メンバーのお名前や雰囲気をお借りしたお話です。
最初のお話はこちら ⇒ 「阿吽 1」
前回のお話はこちら ⇒ 「阿吽 191」
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ニノの貝がちょっと開いてきている。
「うそだろ。もうかよ。」
「おいらのも開いてるよ!」
智がコンロに顔を近づける。
「ばか、あんまり近づくな。火傷するぞ。」
慌てて肩を引く。
それに比べて俺のは全く変化がない。
「早く開け。」
この間に肉を食ってやろうと思っていたのに、
勝負の行方が気になって目が離せない。
クツクツ・・・。
「おっ、きたきた!」
やっと俺のも隙間ができて、汁が泡立ってきた。
「ふふっ、私のが一番早そうですね。」
ニノの貝はもうだいぶ開いている。
「まだまだ。
パカっていくまでだぞ。」
だが、俺のでは追いつきそうにない。
こうなったら智でも潤でもいい。
「頑張れ~っ! お前らならできる。」
貝に向かって叱咤激励する。
「どっちが子供ですか。」
「うるせ~!」
汁がこぼれてジュッと音を立てる。
「あ~こぼれた!
これがうまいのに~。」
「翔ちゃん、うるさい。」
「行け~っ!」
パカッ!
「あーっ!!」
最初に開いたのはニノの貝だった。
「私の勝ちですね。」
「くっそ~!」
その後、潤、智、雅紀と開き、俺はドンケツだった。
「うそだろ~っ!」
結局、俺の奢りかよ。
「しょう、これ、食べてもいいの?」
「・・・ああ。
っと、待った~!」
そのまま手に取ろうとする智を遮り、
軍手をはめて貝を取り上げ皿に載せてやる。
「気を付けて食べろよ。熱いからな。」
「うん!」
俺も軍手で掴んだまま、ずずっと汁を啜る。
「うんめぇ~!」
この汁ってなんでこんなにうまいんだろう。
海水と蛤のエキスが混ざってるのか塩味も絶妙で、
何もつけずにこのままで十分だ。
貝も肉厚で超うまい。
「は~、疲れた~。」
汗だくで働いてビールをがぶ飲みしたら、
なんだか眠くなってきてしまった。
コンロと一緒に買ったキャンプ用のチェアに深々と沈み込む。
日中はまだまだ暑いが、夕方はだいぶ涼しくなってきた。
こんな風に外でみんなでわいわい食べるのもいいもんだ。
≪つづく≫
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この「はまぐりタイムトライアル」、ツベで観たことあるんですけど、若嵐さんがほんとに可愛い。
蛤にそれぞれ名前を書いて、置く場所争いでじゃんけんして、わちゃわちゃがいっぱい。
潤くんがお肉をずっと焼いてて、「にく~。」って色んな人の皿に分けてるし、競技中なのに大野さんは「砂ぎもうめぇ~」ってマイペースだし(笑)。 またやってほしいです。
ベイストでニノさんが「猫背を気にするようになった。」って言ってましたけど、ほんとに?(笑)
「顔洗っててこのまま丸くなるんじゃないかと思った」そうです(爆)。
リスナーから、「相葉さんが、松潤が家に来たからこれで嵐コンプリートって言ってたけど二宮さんは?」
って質問がきて、「まっさん一人じゃなかったんじゃないかな。あの二人が一対一でなにかするってない気がする」的なことを言ってて、それって二人きりだったとは思いたくないってことでしょうか。(*´艸`*)
今日のzeroで、例の展覧会の紹介があるようですね。それにLAの映像もあるとか。超楽しみ。