MCC上映会から映画が生まれる瞬間
学芸大学でぱら犬が主宰する「ゼミ=サークル」的映画上映会組織、「むさしのシネクラブMCC」から映画が生まれる可能性が出てきました。
今まで40回近くの上映をしてきましたが、いつか映画を撮りたいと常々思ってきました。
DVの発達もあり、ここ最近は安価で簡単に映画を生産可能な時代ですので、スタッフが10人ほどいれば、映画も撮れると確信していたのです。
ゴダールはロッセリーニの『イタリア旅行』を観て、「車と一組のカップルがいれば映画ができあがる」と豪語・確信したのと同様に、今はデジタルビデオカメラと映画狂さえいれば映画が撮れる時代なのです。
まだまだ可能性に留まっている状態ですが、今日にでも話し合って形にしていけたらと思います。
演技経験がないのでドキュメンタリーにするべきか、それともそれを逆手に取ったパゾリーニ=カサヴェテス的素人俳優を使ってフィクション撮ろうか、わくわくしてきました。
今まで40回近くの上映をしてきましたが、いつか映画を撮りたいと常々思ってきました。
DVの発達もあり、ここ最近は安価で簡単に映画を生産可能な時代ですので、スタッフが10人ほどいれば、映画も撮れると確信していたのです。
ゴダールはロッセリーニの『イタリア旅行』を観て、「車と一組のカップルがいれば映画ができあがる」と豪語・確信したのと同様に、今はデジタルビデオカメラと映画狂さえいれば映画が撮れる時代なのです。
まだまだ可能性に留まっている状態ですが、今日にでも話し合って形にしていけたらと思います。
演技経験がないのでドキュメンタリーにするべきか、それともそれを逆手に取ったパゾリーニ=カサヴェテス的素人俳優を使ってフィクション撮ろうか、わくわくしてきました。
【news】日比谷シャンテシネが7月8日まで休館
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
日比谷シャンテシネが7月8日まで休館
87年10月にオープンして以来、フランス映画社のBOWシリーズをはじめとする、各国のアート系作品を上映してきた東京・日比谷のシャンテシネが、改装のため休館することになった。
改装期間は6月4日から7月8日までで、今回改装するのは2重扉、吸音器設置の防音関係のほか、バリアフリー工事、客席交換、ロビーなど。改装後、7月9日からの上映作品は「モディリアーニ/真実の愛」「ダンシング・ハバナ」「アルフィー」の予定。
シャンテシネ
(eiga.com) - 6月1日18時2分更新
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
シャンテシネは、ぱら犬が結構好きな映画館なんですよ。
この前はテオ・アンゲロプロス監督の『エレニの旅』を観ましたし。
こんなクソ長い映画をかけてくれるほど、我ら映画狂を満足させてくれる映画館は他に数少ないですからね。
他には渋谷のユーロスペースくらいですか。
池袋の新文芸座も、二番館としてがんばっているようです。
Bunkamuraル・シネマも早いとこ内装を刷新して、新規の客を得てほしいです。
日比谷シャンテシネが7月8日まで休館
87年10月にオープンして以来、フランス映画社のBOWシリーズをはじめとする、各国のアート系作品を上映してきた東京・日比谷のシャンテシネが、改装のため休館することになった。
改装期間は6月4日から7月8日までで、今回改装するのは2重扉、吸音器設置の防音関係のほか、バリアフリー工事、客席交換、ロビーなど。改装後、7月9日からの上映作品は「モディリアーニ/真実の愛」「ダンシング・ハバナ」「アルフィー」の予定。
シャンテシネ
(eiga.com) - 6月1日18時2分更新
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
シャンテシネは、ぱら犬が結構好きな映画館なんですよ。
この前はテオ・アンゲロプロス監督の『エレニの旅』を観ましたし。
こんなクソ長い映画をかけてくれるほど、我ら映画狂を満足させてくれる映画館は他に数少ないですからね。
他には渋谷のユーロスペースくらいですか。
池袋の新文芸座も、二番館としてがんばっているようです。
Bunkamuraル・シネマも早いとこ内装を刷新して、新規の客を得てほしいです。
【news】ネットでレンタルビデオ ゲオが業界初
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ネットでレンタルビデオ ゲオが業界初
