メキシコを訪れた。
11月17日から22日。
メキシコを訪問した目的はDELEというスペイン語の検定を受けるためであった。英語で言うTOEICやTOEFLのようなものである。翌日にはテストを終わらせ、残りは観光を楽しんだ。
メキシコはプロレスでも有名である。日本のプロレスラーも武者修行でよくメキシコを訪れることは知られているだろう。特にプロレスに興味はなかったが、「メキシコに行ったらプロレスを見るべき」という友人の言葉を信じて行ってみた。そしてこれが面白い。メキシコのプロレス(他国のプロレスがどういうものかは知らないが)、悪者と良者がはっきりしている。悪者が登場するとブーイングが起こり、良者が登場すると喝采となる。最初は悪者が良者を滅多打ちにするが、最後には良者が必殺技を決めて勝利を手にする。日本の何とかレンジャーと同じパターンだ。そしてなんと言っても観客が場を盛り上げる。「あなたたちは何回見に来ているの?」と聞きたくなるくらい洗練されている。そしてリング場外でプロレスラーが技を決めることがある。リング内からリング外にいる敵に向かって飛び掛る技だ。この技はほぼ100%、1列目と2列目に座っている客にも被害が及ぶ。その技をよけるタイミングも観客は熟知している。私は4列目に座っていたが、それは正解だ。1列目だったら確実に技を食らうだろう。
そして世界文化遺産にも登録されているテオティワカン遺跡も訪れた。紀元前2世紀から紀元後6世紀にこの地に住んでいたテオティワカン人が建設した巨大なピラミッドや壁画を見ることができる。この地域には20万人が居住していたと言われ、その年代を考えると世界最大規模の都市国家だったと考えられているようだ。そしてそのピラミッドにも登ったが、でかかった。
↑人間の大きさに注目してください。
そして2000年前に描かれた壁画も。もちろん、一部修復されていると遺跡の人は話していたが、2000年前の人々が描いた絵がそのまま現代まで残っていること、その歴史を感じると感慨深くもなる。
さらに世界文化遺産に登録された街、プエブラを訪れた。世界遺産だけあって、やはりよい。どうよいかは言葉で言い表せないので、写真を参照。下の写真はプエブラの歴史地区と、サントドミンゴ教会。
そして以下に、メキシコシティ内の様々な場所の写真を!!!メキシコシティは周辺の都市圏を含むと人口2000万人(東京大都市圏は3600万人程)を誇る世界有数の大都市。その大都市の中にも歴史的な建造物が多く見られる。
ぜひもう一度訪れてみたい場所である。