最近、アメリカの作品などでよく見かけるのは、スタンプの作品のバックグラウンドやカラーリングに水彩(ウォーターカラー)を使った作品です。

水彩

透明水彩は、ハイライトの部分を白く塗り残さないといけないことや、修正がちょっとむずかしいので、思ったようにいかない、っていうことが多いようです。

昔、学校で使っていたのは不透明水彩という、下地が隠れる絵の具ですが、透明水彩は、文字通り透明を活かして使います。
ホントにこれがなかなか難しい…。

でも発色がきれいで、何とも言えない透明感。
スタンプの色塗りにも、線を消さないのでちょうど良いのです。

水彩色鉛筆を使う方法もありますが、広い面を塗ったり、にじみやボカシを入れるのは、やはり絵の具と筆を使うと良いですね。

最近のマイブームは、固形の透明水彩絵の具です。
この絵の具は、ホルベイン工場見学に行ったときにも見せていただきましたが、チューブのとはちょっと違うそうです。

チューブは、パレットに出して、乾いてからも溶かしながら使うのですがその際少しずつ変化してしまうそうです。
最初から固形の水彩絵の具は、変化しないように作られているそうです。
この説明であってるのかな~?(笑)

とくに発色がきれいなのが、お値段がちょっと高めのアーチストパンカラーです。
お求めやすいケーキカラーというのもありますし、他のメーカーからもいろいろ出ています。

水彩きれいなケース♡
水彩18色入りを購入。
1つ1つにマグネットがついていて、本体にくっつくようにできてます。
水彩パレットと携帯用の筆も付いています。
ゴールドのチューブは別に買った物です。
この後、4色ほど後から買い足しました。
このケースで36色入ります。
もっと小さいのもあります。


もう一つ、水彩で便利なのが、ブロックタイプの水彩用スケッチブックです。
四方が糊付けされてるので、乾くと紙が波打たず、平らになります。
これを使わない場合は、紙を濡らして水貼りするとよれません。
水彩アルビレオ(中目)パルプ

水彩
水彩クレスター(ややザラザラ)パルプ

水彩
水彩

中央に1ヶ所糊の無い部分があります。
描いていると、少し浮いてくるのでわかります。
完全に乾いたら、ここにカード上の薄い物を差し込んではがしていきます。

もっと、本格的なるとパルプでなく、コットンの水彩紙を使いますが高額です。
にじみ方とかも全然違います。(あまりわかってない…)(^^;)

水彩水彩
にじみが面白くてハマります。
最初に全面をたっぷり濡らしておくと、おもしろいように、ぼかし、にじみができます。

水彩これをカットしてATCにします。
その場合は、B5サイズがおすすめ、ほとんど余らずに8枚取れます。

水彩水彩


↓こちらは水彩色鉛筆で描いて、ちょっと水筆で溶かしてます。
これをカットしてスタンプして、ATCになりました。
水を使う物は、ブロックタイプを使うと、紙が波打たないので良いですよ。
水彩水彩水彩

そして、チョコッと告知!!

12月12日(金)に、なんと水彩画のMari先生との、コラボ講習が実現します!
Mari先生は、いつもホルベインさんのデモンストレーターをされてるのですが、なかなか受講出来ず…。
ラブコールを送っちゃいました~!

内容は、これから打ち合わせます。
場所は、ツキネコスタンプ倶楽部で行う予定です。
詳細決まりましたら、掲載しますね。