先日
引越しして頂いた青虫くんたちは
その後
2日ほどで
ほとんどがサナギとなり
チョウチョへの準備を始めている
結果
昨日の台風から逃れたこととなり
僕の引越し屋さんは
救出屋の役目も果たしたようだ
すれば
これから10日も待てば
皆 チョウチョの姿となり
空へと舞い上がるのだろう
そしたら
ここから離れ親となり
また違う場所で卵を産み付け
その命を繋ぐのだろう
その時は
捕まるなよ
長生きせーよ と
送り出してあげたい
これからも
我が家の庭のブロッコリーには
多くのチョウチョが舞い込み
卵を産み付けるのだろう
そして
その多くがまた青虫くんとなり
葉を食べ出すのだろう
そしたら僕はまた
スーパーのキャベツの中の方から
安全なそれを取り出し
彼らにこれでと
引越し屋さんを続けるのだろう
それはまた
すぐにサナギに変わり
もしかすると
次の台風から逃れ
無事 チョウチョになり
舞い上がるのだろう
そんなわずかな命の育みを
目の前にして
僕はまた
自己満足な中で
微笑むのだろう
それはもしや
害虫かもしれない
でも
それは僕ら人間にとっての
いや
野菜を育てる者にとっての
害虫であって
ゆらり舞う姿は
見事に美しく
また
葉をむしゃぶり食べる青虫たちの姿も
愛おしい
ここまで辿り着いた
小さな命
それらはやはり
奇跡と思い
ほんのわずかな
この世の持ち時間ならば
大切にしてあげたくもなる
たとえそれが害虫であっても
その命を奪いたくはない
特に
ぱふを失ってから
命の重さを痛感し
どんなに小さな命でも
そこへと辿り着いた奇跡
まっとうさせてあげたいと
思うようになった
蟻を踏まないように歩く昨今…

