実家の街では
お盆の8月13日の朝
提灯を持参し
墓所へと出掛け

お迎えに上がりましたと
手を合わせ
その中の蝋燭に火を灯し

その火を
実家の仏陀へとお連れする

それはきっと
その火に多くの先祖たちを
乗せての
わずかなそんな心からなのだろう

そして
15日の夕方には
仏陀でその提灯へと火を灯し
墓所までお連れし

その火から
線香を灯し
ありがとうございましたと
手を合わせる

そんな古くからの
毎年の習慣も
昨年 親たちから引き継ぎ
僕の役目となり

本家の長男
この時期には
出掛けることなく
先祖たちへの感謝を
添えねばならない

実家の仏陀には
板状に収められた位牌が
200をも越えて備えてある

すれば
それだけの方々が
墓所に納まっているはずで

その全員をもってして
今があることを感謝し
次へと繋げねばならない




昨今
後継ぎがいない家庭が増えて
墓仕舞いなることを
良く耳にする

一昨日のお迎えの日
数軒隣りにあったはずの
友達の家の墓所が
無くなっており

ああ とため息を吐き
息を呑んだ

そう
しばし休んでいたこのブログを
10年前 

再開したきっかけとなった
あいつの家の墓所だ


あいつ


仕方なくも
時間は過ぎて
そんな時が来たのかと
多くを思いながら…