シンカに至るストーリー ー2枚のスカート | ​ 観るチカラを、生きる糧に。 ー SCREEN(私設)研究所

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観る映画が、あなたの、わたしの、人生のヒントになる。
ここは、SCREEN(私設)研究所。

潜在数秘術×映画で
「観る」ことと心の関係を
映画を通して読み解いていきます。

ランドセル時代
私が着る服は、体操着以外はすべて、母の手作りでした。


入学式は朱赤のパンツスーツに、白の衿が長くリボン結びできるブラウス

遠足は、サファリルックみたいなベージュの上着


普段でも
大ぶりな花柄のブラウスに
緑に白い水玉の、吊りスカート

ビリジアンみたいな深い緑にパッチワークみたいな花模様のパンタロン



同じクラスの女子たちからは、いいないいな♪と言われたこともあったけど
私には、そこらのスーパーで売ってる既製品の方が、断然良さげに見えていました。


中学生になり
制服を着るようになると
母の手作りしかない自分のワードローブが、段々嫌になってきて
高校生にもなれば
身につけるのは白、黒、グレーしかなくなった

柄物からも遠ざかり、ボーダーくらいしか手に取らなくなった
選ぶ基準は、一言でいうなら「地味」
無印の、グレーのパーカーが定番。みたいな。


働くように、なったらなったで
なぜかメンズテイストなものばかりに心惹かれw

メンズブランドのジャケットをコート代わりに着ていました。マジで。



母が亡くなった後、タンスの中に見つけた、二枚のスカート






母は、とにかく物を捨てられない人だったので
(大小問わず、ビニール袋だけで、大きなごみ袋一杯になったほどw)
誰かに着せようと思っていたのか、自分用だったのか…それは、もう確かめられないけれど
今は、私サイズにお直しして、唯一の形見代わりに、私が着ています。



どちらかといえば、片付け苦手だった
私なりの、供養と孝行。


 
 
|☆|…あなたの今日の装いは、あなたの目指す未来に続いている?
   洋服だって、<あなただけの世界観>だ。


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