スパーリングや試合などでは様々なタイプがいます。
回転系の動きで下からドンドン動き続けてくるタイプ
上からも左右の揺さぶりが多くとにかく動きつつけてガンガンパスしてくるタイプ
上から噛みつきパスや担ぎパスでジワジワ来るタイプ
クローズからサンパウロパスで固めて抜いてくるタイプ
鬼クローズして相手を逃がさないで下から狙うタイプ
など様々です。
こういう言い方は語弊がありますが、年齢を重ねてくるとどうしても膝腰首などにダメージがでやすいです、、、
気をつけていても靭帯損傷したり半月板損傷したりと怪我してしまうことがあるのが柔術です。
また悲しいかな、歳をとるとスタミナも減ります。昔できていた動きをやろうとするとスタミナが持たない、、、腰が痛い、、、膝がグキッ、指が痛い、首が痛い、、、
など様々です。
となると必然的に若い頃の様にバンバン跳ねたりスピードで勝負することに限界もでてきます。
あるタイミングでガードにしろパスにしろ体重を活かしたプレッシャーパス系に切り替わってくる方が多い印象です。勿論怪我をしないでコンディションを維持しているのが1番ではありますが。
ガードではアダルトとマスターでは使うガードが異なる傾向があります。独断と偏見ですが
(軽量級かそうでないかでも異なりますが。)
アダルト
50/50.シングルレッグ、Kガード、ベリンボロなどの回転系、きめるときはクローズドから一気になど。
マスター世代
クローズド、ハーフ、ディープハーフ、ラッソー、フックスイープ
どちらもつかう
ラペラを用いたテクニック、スパイダー、
といった感じでしょうか。ちょっと大雑把すぎますが。
だんだん身体に負担がかかりにくく相手の動きを封じられる動きを自然とチョイスしていくのかなと感じます。
なんのガードを使っていって自分の柔術を作るのかも楽しみですよね。
強さは勿論大事ですが、あの人は強いなあ弱いなあではなく自分が柔術を通して以前の自分より成長できているかがより大事かなと思います。
強さだけを求めると色々と歪みもでます。まあそれも格闘技といえばそうですが。
それぞれの基準で柔術を楽しめるといいですね。