レンタルビデオ大手ゲオと携帯電話向け情報配信のインデックスは1日、高速インターネットを使って自宅で好きな時に好きな映画などを見られる「ビデオ・オン・デマンド(VOD)」のサービスを開始した、と発表した。ゲオの全国約30店舗とネットで会員募集を始め、8月に約600ある全店に広げる。
レンタルビデオ業界では初めて。店頭に行かなくて済む「電子レンタルビデオ」で、高速ネットが発達してVODが広がれば、既存ビデオ店が打撃を受ける可能性があった。ネット業界などの異業種が事業参入を進める中、ゲオは積極的にネット対応に踏み切った。
(共同通信) - 6月1日19時27分更新
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ゲオ、来ましたね。
AVレンタル(アダルトビデオではない)業界ではカルチュア・コンビニエンス・クラブの次点に甘んじているが、まさかゲオがこの事業に参入してくるとは思いませんでした。
しかし、光ファイバーが思ったように普及していないと事実や、通信速度の面で場所によって十分ではないという報告をみると、ほんとに映画などの大容量デジタルコンテンツがインターネットで配信されるんでしょうか。首を傾げます。
インフラ面はそれとして、ユーザーはネットレンタルで、果たして満足するのかって問題もありますね。
例えば、理論上、近い将来映画館が必要なくなる時代が来ることになってますが、ここ数年のシネコンの拡大にもみられるように、増え続けています。
あるいは、レンタル業界はまだまだ伸びるという推測もされてます。
ま、ぱら犬としては映画をよりよい環境で観れて、しかもよりよい映画が生まれてくる環境さえあれば、いいんです。
ネットでレンタルビデオ ゲオが業界初
レンタルビデオ大手ゲオと携帯電話向け情報配信のインデックスは1日、高速インターネットを使って自宅で好きな時に好きな映画などを見られる「ビデオ・オン・デマンド(VOD)」のサービスを開始した、と発表した。ゲオの全国約30店舗とネットで会員募集を始め、8月に約600ある全店に広げる。
レンタルビデオ業界では初めて。店頭に行かなくて済む「電子レンタルビデオ」で、高速ネットが発達してVODが広がれば、既存ビデオ店が打撃を受ける可能性があった。ネット業界などの異業種が事業参入を進める中、ゲオは積極的にネット対応に踏み切った。
(共同通信) - 6月1日19時27分更新
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ゲオ、来ましたね。
AVレンタル(アダルトビデオではない)業界ではカルチュア・コンビニエンス・クラブの次点に甘んじているが、まさかゲオがこの事業に参入してくるとは思いませんでした。
しかし、光ファイバーが思ったように普及していないと事実や、通信速度の面で場所によって十分ではないという報告をみると、ほんとに映画などの大容量デジタルコンテンツがインターネットで配信されるんでしょうか。首を傾げます。
インフラ面はそれとして、ユーザーはネットレンタルで、果たして満足するのかって問題もありますね。
例えば、理論上、近い将来映画館が必要なくなる時代が来ることになってますが、ここ数年のシネコンの拡大にもみられるように、増え続けています。
あるいは、レンタル業界はまだまだ伸びるという推測もされてます。
ま、ぱら犬としては映画をよりよい環境で観れて、しかもよりよい映画が生まれてくる環境さえあれば、いいんです。
アルフレッド・ヒッチコック『引き裂かれたカーテン』(米/1966年)

この映画について、例えば、西側の視点から描かれていてプロパガンダとして機能しているというならば、それはそうかもしれない。
現にニューマンとアンドリュースという西側=正義と、公安局=東側=悪という構図のもとにこの映画は物語的構成を形成しているのだから。
しかしながら、それが明らかだからこそ、もはやそのようなレンズを通して観る必然性はないわけで、むしろこの映画の面白さを東西の二分法から離れて味わう自由が得られたのだ。
一番、怖かったシーン。
π氏の農場で、ポール・ニューマンがグロメクに追求されている場面。
ニューマンはグロメクにスパイ容疑で脅されている。
二人のバスト・ショットと腰辺りをコツかれる接写とがリズムよく反復される。
それがやけに怖かった。
ヒッチコックって、やっぱり面白い。
評価 ★★★★☆ (4)
フィリップ・ガレル『愛の誕生』(仏=スイス/1993年)

