こんにちは。さなえ@映画ソムリエール です。
時々、見かけませんか。
『泣ける映画』という見出し。
読者さんや有名人の紹介だったり
評論家さん達の言う
『泣ける○本』とか。
泣ける映画、というより
選んだ人が
泣きたい映画なんだろうなと。
人が
悲しい、つらい、苦しい、情けない、わかってもらえない
そんな状況の時に、自らを癒せる映画。
…それを観て、次に向かえるなら、とても素敵だと思うのです。
だけど、同じ映画を、何度となく繰り返し観ている人は、
実は、自分の観ている現実が、1ミリも動いていない人なのではないだろうか?
ということ。
ここに、良い悪いはなくて、
皆が、見たい現実を、映画を通してでも見てる。ってこと。
失恋の後、悲しみに浸りたいとか、そういうのはアリだと思います。
だけど。
少なくとも、この投稿を見てる人は
使い古してもずっと大事に抱えてる毛布みたいな映画(ストーリー)をもう手放して
新しい、私だけの映画(ストーリー)を手に入れたい人たちだと
映画ソムリエールは、そう思っています。
あなたの『泣ける映画』
何度観ても必ず泣けて、スッキリするけど、
相変わらず、目の前の現実が変わらないと、感じているなら。
快楽のような、あなたの「泣きの一本」、もう卒業してもいいんじゃない?

|♪|Facebookフォロー、コメントはいつでも歓迎します♪
高橋 早苗 Facebook