5.5デジモンtri.第6章「ぼくらの未来」@Digi_advntr15th
【発表】
2018年05月04日 21:10
冒険はさらに進化する━
新プロジェクト始動!
#デジモン https://t.co/S9AhP5QZPN
そう意気込んだ前日に、公式から新プロジェクトがあるとのツイートをフライングされる始末。前夜祭があったとはいえせめてあと一日待ってくれよ。
気持ちを切り替えて感想書こうと思います。もう最後なのでネタバレがんがん入れて書きます。ちょいと疲れたので雑になるかもしれませんがそこはお許しください。
一言で言うと、きれいに終われた体裁を取っていた感はあって、最悪ではなかったです。あ、この場合の最悪とは五章と同じレベルでぶん殴られることを意味します。まああくまで単体ですが全体の最後と考えると……まあ。
〇良かった点
- 構成とテンポ 六章の最後ということもあり、まとめる感じで比較的メリハリはあって盛り上がりそうなところはあったのは良かったです。
- ヤマトとガブモンのやりとり 不安になるヤマトに寄り添うガブモンはパートナーデジモンらしくてよかったですね。ただ、あそこで「太一の代わり」ではなく、「ヤマトのやり方」でという方向の台詞を言って欲しかったのが個人的な本音です。というか本当にそこだけは譲れないというか許せないです。誰でもない自分を待ってくれている、もう一人の自分がアドベンチャーのパートナーデジモンだと思っていたんですがね。
- 猛威を振るうオルディネモン with モブデジモンズ オルディネモンのファンになりました。メイクーモンのファン辞めます。元からファンでもなく寧ろ若干アンチ的な目線でしたが。いつも頭の上に「?」浮かべてそうなアホ面がかわいい。強力な力を秘めたメカクレギザ歯の巨女という、わりとヒロインとしての属性が多いと今になって気づきました。戦闘面でも能力がかなり多彩で、ビームを拡散と集中で打ち分けたり、拳や触手のように使いこなした挙句デジモンまで生成する翼、物質をデータ化して消去する黒い雨とラスボスに相応しいスペックは持っていました。世界のあちこちで暴れてるモブデジモン達が頑張っている感じがあって愛らしいとか思ったのもあるんで、正直選ばれし子供たちよりこっちを応援していた自分も居たり。
- 戦闘シーン 最後ということもあってか、戦闘シーンは今までで一番頑張ってたと思います。五章よりも圧倒的に分かりやすいですし、序盤でのオルディネモンの周囲を回る空撮のような戦闘や、後半で人間の軍部が電磁的な網張ってオルディネモンが生成したデジモンを抑える場面は個人的に好きな類のものでした。
- 謎の男 終始楽しそうで平田さんの名演が光っていました。イグドラシルは笑顔の絶えないアットホームな職場です。まあ倒産した上に元々利用していただけのようですが。
- ウィザーモン 最初のキービジュアルの上で出てたことで不安視していた扱いですが、思い出ブレイカーになるほど想定よりも出しゃばらなかったんでよかったです。あくまでヒカリが見た幻覚程度の扱いで済みそうなのはありがたい。
- 記憶を開放するパスワード パスワードの演出は王道な見せ場を作りたかったのでしょう。その思惑は理解できました。……「ツールで総当たりでやれば通りそうなガバセキュリティ感は仕方ないね」と思うえせでぺーぺーなプログラマーでした。サマーウォーズみたいなことやると光子郎の負担がえぐくなるし内容の軸も変わるからね。そこは仕方ない。
- オメガモンマーシフルモード キービジュアルで見たときはあまり琴線に響かず、リンクスで必殺技が虜玲刀
- エピローグ 芽心に電話を掛けた場面。太一が顔赤らめたところで心底ヒヤヒヤしましたが、流石に公式という媒体という認識はあったのか、唐突に太一と恋仲になるという気の狂った核弾頭でも落とすような真似はしなくてよかったです。
〇悪かった点
