魂の仕事ー「ディオールと私」 | ​ 観るチカラを、生きる糧に。 ー SCREEN(私設)研究所

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ここは、SCREEN(私設)研究所。

潜在数秘術×映画で
「観る」ことと心の関係を
映画を通して読み解いていきます。

これ、劇場で観た時もそうだったけど
お家でDVDでも同じで

エンドロールが終わった途端に
また観たくなる映画って、そうそうない。
それだけ心が動いたってことね^^






こんにちは
高橋 早苗です



「ディオールと私」Dior and I
この映画、大好きですわ^_^

・・・フィクションの「ハマる」感覚とはまた違う。
そこが、ドキュメンタリーの面白いところ^^




ファッションなど興味ない
オートクチュールなんて関係ないわ。という方でも
「モノをつくる」ことをしてる人は
一度は観て損はないと思うなぁ。これ。
形あるものだけじゃなく、形のないものを提供してる人こそ、観るべきかも。




「ディオールと私」予告編




畑違いのプレタポルテから迎えられたデザイナー ラフ・シモンズと
彼が生まれる前からメゾンを支えてきたお針子たち



初めてのパリ・コレクション発表まで
猶予はたった8週間
(通常の準備期間の半分以下!)




お針子たちがあっけらかんと笑う
「いるのよ」「出るのよ」と信じているディオール氏の幽霊^_^

彼女たちの、彼への尊敬の眼差しに応えるかのような
故・ディオール氏のモノローグは
自伝からの引用なのだろうと分かっていても、惹きつけられる。
監督の、ディオール氏へ捧げるオマージュだね。



着ることは、突き詰めれば
選ぶこと
つくることも、突き詰めれば
選ぶことの連続で
選び抜くことは、格好つけた言い方をすれば
「魂の仕事」
その“究極の選択”が
最後に作品として結実する。
だからラストに泣けるのよ(´∀`)









ショーのラスト、束の間の暗転が良いのですわ。
ハヤン・キムの音楽も素敵です
エンドロールはThe xx
私は、音でも十分にしてやられたわ(´∀`)






ハイヒールで踏むミシン。
格好良すぎる〜^^





それも、数の仕合わせ。


★★★☆☆



《かずの葉の庭》主宰

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高橋 早苗プロフィール

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