遅かれ早かれ、エンジンへ手を入れることは考えていました。



楽園的競走集団のミニバイクBlog


今回選択したのは、Shift-Up社のスパルタンKitです。DE耐が照準となっている以上、上限100ccという総排気量は変更できません。

(単気筒しか認められていないから「総」は余計かな)


一見して、バルブ径は大きいし、バルブステムは細いし、吸排気のポート径は広げられているし、ピストントップはモッコリだし…ノーマルよりは良く走りそうな感じはしています。ポートを除けば、無理やりにバルブガイドが短くされていないので、ある程度の耐久性も確保できていると思っています。


とはいえ、ノーマルを街乗りするくらいの耐久性は期待できないでしょうし、レースで使うのならこまめなメンテナンスや部品交換は当たり前と覚悟しないといけないでしょう。


取説を読めば、レブリミットは12000rpmとのことでした。カートコースで乗る時のファイナルであれば、今まででもそれくらいは回せていましたので、ロング気味のファイナルで頭打ちを抑えるか、そのまま加速力を向上させるか、色々試してみる楽しみができました。


当面の目標はTRMのストレートで、スリップストリームから振り切られない加速力を確保することですね。


実際の組み込みは、もう少し段取りを整えてからということで。

ハッキリ言って速くないマシンであった…


DE耐のレギュレーションで許される口径22φまでのキャブレター、マフラーは変更したものの基本的にノーマルなエンジンではストレートで地団太を踏む展開を嫌というほど経験してきました。


なので、11年シーズンでは、社外品のシリンダーヘッドを導入するべく準備をしています。幸いにもボーナスを支給してくれる会社に勤めていますので、それを原資に12/10以降購入の運びであります。


今付いている部品を列挙してみると…


キャブレター:ミクニTM-MJN22、5月のDE耐の後に10.5年仕様として導入。速く感じないけど、タイムは出るという不思議なキャブ。それまで使っていたミクニVMR22と同等の燃費で、同等以上の速さなので新しいシリンダーヘッドとの組み合わせが楽しみ。


マフラー:BRD TYPE-216、開け始めのツキが良くて、高回転ではガンガン(ガスを)抜いてくれるもの。ただ、燃焼室がノーマルだと旨みを引き出せていない気もする。キャブレターと同じく、今後の組み合わせが楽しみ。しかしながら、生産終了で補修パーツも然りなので壊せないのが心配です。


リアサスペンション:ベリアルMSP、黄色いスプリングの北欧生まれのもののほぼ半額で、お得な感じの品物。テフロンのシートでスプリングを挟んであり、ストロークする時のスプリングの捻じれ抵抗が少なく作動の滑らかさは良い。おかげでタイヤのライフが飛躍的に向上した。


NS50タンク:ダイレクトドットコムのステーを介している。現在、死にガス対策としてコックの増設作業を依頼中。太ももの内側でタンクを押しやすい形状なので、コーナーリングでの安心感が良い。もう少し高さがあれば、二の腕でも押せますが、あくまでミニバイクなのでこんなものかと…


シートカウル:スズカワークス製、若干座面が尻上がりなのが気になっていたので、シートベースを大手術して装着。かなり切った貼ったしたので、強度面が心配ですが…


外見で目立つのはこんな感じです。社外品のシリンダーヘッドだと速くなるのはある程度予想できますので、それに見合ったルックスも得るには、フルカウルの装着が必要な気がします。まあ、まずは新しいシリンダーヘッドを組み込み、その後のアップデートは追々考えることとします。


練習に行ったりレースに出たり、コースで周りのマシンを見てみると、住友さんのタイヤを使っている人をほとんど見かけません。

(ボクらも石橋さんのタイヤを使っていますし)


強いて言うなら、NSF100の新車を卸す人が、そのまま装着されているタイヤを使っているくらいか…


昔々、ボクがジムカーナをやっていた頃は、住友さんのD207GPなんかすごく感触が良くて愛用していたものですが、石橋さんがmoto-GPで勝ち星を重ねていくうちに様々なカテゴリでのシェアをどんどん伸ばしているように思います。


で、当然住友さんは黙って指を抱えているようなことをせずに、TT93GPという12インチのタイヤをリリースしてきました。モトちゃんぷ等で情報は知っていましたが、ここ数日の間に店頭へ並ぶようになってきましたね。


一方、国際格式のレーシングコースでは、12インチの場合は主催者が指定するタイヤを使わないといけません。石橋さんでいえばRacing mini S01/02であり、住友さんではKR336でしたが、先日KR337という新製品がリリースされました。


KR337も埼玉県内の量販店の店頭で見かけました。住友さんの指定タイヤは、購入するときに「用途証明」が不要なので買いやすいのが利点だと思っています。石橋さんのも以前はレース参加受理書を求められていましたが、最近は緩和されエントリー用紙でOKとなりました。それでも、煩わしさは残っています。


買いやすさだけで選択するのはおかしいですし、求める性能のためなら手間を惜しまないのが正しい姿でしょう。といいつつ、タイヤの前後セットはなかなかいいお値段になりますから、とにかくKR337やTT93GPを使っての印象を知りたいものです。


チームのライダー間で、使うのか使わないのかの議論も必要ですね。少なくとも、今使っている石橋さんのタイヤには不満がないので、敢えて変更する理由がないのも正直なところですが。