- tri.での究極進化 tri.のアピールポイントに無印ではなかった究極体への進化というものがあった気がしますが、正直究極体の活躍があまり印象に残っていません。特に今回のオルディネモン戦ではむしろ成熟期とワーガルルモンの方が動いていた印象の方が強いです。二戦目に一気に究極体で戦わなかった点は多目に見ましょう。エネルギーか何かが足りなかったんでしょう。でも、記憶取り戻して進化した後、オルディネモンが逃げようとしたときなんで誰も動かねーんだよ。ジエスモンが止めるにしても動く素振り見せろや。それ以外でもあまり動いた印象は無いです。現場から究極体はあまり動かしたくないという声が出たというのを聞いた気がしますが、本当だったのかもしれません。だからセラフィモンの汚名返上もノーカンってことで(それは違うよ)。
- 02組 満を持しての登場が生命維持装置で保存されているシルエットだけって……02好きは本当に泣いていい。今まで太一達が触れなかった点に関して西島先生から政府が情報統制してたとかいう台詞があった気がしますが全然フォローになってねえ。いっそ太一達が大輔達に触れる描写を皆無にして、記憶操作の類いをされてた方が納得できるわ。はっきり言って物語作るうえで邪魔だというのなら、中途半端に出さずに最初から絡めるな。02後の高校生設定でも無印組だけで話を進める術はあっただろうが。そして、やはり02の続きと考えるのは無理がある。
- 忘れ去られた姫川さんとアルファモン 姫川さんとアルファモンはまさか一度も出てこないとは思いませんでした。姫川さんに関しては暗黒の海やデーモン関連が拾われないかなとか、アルファモンに関しては雑に戦闘してオメガモンかジエスモンに倒されるかなとか考えてましたが、まさかその予測の斜め下を抉ってくるとは……これには流石に御見それしましたよ。立つ鳥跡を濁さずと言いますが、既存作の続編云々は抜きにしてもせめて自分で撒いた種は回収しろ。
- 顛末とマーシフル マーシフルって慈悲深いという意味らしいですが結局無慈悲にメイクーモン抹殺してるという。元からさっさと楽にしてやれ的なスタンスではありましたが、太一達が自ら手を下すのを見ると賛否両論なるのも確かに仕方ないですね。まあ個人的にはこの決断下すのに小五の頃の後輩の何倍の時間使ってんだというのが先に来ましたが。あと、無慈悲な抹殺エンドなのにマーシフルとか付けられ、必殺技が漢字の当て字の意図もよく分からないオメガモンマーシフルモードは正直tri.で出すオメガモンとしての意義はなかったと思います。
- 謎の男 謎の男は本当に終始謎の男。まさか六章の最後まで正体に関して何も明かされない謎の男だったとは。平田さんにもう本当に何をさせているのかと申し訳なくなりました。
- ヤマトの将来 元永監督がツイキャスでしでかした一件――ヤマトが宇宙飛行士になった理由が分からないと発し、視聴者が角銅さんが過去に公式書籍に記載したコメントをもとに発言したのをファンの妄想呼ばわりした件――もあり、tri.なりにどうつけるかと思いましたが、「まあその程度だよな」というのが率直な感想でした。
- イグドラシル強制終了 今回一番の笑いどころ。まさか黒幕が一切姿を見せず、ナレーションで始末されるとは。というかここにきて一番思想が分からないイグドラシルが来るとは。というかホメオスタシスがやったそうですが、なんでリブートする前にやらなかったんですかね!?……本当にリブートって何だったんだ?
〇まとめ
02ファンは02の夏の映画を見た方が精神的にもコスト的に良いと思います。それ以外のファンも作品の出来を求めるなら02の夏の映画の方がいいです。あの作品わりと当時の評価は賛否両論という感じだったらしいですが、tri.を見た後だと相対的にかなり評価高くなります。元から好きだったのもありますが。
六章までの感想で特に後半からわりとボロクソ書いてきましたが、tri.のおかげでデジモン界隈が盛り上がったのも事実なのでその点は本当に感謝してます。サイスルや超進化魂シリーズなどの良作を盛り上げる土壌にも関与していると思いますし。次の新プロジェクトが何かはまだ分かりませんが、純粋な作品の良さで思い切り殴ってもう一度夢を見させて欲しいものです。
よっしゃ、終わったああああああ!! HFの円盤来たら、それで口直しじゃあああああ!! つーか何が切り捨てることが大人になることだよ。「───君を忘れる」のところ読み直した方が万倍俺の心に響くわ。映像化楽しみだな……でも辛いなぁ。こっちの第二章は本当に楽しみだなぁ。やっぱり好きな作品でも良いものを見たいんだよこっちはよおおおおお!!!!
