年に1度も
24回ともなり
振り返ることばかりの今日

今年は都合で

数日 遅れたけれど

雨予報にも間に合い

わずかに涼しい日となった


改めて墓誌をと見れば
36だったかと
また心が熱くなる

元気ならば
還暦かと
今更ながらあの日を思い出す




今年もまた
モンスターをと備えたのは
酒を呑まなかったからではなく

まさに
モンスターのような男だったからで
今まだ
あいつより上手いバイク乗りを
知らない

僕より5つも若いが
その道 頼れる男だった

でも
でも
でも
あの夏
茂木でのバイクの耐久レース

あいつだけ
帰って来なかった

油断したのか
トラブルか

しかし
その前の年
街で事故を起こし
長い入院とリハビリとがあった

あの時
見舞いに行きながら
そろそろ潮時ではないかと
言葉にすれば良かったけれど

僕のそんな言葉を
聞くはずはなかっただろう

最後に跨いでいたのもまた
ドカティのモンスターで
誰が持参したか知らないが
その模型が
今も墓前に備えてある

あの日
都合で同行出来なかったけれど
もしも
僕も同行していたら
もしかして
わずかでもその後は変わっていたかも? 
なんて思ってみるが
分からない

あの日もまた
暑かったけれど
今はもっと暑いぞと
ちょいと
言葉にすれば

塔婆がカタッ! と
揺れた気がした

また
次の世でも
友達でいよう