「地球交響曲第六番 虚空の音コンサート」ー東京ウィメンズプラザ | ​ 観るチカラを、生きる糧に。 ー SCREEN(私設)研究所

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ここは、SCREEN(私設)研究所。

潜在数秘術×映画で
「観る」ことと心の関係を
映画を通して読み解いていきます。




数日前に
『満席』と聞いた。


「Round」リピートしながら
ゆっくり坂を上り明治神宮へ

いつかも上映会前にお参りしたよね
セット?
・・・ええ、セットです(笑)




森は涼しいな~呟きながら本殿に入ると
宮司さんがいっぱいいるぞ。

カメラ(外国人観光客だらけ)を制する警備服。
8/15だから?

神様の通り道に人が立たないように
ずっと見張ってる。



雅楽の音が響く中お参りなんて
ちょっと贅沢
などと思いつつ手を合わせると
自然に涙が出てきた

ここ、いつ来ても
願い事どころじゃなくなる。

我がなくなるというか

足の裏から地球の中心まで
一本線で繋がってる感じになるんだ

鼻ぐずぐず言わせてひいた大御心


 むらぎもの
 心にとひてはぢざらば
 よの人言は
 いかにありとも



開場後まもなく着いたのに
席はもう殆ど埋まってる。

すごいな大人気だ
空きを探す。会場を見回して

「東京Pros.の上映会にシンクロしてた頃が懐かしい」
と呟く。
音入れを知り
初女さんを知り
星野道夫を観た。



第六番は
 ラヴィ・シャンカール
 ケリー・ヨスト
 ロジャー・ペイン
そして虚空の音編
 長屋和哉
 奈良祐之
 雲龍
 KNOB




虚空の音コンサートは
虚空の音編出演の4人が勢揃い
 打楽器 磐
 スピリット・キャッチャー
 笛
 ディジュリドゥ
贅沢の極み
スピリットキャッチャーが
この場に居合わせる人たちの息づかいまでつかまえていく。



このステージの終わりに龍村監督は
すぐ近くの席からステージへ降りていかれた

こう言っては何だが、そんな小さいお体で
もう地球何周してるんだろ?

第一番から第六番まで
もう数えきれない程たくさんの“瞬間”に立ち会ってきた筈

ただ圧倒されるだけじゃ
映画という形になどなり得ないことは
素人にも分かる。

その小さな体の一体どこに
そんなパワーを秘めているんだろう
なんてぼんやり思った



続いての講演
「これ(虚空の音コンサート)、打ち合わせしてると思うでしょ?」
で始まり。
・・・してないらしい
何の打ち合わせもないそうだ。


映画の中で繰り返し語られた

 すべての存在は響き合っている

まんまや
てか、どうして
何も合わせてないのに合うの???



映画は、おりんの倍音の響きで始まり
同じ響きで終わっていた
 
全ての存在は響き合っている


目に見えないもの
耳には聞こえない音楽
虚空の音・・・


以前「この映画に出てくる人は誰も、否定しない」
と感じたことがあったけど
響き合うって
そういうことなのかも。