地に足、皿に飯、床に布ー「N・S・ハルシャ展 チャーミングな旅」ー森美術館 | ​ 観るチカラを、生きる糧に。 ー SCREEN(私設)研究所

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ここは、SCREEN(私設)研究所。

潜在数秘術×映画で
「観る」ことと心の関係を
映画を通して読み解いていきます。

再び、森美術館です





次は夜に行こうと思っていたのですが
ギャラリートークがあると知って
出かけました



時間を合わせるために
六本木の町を軽くひと回りしたりして。

渋谷と似ているなぁ〜
匂うトコとか
坂が多いとか
人のごちゃごちゃ加減とか
なんて呟きながら^_^




ギャラリートークって
一度参加してみたかった
ただタイミングが合わないと
なかなか、ね(´∀`*)



満月前のジャストタイミングなのか?
なんて思いながら52Fへ。



平日の日中だからか
人は少なめでしたね。
お話を聞くにはいい感じ!




どの作品をピックアップして
話してくれるのか
それも楽しみに^_^




トップのこれは外さないのね
嬉しい♪
バナナの葉と菩提樹の葉を組み合わせた
写真作品「無題」


時系列でみると
最新作なのだそう。



傍らの、土色になった被写体が
一気に時間を感じさせてくれる。






そう、時間。
一人で展示ブースを回った時には
感じなかった時間感覚が
大きく出てきた感じ。




タイトルを決める過程のお話とか
作品が完成するまでの間とか
(一旦筆を置いて、別の絵を描いてたとか)
そんなお話があるだけで
こちらの捉える世界が拡がる。




《私たちは来て、私たちは食べ、私たちは眠る》



の、「来て」の一枚^_^



たくさんの人
一人として同じ人はいない、たくさんの人を描いているのが


インドという場所の
人の多さだったり、人種の多さだったり
するのかなと感じるのだけど

(…「聖者たちの食卓」の
語り一つない景色が浮かぶよー^_^)




一人として同じ人はいない、そのたくさんの人たちが
これだけ本当にたくさん居ると
記号のようにシンボリックになるのかと思いきや
…なんかその辺歩いてそうなんだよね

あ、ココは日本ですけれども^_^




この代表作も同じ。




《ここに演説をしに来て》




…ハルシャさんもこの中にいるそうよ♪
絶対教えてくれないのだとか^_^



前回はピンとこなかった
《ネイションズ(国家)》や
《レフトオーバーズ(残りもの)》
子供たちとのワークショップでつくった未來も



一人見て回るだけじゃ
知り得ないお話と共に観ると

ぐっと身近に感じるし、興味も湧きますね^_^



足踏みミシンを借りるとか
展示スペースに合わせて位置を変えるとか
作品自体がフレキシブルなのか!と
逆に感心しちゃう。
インドという土地の人種の多さ、多様性とも結びつくのかな(´∀`*)







《ふたたび生まれ、ふたたび死ぬ》



この静止画を
壁にくっつけずに離して展示をした理由が素敵で
聞いた瞬間、このひと筆描きみたいな宇宙が
ドラゴンに観えましたよ(´∀`*)
踊り出す龍にね♪



しばらくの間
茣蓙の上でぼーっと眺め



・・・猿もこの宇宙を眺めてるんだわ、と
猿越しの龍を撮って帰りました





なかなかに、お気に入り^_^



次はやっぱり
《空を見つめる人びと》
いえ、「夜空を」見つめる人びとを見なくっちゃ☆






それも、数の仕合わせ。




★★★☆☆





《かずの葉の庭》主宰

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