いつの間にか季節は巡り
今年ばかりは
居残ることなく終えそうな夏
9月というのは
好きではないと
いや
嫌いだったなあと
今更ながら振り返る
夏休みが終わり
2学期が始まり
夏の終わりと共に
彼女たちの心も離れ
始めての彼女に
フラれたのもまた
9月だったなあ なんて
半世紀もが過ぎたというのに
あの日の
あの彼女の言葉と姿とが
今もまだ
残っているから仕方ない
ラジオからは
竹内まりやさんの
Septemberが流れ
無理矢理 その歌詞へと
重ね合わせては
ひとり黄昏れてもみる
もう何も届かないのに
もう何も変わらないのに
男は
女のように
上書きは出来ず
朽ちて行く
メモリースティックに
刻まれたままなのだろう
さて
今年も
富士山が閉山となり
季節の終わりを告げるかのように
それでも
アルプスや
近くの低山たちは
これから
見頃を迎えようとしている
不思議かな
その境目は
3000mくらいにあって
2000m級の山々は
樹林帯の中で
その美しさを
待ち侘びている
さて
今シーズンは
体調不良と
悪天候と
熊の出没により
抑えられたままの山
それでも
なんとかしたいと
まずは熊避けのスプレーを
準備した
しかし
先日の無理なストレッチにより
せっかくのリハビリも
またフリダシへと戻り
どうやら
北アルプスの紅葉には
間に合いそうもない
すれば
せめて
尾瀬か
戸隠あたりを
ぶらりしたいと
今一度
老い始めた身体と
相談せねばならず
その後に控える
孫娘とのスキーにも
なんとか
意地でも間に合わせたいと
ジタバタし始めてみた
さあ
いよいよ夏が終わり
短い秋が
目の前にある
冬が来る前に
何が出来るのか
何をするべきか
ご同輩
もう少し
ジタバタしてみよう


