われなんじの行為を知る
なんじは冷やかにもあらず
熱きにもあらず
われはむしろなんじが
冷かならんか熱からんかを願う
世の中が
どこかで道を間違えて
違う歴史に
迷い込んでしまったようだ
そんなことを感じるのは
昨今
見掛ける玉響たちの影響で
彼らは
ここに重なった
違う次元にいるらしいということ
そこは
どこかで枝分かれした
別の歴史かもで
すでに肉体を必要とせず
悩みも痛みをも感じることなく
思うがまま
遥か遠くの世界まで
光の速さを軽く越して
動き回れるかのような
そしたらいっそ
この肉体を捨てたならば
僕もまた
そんな世界で
悩むことなく過ごせるのではと
思い始めた
玉響たちは
一瞬も離れることなく
目の前を飛び回る
それが
見えるようになってしまったから
そろそろかとも思う
ならばいっそ
こちら側の世界は
1度滅んでしまえ! とすら
心をよぎる
そしたら
道を間違えた場面に
すべてが戻り
そこから
枝分かれした別の今に
なるのでは? なんて…
嫌なことや
体調不良でもあらば
心はすぐに落ちる
そんな時
ふと心をよぎれば…
何者かが隙間にそっと忍び込む
やっちまえよ! って
耳元で囁く
そう
もしかすると
自害した
芥川たちは
そんな場所を
知ってしまったのかも
しれないけれど…
さて
僕の
この世でも持ち時間は
いかに…


