そこに映っているのは日常。
心躍る冒険でもなく あっと驚く展開でもなく
理想的な家族像などでもなく。
フツーに、傷ついている 愛し合っている
ただ過ぎる時間 大切なもの。
「6才のボクが、大人になるまで。」BOYHOOD
|◎|映画ソムリエールのつぶやき
最初はあんなに“ダメ親父”だった実父が
結局は子どもたちと付かず離れずで
何気に、いい親父になっちゃってるのが
歳月だなぁ。と感じたところ。
似た経験をしている身としては
連れ子同士で再婚した“暴力オヤジ”の連れ子たちの方が
逆に心配になっちゃったわ。
どんな子どもも
一瞬一瞬に、何かを感じてる。
忘れていくことも多いけど(忘れていくことばかりだろうけど)
メイソンは、見つめることをやめなかった。
彼が何を見ていたのかは、映画で。