「地球交響曲第一番」ー東京ウィメンズプラザ | ​ 観るチカラを、生きる糧に。 ー SCREEN(私設)研究所

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潜在数秘術×映画で
「観る」ことと心の関係を
映画を通して読み解いていきます。



今日も、倍音の響きと、丸い青。



第三番から始まった「地球交響曲」へのシンクロは
第二番、第四番と続き、今夏公開の第五番を除けば
今回の第一番が最後。

最後にして
このシリーズの始まりを観るわけだ。



“始まり”らしいシーンが沢山。
そして、ココに来る度毎回観てきた、宇宙から見た地球の姿。
IKBみたいな青だな。
Kleinは、月面着陸など見ていない筈だけど(だよね?)
きっとこんなだって、知っていたんじゃないかしら。



上映前にはペオ・エクベリさんの講演があった。

象と日本の話
マウンテンゴリラと携帯の話
水の話。

そして環境問題は決して難しいことではなく、今自分の目の前としっかり繋がっていて、誰にでも行動を起こせるということ。

・・・今私に出来るのはレジ袋を断ること
ペットボトルや使い捨てのものを選ばないこと・・・
あっ携帯の機種変を見送ること!

(携帯に欠かせない部品の原材料が、マウンテンゴリラの生息地でしか採れないんだって。
生きるに直接関係しない建物を建てる為に行き場のない住民に立ち退け、って言ってるのと
同じだよね)



 『愛の反対は無関心』

とは別の場所で出会った言葉だが、
無関心と同じくらい“知らない”ということが罪になること、あるんだね。

象牙にはっきり「NO!」を表明していない国は日本だけだそうだ。
その為に、

日本なら売れる=象を殺す=密猟者は即死刑・・・
象と人間のどちらの命も奪っている・・・



この映画に出てくるエレナという象は
いまどき人間でもこんないじらしい奴いないよ、というくらい素敵な彼女で
密猟者に親を殺されたというのに
人間の手で保護され、育てられて野生へ帰った後に
自分と同じく親を殺され孤児となった子象の面倒をみちゃうのだ。



当時、孤児となった幼いエレナを育て、今も親交を持つダフニー・シェルドリックの言葉。
『エレナは全てを知っている。それでもなお人間を愛している』



どうよ。
こんなに愛されちゃって人間、どうしたらええねん。



(Tokyo Pros 『地球交響曲』上映会 featuring KNOB)


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