新刊紹介『かなしき愛』 | こちらパレードブックス

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恋愛小説ここに極まれり――
淡くない、甘くない、重い重い初恋。

松下紀夫の処女作『かなしき愛』発売!

 

かなしき愛

かなしき愛』著:松下紀夫

 

***あらすじ*****************

 

中学二年の春。

紀夫は美しい純子と出会い、生涯一度だけの運命の愛を直感した。

学生時代の九年半、一筋に想い続け、苦悩したあげく結婚を申し込んだが、

かなわずに自殺を未遂した。

 

社会に出て、成り行きで生活を共にした銅子は精神を病んでいた。

錯乱から優しく守るさだめと覚悟をもって生活していたが、

すれ違う愛の誤解からやむなき別れとなった。

 

波乱を含んだ二つのかなしき愛。そこにただようもののあわれ。

人の世の無常をつくづく思い、ある日の夜、紀夫は一人で慟哭するのであった。

 

************************

 

生真面目で世間知らずな紀夫が、ただただ心から真剣に、苦しみながら愛に取り組んで

得たものは、人の善であり、純心の尊さであり、もののあわれを感受した結果の、

心に触れる癒しであり、幸せだった。それは青年時代の特権でもある。

 

愛することで失うものは何もない。恋愛に関心がない人も、自分の愛に躊躇している人も、

まずは一歩前に進まなければ何も得られない――。

本書は、真摯な愛を貫いた先にあるものを描いた、究極の恋愛小説である。

 

かなしき愛』は、全国書店で本日発売です!

 

【東京・下牧】

 

 

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