動かないものに
興味を持ち始めると
そろそろ齢だよ なんて
いつか
先輩が笑っていたけれど…
愛犬を失い
それは更に増して
花を
野菜をと
育てることが増えた
それは
苗木からではなく
出来るだけ種からと思うのは
なぜだろう?
それは多分
始めから育てたいと思う
親心のような
そんなことなのかもしれない
10年前に
植え替えの肥料で失敗し
すべてを失った古代ハスも
実家に分けた
レンコンからではなく
これもまた種からでと
再開して4年
今年はなんとか
咲いてくれると良いのだけれど
そう
花を急ぐのならば
そこそこ出来たレンコンを植えれば
すぐに花は観れるのに
そうじゃあないんだよな と
微笑んで
また始めからの道をと
楽しんでみる
今年もまた
その古代ハスの植え替えを終え
昨年の土が余り
ではと
そこへ 何かの種でもと
先週 撒いてみたのは
ブロッコリーと
ミニトマト
それから
花壇へは 今年もまた
ひまわりを
更には
先週のアースデイ東京で
今年も預かって来た
稲の種も
ニックさんの
マザーツリーの子供たちも
すべての葉を落として冬を越し
今また 葉を付け始めた
ハーブたちも
その勢いを増した
さて
季節は巡り
春から夏へと向かう
時間は
刻々と流れて行く
あと何度? と思う前に
冬を越した
老いたメダカたちが
わずかづつ
その持ち時間を終え始めた
せっかく
冬を越したのに
やっと
暖かくなったのに
そのひとつひとつを
丁寧にすくい上げ
次は花になってその姿を見せてくれ
そしてまた
次の世でも会おう
ありがとう と声を掛け
花壇に埋葬する
すればきっと
言葉は伝わり
花は綺麗に咲き
次の世でも
再会出来るのだろう
命は必ず
巡ってくれると
いつの頃からか
信じるようになった
オーブたちは
僕を取り囲むように
常に浮遊している
そんなことかな…