懇意にしている先生が、こんな事を云っていた。
「いかにして『僕の』を、『僕らの』にするかだ」
複数形の主体はあり得るか。
ジョン・ケイルのピアノが最高だった。
評価 ★★★☆☆ (3)
レオス・カラックス『ボーイ・ミーツ・ガール』(仏/1983年)
この映画のドニ・ラヴァンって、正直すごく気持 悪い。
『ポンヌフの恋人』になると、踊ったり火吹いたりしてかっこいいんだけど。
この映画では体も気持もちっちゃくて。
ボーイ・ミーツ・ガールは原題でも同じ。
昔trfってグループがそんな曲を歌ってたような。
少年と、少女が、出会う。
昔から同じ場所にいた少年と少女が出会うのではなく、異邦人どうしの二人が出会う。
だからボーイ・ミーツ・ガール。
今の時代は、ボーイとガールがミーツする時代ではないのさ。
あー、なんかわけわかんないくなってきた(笑)
端的に言えば、この映画は二人が「出会う」ことが難しいからこそ、タイトルを「出会う」にした。
それは「出会わない」あるいは「出会えない」という「否定」を含んでいる。
センチメンタルな時代。
評価 ★★☆☆☆
『ポンヌフの恋人』になると、踊ったり火吹いたりしてかっこいいんだけど。
この映画では体も気持もちっちゃくて。
ボーイ・ミーツ・ガールは原題でも同じ。
昔trfってグループがそんな曲を歌ってたような。
少年と、少女が、出会う。
昔から同じ場所にいた少年と少女が出会うのではなく、異邦人どうしの二人が出会う。
だからボーイ・ミーツ・ガール。
今の時代は、ボーイとガールがミーツする時代ではないのさ。
あー、なんかわけわかんないくなってきた(笑)
端的に言えば、この映画は二人が「出会う」ことが難しいからこそ、タイトルを「出会う」にした。
それは「出会わない」あるいは「出会えない」という「否定」を含んでいる。
センチメンタルな時代。
評価 ★★☆☆☆
ジョン・カサヴェテス『アメリカの影』(米/1959年)
ここから、いろんな映画が始まったんだなぁ、と思う。
黒人の血を引くヒュー、レリア、ベンの三人の兄妹。
ジャズ、煙草、セックス、摩天楼、マンハッタン。
それらが同じ「場」にとどまるだけで、こんな映画ができる。
シナリオは必要ないだろう。
評価 ★★★☆☆ (3)
黒人の血を引くヒュー、レリア、ベンの三人の兄妹。
ジャズ、煙草、セックス、摩天楼、マンハッタン。
それらが同じ「場」にとどまるだけで、こんな映画ができる。
シナリオは必要ないだろう。
評価 ★★★☆☆ (3)
ジョン・カサヴェテス『ピーター・フォークの ビッグ・トラブル』(米/1986年)
ピーター・フォークと言えば、『刑事コロンボ』シリーズ。
ぱら犬の幼少は、思えば、コロンボとポワロと時代劇だったなぁ。
当時の少年達と観ているものが違う、とつくづく思う。

といってもこの映画はカサヴェテスの映画。
カサヴェテス作品に出てくる俳優って、真の意味で「俳優」になる。
あまり演出が介入せずに、俳優がそのまま「演じている」。
ピーター・フォークの今回の役柄は、多分、彼そのままだろう。
あの物語の成り行きも、ピーター・フォークとアラン・アーキンらが勝手に作り上げていった、そんな感じ。
評価 ★★★☆☆ (3)
ぱら犬の幼少は、思えば、コロンボとポワロと時代劇だったなぁ。
当時の少年達と観ているものが違う、とつくづく思う。

といってもこの映画はカサヴェテスの映画。
カサヴェテス作品に出てくる俳優って、真の意味で「俳優」になる。
あまり演出が介入せずに、俳優がそのまま「演じている」。
ピーター・フォークの今回の役柄は、多分、彼そのままだろう。
あの物語の成り行きも、ピーター・フォークとアラン・アーキンらが勝手に作り上げていった、そんな感じ。
評価 ★★★☆☆ (3)
キム・ギドク『サマリア』
@恵比寿ガーデンシネマ
就活の合間に『サマリア』を観てきました。
監督は韓国のキム・ギドク。
『春夏秋冬、そして春』や『悪い男』で日本に知られています。

物語のあらすじは公式サイト(http://www.samaria.jp/)に載っているからそちらをどうぞ、あらすじを書くのが苦手なので。
援助交際という不道徳な行為に手を染める二人。
それでいて、十代に相応しい純真な心を持つ二人。
刑事の父をたった一人の肉親として持ち、社会的な常識を備えたユジンは、チェヨンとのヨーロッパ旅行を夢みて、不潔だと知りながら我慢してチェヨンの援助交際を助けている。
インドの娼婦「バスミルダ」に自分を同一化して援助交際を続けるチェヨンは笑顔を絶やさない女子高生。
