青虫くんたちの命を優先したら
ブロッコリーはひとつも出来ず

毎日毎日
青虫くんたちを
そこではないよと
スーパーのキャベツへと
50匹づつ引っ越しをさせて来た



ここから巣立ったであろう
モンシロチョウたちは
ありがとうとばかり
ここへと舞い戻り
毎日 卵を産み付ける

すれば
その成長は早く
ひと晩でブロッコリーの葉を1枚
食べ切ってしまう



しかも
新芽の辺りが柔らかく美味しらしく
そこへと群がるもんだから
もうブロッコリーは
発育を止められて
その季節も終盤にもなった

ならば結構
ブロッコリーはすべて
キミたちに差し上げよう! と

今回は
青虫くんたちの成長を見ようと
決めた



そう
無農薬であってこそ
我が家で作る価値がある

それを防ぐが為には
そこそこのネットで
ガードせねばならず

ましてや
農薬を掛けるくらいならば
スーパーで買えば良い

捕獲した青虫くんたちは
スーパーのキャベツを食べて
サナギとなり
チョウチョへ姿を変え
飛び立って行く

それでも
すべてがチョウチョへとなれず
途中でその命を終えるものもある

それでは
救い出したつもりが
逆にもなり
違うのではないか? と
思うようになった

そうだ
せっかく辿り着いたその命
まっとうさせてあげたい

ならば
我が家のブロッコリーよりも
そちらかと思う

命とは
そういうことのようだ


その横で
虫たちの影響を受けず
育ってきたトマトたち

それが
いよいよ色付いて来て
楽しみが増えた

ありがとう





特に

ぱふ を失ってから

命について

深く思うようになった


どんなに小さな命でも

僕たちと変わらない

ひとつの命だと


ならば

その持ち時間

まっとうさせてあげたくもなる…





年を越した

黒姫の

ニックさんのマザーツリーの子供たちは

下界の暑さえ

そのひとつが枯れてしまったけれど…