「書斎のすすめ」と、歩く書物が集う森 ー「書斎の鍵」 | ​ 観るチカラを、生きる糧に。 ー SCREEN(私設)研究所

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潜在数秘術×映画で
「観る」ことと心の関係を
映画を通して読み解いていきます。

こんにちは。
高橋 早苗です。





昨日、「書斎の鍵」について書きました。


↓受け継ぐ鍵、つくる鍵 ー「書斎の鍵」

http://ameblo.jp/parallel13/entry-12040120116.html




「鍵」というキーワードが
私の中では
脱獄物語とつながってしまった^^





もうひとつ、つながったものがあります。
(というかこの本、私のいろんなトコロを刺激してくれてるわ^^;)


書斎の鍵 (父が遺した「人生の奇跡」)
喜多川 泰 「元気が出る本」出版部
4774515183




この本は、父親の死をきっかけに
自身の人生を生き始める息子の物語と
彼が、その時に読み進める一冊の本
「書斎のすすめ」とで 構成されていて




「書斎のすすめ」は
昔、息子が事故にあい入院した時に 父が贈ってくれたもの
本を読むことの素晴らしさと お気に入りの本を集めること
自分の人生に影響を与えた本で「書斎」をつくることが
心を磨き 人生を大きく広げ 彩りと深みを与えてくれる
・・・といったことが、書かれています。





この「書斎のすすめ」を読んで頭に浮かんだのが
フランソワ・トリュフォーの映画
「華氏451」Fahrenheit 451








思想管理体制が敷かれ、本を読むことが禁じられた未來社会
書物の捜索と焼却が任務のファイアマン(焚書係)の男モンターグは
あるきっかけから本を読むことに目覚め、社会から追われる身となります。





粛清を逃れて たどり着いた森で出会う人たちは
いつか 読む自由を取り戻した時に
いつでも印刷できるよう
本を読み 暗唱して 1冊を自らの記憶に仕舞う
「書物人間」たち。






彼らが、記憶に仕舞い込むだけでなく
自由にアウトプットできたなら…
社会は、全く違うものになったでしょうね。




「書斎のすすめ」の中の

今日1日の僕たちの生き方に
描いた未來以上の素晴らしい未來がやってくるかどうかが かかっている

という一文とリンクします(´∀`)





映画の中じゃ 一人一冊だけど
私たちは幸せなことに 読むことを禁じられていませんからね^^




自由に 読みたいだけ読んで 感じて
それぞれの言葉で 感じたことを語ることができる。





その先に「描いた以上の素晴らしい未來」があると思うと
ワクワクしませんか?






本を読むの苦手 時間がない という方にほど
読書は必要なものなのですね(´∀`)






あなたも
「書斎の鍵」(書斎のすすめ)
「華氏451」
どちらか気になった方からでも、読んでみてくださいね。
(もちろん、「華氏451」は映画もどうぞ~)





華氏451度〔新訳版〕
レイ ブラッドベリ 伊藤 典夫
B00MHLSAUC

↑読書と、書斎の素晴らしさを教えてくれた著者様に敬意を表して、本もリンク貼ります^^




トリュフォーの「華氏451」は、「ショーシャンクの空に」と同じ監督のリメイクが決まっていましたね。
・・・どうも暗礁に乗り上げてるようですが(^^;
是非観たいところです。








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