この二人は、実は二人で一人であり、一人であったはず二人を引き離すことによって、普通の女の子の二面性を十分に描いているのだ。
だからこそ、チェヨンは「ユジンなしには何もできなかった」のである。
そして、チェヨンの死によって、この映画は、道徳と不道徳、ユジンとチェヨンという二面性を超克するのである。
パゾリーニは『奇跡の丘』で、スキャンダラスな人物として、道徳の破壊と創造の担い手としてキリストを描いた。
しかし、ギドクは二人で一人の女子高生と、ユジンの父とによって、それは役割を分割されている。
ユジンはチェヨンの喪失とともに同一化し、父はそんなユジンとチェヨンの罪を受け入れることによって、この映画の最後、ゴルゴダの丘に進んで吊るされにいくのである。
本当にすごい映画です。
ギドクはパリで貧しい生活をしながら絵を描いていたようで、彼のすべての映画にその技術がみられます。
どの映像をとっても素晴らしい。
キリスト教についてもっとよく知っていればこの映画をより理解しやすいのでは。
少し難しい映画です。
評価 ★★★★★ (5)
就活の合間に『サマリア』を観てきました。
監督は韓国のキム・ギドク。
『春夏秋冬、そして春』や『悪い男』で日本に知られています。

物語のあらすじは公式サイト(http://www.samaria.jp/)に載っているからそちらをどうぞ、あらすじを書くのが苦手なので。
援助交際という不道徳な行為に手を染める二人。
それでいて、十代に相応しい純真な心を持つ二人。
刑事の父をたった一人の肉親として持ち、社会的な常識を備えたユジンは、チェヨンとのヨーロッパ旅行を夢みて、不潔だと知りながら我慢してチェヨンの援助交際を助けている。
インドの娼婦「バスミルダ」に自分を同一化して援助交際を続けるチェヨンは笑顔を絶やさない女子高生。
この二人は、実は二人で一人であり、一人であったはず二人を引き離すことによって、普通の女の子の二面性を十分に描いているのだ。
だからこそ、チェヨンは「ユジンなしには何もできなかった」のである。
そして、チェヨンの死によって、この映画は、道徳と不道徳、ユジンとチェヨンという二面性を超克するのである。
パゾリーニは『奇跡の丘』で、スキャンダラスな人物として、道徳の破壊と創造の担い手としてキリストを描いた。
しかし、ギドクは二人で一人の女子高生と、ユジンの父とによって、それは役割を分割されている。
ユジンはチェヨンの喪失とともに同一化し、父はそんなユジンとチェヨンの罪を受け入れることによって、この映画の最後、ゴルゴダの丘に進んで吊るされにいくのである。
本当にすごい映画です。
ギドクはパリで貧しい生活をしながら絵を描いていたようで、彼のすべての映画にその技術がみられます。
どの映像をとっても素晴らしい。
キリスト教についてもっとよく知っていればこの映画をより理解しやすいのでは。
少し難しい映画です。
評価 ★★★★★ (5)
ジョン・フォード『リバティ・バランスを撃った男』(米/1962年)DVD
「リバティ・バランスを撃った男 The Man who shot Liberty Balance」とは誰なのか。
原題からも邦題からも、このような問が導き出されるだろう。
ジョン・フォードによってタイトルへと組み込まれた、この含みは、最後まで明らかにされない。
それはウェルズの『市民ケーン』が「ばらのつぼみ」という遺言を残して世を去り、それが何を意味するのか、ラスト・シーンまで知られないのとは類似しているようでしていない。
この映画ではリバティ・バランスを撃った男という形容は、ほとんど最後まで、ジェームズ・ステュワート扮するランスに付されているものであるが、それがあっけなく裏切られるのだ。
ジョン・ウェインのトム・ファニングこそが「リバティ・バランスを撃った男」だった。
評価 ★★★★☆ (4)
原題からも邦題からも、このような問が導き出されるだろう。
ジョン・フォードによってタイトルへと組み込まれた、この含みは、最後まで明らかにされない。
それはウェルズの『市民ケーン』が「ばらのつぼみ」という遺言を残して世を去り、それが何を意味するのか、ラスト・シーンまで知られないのとは類似しているようでしていない。
この映画ではリバティ・バランスを撃った男という形容は、ほとんど最後まで、ジェームズ・ステュワート扮するランスに付されているものであるが、それがあっけなく裏切られるのだ。
ジョン・ウェインのトム・ファニングこそが「リバティ・バランスを撃った男」だった。
評価 ★★★★☆ (4)