ameblo.jp/parallel13/entry-10654957803.html




彼がモデルのフィクションでは

ピンと来ず

彼自身が登場するドキュメンタリーで

初めて認識するのが、如何にもわたしですがw




フィクションとドキュメンタリー

両方から一人の人間を知るって

現代ならでは。




モデルにしたいほどの魅力があり

描かれたフィクションを観て


それ以上に溢れる

本人の奥深さを

ドキュメンタリーで知る。

贅沢〜^_^




★★★★☆





自死を思う時

必ずこの人が浮かぶ。




周りの人間の「なぜ?」は

全く意味を成さないとわかる。


但し、近しい人は

やっぱりそれぞれ意味を持つし、探しちゃう。

彼の場合はお兄さん。切なかったろうな。と思う。






彼が遺したものは何か

なぜ自死を選んだのか

・・・そんなこと想い巡らすのも

やはり

後に遺る人(だけ)の、特権なのよね。





だから、01年以来

クリスマス・イヴは

ジャック・マイヨールを偲ぶ日、みたいになってます^_^











公開中。観に行かな!^_^

「ドルフィン・マン」公式サイト

https://www.uplink.co.jp/dolphinman/





☆☆☆☆★


SCREEN(私設)研究所

高橋 早苗


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♬プロフィール

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